宅配クリーニングのリナビスブログ

クリーニング

ルイヴィトンバッグなど、ヌメ革ブランドバッグをクリーニングするには?

良い状態を保ちながらブランドバッグを使い続けるには、定期的なクリーニングが欠かせません。自分へのご褒美として買ったり親から譲り受けたりしたブランドバッグであればなおさら、クリーニングを怠ることは避けたいところです。

 

しかし実際のところ、ルイヴィトン(Louis Vuitton)などのブランドバッグの正しいクリーニング方法がわからず、自分でクリーニングをした結果、材質を傷めてしまったり、革の色がくすんでしまったりと、大失敗してしまうケースがあります。

 

もちろん、専門知識を身に付ければブランドバッグの素材に合わせたセルフクリーニングも可能です。ただ、仕上がりを重視し、失敗を避けるのであれば、プロに頼むのが得策と言えるでしょう。

 

1 ブランドバッグのクリーニング方法は?

 

ブランドバッグの場合、ブランド側がクリーニングサービスを公式に提供しているケースは少ないため、クリーニングの際には「セルフクリーニング」と「クリーニング業者に頼む」という選択肢から方法を選ぶことになります。

 

セルフクリーニングは手軽に行えることがメリットです。市販されている汚れ落としのクリームやお手入れキットを使えば、日々のメンテナンスは十分可能です。

 

ただセルフクリーニングでは、キズの補修や色落ちなどにはなかなか対応できません。こうした場合は、クリーニング業者に依頼することをおすすめします。

 

2 ルイヴィトンバッグのセルフクリーニング

 

ルイヴィトンのバッグには「ヌメ革」が多く使われています。そのため、ルイヴィトンのバッグのセルフクリーニングにはヌメ革に関する知識が必要となります。

 

2.1 ルイヴィトンバッグの「ヌメ革」とは?

 

ルイヴィトンのバッグで多く使われているヌメ革は「ナチュラルレザー」とも呼ばれ、植物由来のタンニンでなめした革(レザー)のことです。

 

素材自体が丈夫であることに加え、年数を重ねるごとに革の色合いや風合いが変化することなどがヌメ革の魅力ですが、クリーニングを怠るとカビやシミなどに悩ませられやすいデリケートな一面もあります。

 

2.2 ヌメ革が使われているライン

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ルイヴィトンの代名詞とも言える「モノグラム」ラインや「ダミエ」ラインなどのバッグでも、持ち手やフチなどでヌメ革が使われています。

 

レザーを存分に楽しめる「ノマド」ラインでは全体的にヌメ革が使用されており、こうしたラインではクリーニングの際にヌメ革に関する知識は必ず必要となります。

 

2.3 ルイヴィトンバッグのヌメ革に水染みができたときの対処法

 

そんなヌメ革の天敵が「水」です。コーティングなどの加工や染色を施していないヌメ革は水シミができやすく、できてしまうと非常に目立ちます。

 

水シミができたときには「布」「ブラシ」「栄養クリーム」を使って、以下の手順で対処します。溶剤や化学薬品の使用は厳禁です。

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※画像はイメージです。

 

STEP1 布で水分をふき取る

STEP2 ブラッシングし、ごみを取り除く

STEP3 布を濡らして十分に絞った後、水シミの部分を軽く布で叩く

(※こすらず、水シミの上に軽く水分が乗る程度)

STEP4 乾燥させる

STEP5 水で濡らした部分に、米粒大よりも少量程度の栄養クリームを乗せる

(※乗せすぎに注意。クリームによるシミができます)

STEP6 クリームをのせた部分を中心にブラッシングする

 

2.4 ルイヴィトンバッグの汚れの対処法

 

STEP1 柔らかい布で汚れを乾拭き
柔らかい布で直接汚れを取りましょう。以降のステップは失敗すると、跡がのこってしまうこともあるので、できるだけ乾拭きで解決することがベストです。

STEP2 皮革用消しゴムクリーナーで汚れをこすり落とす
皮革用消しゴムクリーナーで、汚れ・黒すみなどのポイントをこすってあげることで汚れを落とします。こすった後は革が乾燥したような状態になります。もともと革が乾燥している場合には革を傷つける可能性があるので、このステップを飛ばしてください。

STEP3 皮革用クリームを使って汚れを落とす
皮革用クリームを柔らかい布につけ汚れを落とします。クリームには保湿成分を含んでいる製品も多く、乾いた革にも利用可能です。

STEP4 クリームをふき取る
STEP3でつけたクリームを丁寧にふきとりましょう。クリームが残ってしまうと、カビなどの原因になるので、注意が必要です。

 

2.5 ルイヴィトンバッグのカビの対処法

 

カビに関しても一般向けのクリーニング商品が発売されています。具体的なカビの対処法・リスクはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご参照ください。

>>【カビが生えたら】鞄のカビ退治と長持ちにはクリーニングがおすすめ

https://rinavis.com/blog/l28

 

 

2.6 ルイヴィトンバッグの適切な管理方法

 

セルフクリーニングをする際には上記のような手順となりますが、日々しっかりと管理していれば、良い状態を長く保つことができます。

 

使用する際は、型崩れがしないように中に物を入れすぎないようにしましょう。保管の際は、付属の布袋に入れて風通しの良い場所で保管します。箱での収納や、熱源に近い場所での保管は、素材が乾燥してしまう恐れがあるため注意が必要です。

 

2.7 ルイヴィトンバッグのお手入れ

バッグの使用前はヌメ革にデリケートクリームを塗ることでひび割れを防ぐことができます。塗った後は不要なクリームはしっかりとふき取ってください。また、クリームを塗ったあとには防水スプレーをふきかけてください。防水スプレーをすることで、シミなどをある程度防ぐことができます。

バッグを使用した後もお手入れをすることが大切です。まず柔らかい布で表面の汚れをふき取ってください。また、使用後もデリケートクリームを塗ることで、保管時にも保湿効果が期待され、劣化を防ぐことが期待されます。

 

3 プロによるブランドバッグのクリーニング

 

ここまでセルフクリーニングについて説明してきましたが、やはり仕上がりを重視して失敗も避けたいのであれば、プロにクリーニングを依頼するのが安心です。

 

プロにクリーニングを依頼する場合には、店舗にブランドバッグを持ち込むケースと、宅配クリーニングを利用するケースがあります。

 

3.1 店舗に持ち込みするメリット

 

店舗への持ち込みでは、受け渡しの際に店舗側のスタッフと一緒に革の状態などを確認できることがメリットとして挙げられます。

 

3.2 宅配クリーニングのメリット

 

一方の宅配クリーニングでは、以下3つのメリットがあります。

 

3.2.1 時間を気にせず24時間注文ができる

 

クリーニングしたいブランドバッグがあっても、仕事やプライベートの予定が忙しくて店舗の営業時間までに行けないという場合は、宅配クリーニングが便利です。宅配クリーニングでは、24時間注文を受け付けています。

 

3.2.2 検品が細かくしっかりしている

 

検品項目がしっかりと設けられ、時間をかけて丁寧に検品を行う宅配クリーニング業者であれば、お客様と話す機会がなくてもクリーニングの仕上がりなどに影響は出ません。

 

3.2.3 自宅で依頼と完成品の受け取りができる

 

持ち込みであれば受け取りの際にも店舗を訪れる必要がありますが、宅配クリーニングなら自宅で依頼ができ、かつ、受け取ることも可能です。ブランドバッグのクリーニング専門店は決して多いわけではないため、近場に専門店がない人にとって宅配クリーニングはより便利でしょう。

 

3.3 ブランドバッグの宅配クリーニングの課題と解決方法

 

宅配クリーニングにも課題があります。色目の修正の際にはお客様との認識のすり合わせが重要となりますが、宅配クリーニングでは実際のバッグを目の前にして直接お客様と話ができません。

 

こうした課題を解決する方法が、画像を用いたメールでのやり取りです。リナビスでは、必要に応じてお客様と細かく何度もメールでやり取りをさせていただいており、ご納得いただける以上の仕上がりとなるよう日々努めています。

 

4 ブランドバッグのクリーニングはプロにお任せ

 

大切なブランドバッグだからこそ、クリーニングでの失敗は避けられるようにしましょう。日々のお手入れは自分でできるようになる必要がありますが、定期的なクリーニングはぜひプロにお任せください。

 

創業60年を迎えたリナビスの「皮革製品専門宅配クリーニング」については、以下のページから詳細をご確認ください。ルイヴィトンのほか、さまざまなブランドのバッグも対応が可能です。

 

>>革(レザー・皮革)製品、高級ブランド品の宅配クリーニングはリナビスにおまかせ!

こうしたプロによるクリーニングを依頼したいときには、宅配クリーニングが便利です。宅配クリーニング専門店「リナビス」では、以下の流れで注文を受け付けています。

 

Step1 新規会員登録

Step2 ご注文

Step3 集荷キットにお品物を詰める

Step4 リナビスでクリーニング

Step5 自宅にお届け

 

初回はご注文いただいた後に集荷キットを送付しますので、その集荷キットを使ってお品物をお送りいただきます。より詳しい流れは以下をご覧ください。

 

>>リナビスご利用ガイド

https://rinavis.com/f/guide#order