冬に大活躍するこたつですが、季節が暖かくなるにつれて出番も少なくなります。その際、使わなくなったこたつ布団を洗濯機で洗おうと思うかもしれませんが、洗濯機で洗って問題ないのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、こたつ布団を洗濯する際にチェックすべきポイントや、洗濯方法、管理方法などを紹介します。こたつ布団をどう洗えば良いのか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
こたつ布団を洗濯する前にチェックすべきポイント
こたつ布団を洗濯する際の、チェックすべきポイントは大きく分けて3つあります。
チェックポイント①洗濯表示
1つ目のポイントは、洗濯表示です。洗濯表示はTシャツやズボン、スカートなど、さまざまな衣類に付いており、こたつ布団にもきちんと付いています。
洗濯表示を見れば、どのように洗濯すれば形や見た目を悪化させずに洗えるのかが把握できます。そのため、こたつ布団の洗濯で失敗しないためにも、必ず洗濯表示をチェックした上でその内容に沿った方法で洗いましょう。
洗濯表示の中でも特にチェックしておくべきポイントが、洗濯処理記号です。もし「数字」が書かれていれば洗濯機で洗濯でき、「手」が書かれている場合は手洗いが可能です。ただし、「✕」が書かれている場合には洗濯できません。
その場合は、クリーニング店に相談してみましょう。自分で洗濯が出来なくてもクリーニング店では対応できるかもしれません。
チェックポイント②洗濯機の大きさ
2つ目のポイントは、洗濯機の大きさです。一般的に洗濯機の洗濯機能を十分に発揮できる量というのは、洗濯槽の60〜70%とされています。もしこたつ布団を入れて洗濯槽の60〜70%以内に収まらない場合は、無理に洗わないことをおすすめします。
収まっていないまま洗ってしまうと、洗濯機が故障してしまう恐れもあるため注意が必要です。
チェックポイント③干すタイミング
3つ目のポイントは、干すタイミングです。こたつ布団は分厚く大きいので、どんな日でも干せば乾くものではありません。もし曇りの日に干してしまえば、思うように乾かないでしょう。
効率よくこたつ布団を乾かすためにも、カラッと晴れた日に洗濯するのがおすすめです。
こたつ布団を自宅で洗濯する方法
こたつ布団を自宅で洗濯には、洗濯機で洗う方法と足踏みで洗う方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
洗濯機でこたつ布団を洗濯する方法
こたつ布団を自宅で洗濯するのであれば、以下の手順に従って行いましょう。
①まずは汚れがないかチェック
いきなり洗濯機の中に入れるのではなく、まずはホコリや食べかすといった汚れがないかチェックすることから始めましょう。「洗濯機に入れるのだからそのままでも良いのでは?」と思うかもしれませんが、水分が加わることで取れにくくなります。
また、シミの有無もチェックしておくべきところです。シミがあった場合には、エリ袖用の部分洗い洗剤や、おしゃれ着用の洗剤をそのままシミの部分に垂らし、軽く叩いておきましょう。
②洗濯ネットに入れる
汚れを取り除いたら、こたつ布団を大型の洗濯ネットに入れましょう。こたつ布団のように大きなものは、洗濯槽から飛び出てしまい、洗濯機自体を痛めてしまう恐れがあります。
洗濯機の故障を防ぐためにも、洗濯ネットに入れておくことが重要となります。
③おしゃれ着用洗剤で洗う
こたつ布団を洗う際は、一般的な洗剤ではなくおしゃれ着用洗剤を使いましょう。おしゃれ着用洗剤は洗濯物へのダメージが少ないことから、こたつ布団がヨレてしまうことを防げます。
もしおしゃれ着用洗剤が無い場合は、一般的な洗剤でも問題ありませんが、色あせの原因につながりやすい蛍光剤配合の洗剤を使わないようにしましょう。
足踏みでこたつ布団を洗濯する方法
こたつ布団の洗い方としては、洗濯機で洗う以外に足踏みで洗う方法もあります。まず浴槽にぬるま湯を溜めて洗剤を入れましょう。その後、あらかじめ畳んでおいたこたつ布団を入れ、思いっきり足踏みします。
もし、しっかりとこたつ布団を洗いたいのであれば、一度ぬるま湯を取り換えて再度行いましょう。
すすぐ際は、きれいなお湯に取り替えて足踏みします。中途半端に洗剤が残っていると嫌な臭いの原因につながってしまうため、しっかりとすすぎましょう。
また、柔軟剤を入れたい場合は最後のすすぎの水に入れることをおすすめします。
こたつ布団の保管方法
ここまでで、こたつ布団の洗濯方法は確認してきたので、次にこたつ布団の保管方法を見ていきます。保管方法は主に3つあるため、家の広さや収納場所に合わせて考えてみましょう。
布団用のケースに入れる
1つ目は布団用のケースに入れて保管する方法です。こたつ布団専用のケースは少ないかもしれませんが、布団用のケースで十分代用できます。
ただ、様々なサイズのケースがあるため、自分が持っているこたつ布団のサイズに合うかをチェックしてからケースを選びましょう。
圧縮袋に入れる
2つ目は圧縮袋に入れて保管することです。こたつ布団を圧縮することで薄く小さくできるので、保管する場所が狭いお家でも収納できるようになります。
圧縮袋に関しては、掃除機を用いて圧縮するタイプや、チャックを使って圧縮するタイプなどがあるため、自分に適したものを選びましょう。
保管サービスを利用する
3つ目は、外部の保管サービスを利用する方法です。自宅に保管できるスペースが無い場合におすすめで、外部の保管サービスを利用することで狭い家でもこたつ布団を保管できるようになります。ただし、保管するためには費用がかかるため、コスト面に注意しましょう。
自宅で洗濯できないときの対処法
こたつ布団の洗濯表示や洗濯機の大きさなどによっては、自宅で洗濯ができない場合もあるでしょう。そのような場合は、以下の方法を実践してみてください。
コインランドリーを利用
コインランドリーの場合、一般的な洗濯機よりも大きな洗濯機が置かれているため、こたつ布団を洗いたいときにおすすめです。その上、乾燥もできるので、雨の日に洗濯することもできます。
ただし、コインランドリーによって洗濯機や乾燥機の大きさが異なるため、その点に注意して利用するようにしましょう。
コインランドリーでこたつ布団を洗う場合、洗濯のみであれば30分で1,000円程かかります。一方で、乾燥だけの場合は60分で800円程です。また、洗濯機によっては洗濯から乾燥までまとめてしてくれる機能を備えたものもあり、1,800円ほどかかります。
ただし、まとめてしてくれる洗濯機は乾燥時間が短い場合があるため、きちんと乾かない可能性もあります。その場合は、追加で乾燥時間を延ばしましょう。
クリーニングに出す
こたつ布団の洗濯でコインランドリーを利用することは、近くにコインランドリーがあれば手軽で便利かもしれませんが、そうではない場合もあります。大きく重量のあるこたつ布団をコインランドリーまで持って行き、乾燥が終わるまで待機して持ち帰るのは、手間も時間もかかります。
そこで便利なのが、宅配クリーニングに出す方法です。クリーニングと聞くと、スーツといったフォーマルな衣類を出すイメージがあるかもしれませんが、こたつ布団にも対応しています。
利用方法は簡単で、サイトで注文すると自宅に集荷キットが届きます。集荷きっとにこたつ布団を梱包し、集荷依頼をして布団を送ると、クリーニングしてもらえます。クリーニングが完了すると仕上がり品を届けてくれるという流れです。手間も時間もかからず、気軽に利用ができます。
こたつ布団の洗濯ならリナビスへ
今回は、こたつ布団を洗濯する際にチェックすべきポイントや、洗濯方法などを紹介しました。こたつ布団も自宅やコインランドリーで洗濯できますが、クリーニングに出してプロに任せる方法もおすすめです。
「リナビス」では、家庭ではなかなか洗濯が難しいこたつ布団の丸洗いができるコースがあります。その上、最大12ヶ月無料で保管してくれるサービスもあることから、自宅にこたつ布団を収納するスペースが無い方にもおすすめです。
こたつ布団を洗濯しようと考えている方は、ぜひリナビスでの宅配クリーニングもご検討ください。
【公式】布団クリーニング|おせっかいな宅配クリーニングはリナビス
https://rinavis.com/c/course/futon1
リナビスの布団丸ごと水洗いクリーニング
また、リナビスでは「布団丸ごと水洗いクリーニング」を行っています。
場所は兵庫県西脇市、ホタルが生息する地域の美しい水をたっぷりと使用。40℃以上の温水で、布団の表面だけでなく中わたの汚れまでしっかり丁寧に丸ごと水洗いクリーニングを行っています。もちろん宅配クリーニングのサービスと併用可能なので、重い布団を自分で運ぶ手間も省けます。
「布団丸ごと水洗いクリーニング」に関する詳しい情報は下記をご覧ください。
【公式】リナビスの布団クリーニング
https://rinavis.com/s/futon.html