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クリーニングしたはずなのに、しまっておいた服からシミが浮き出て来た時の対策!

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クリーニングにしっかり出してしまっておいたのに、付いていなかったはずのシミが浮き出てきた?

お客様からこのご相談を受ける事がありますので、今回はご説明したいと思います。
浮き出たシミ

大きく分けて原因は2つ

原因その① 目視で確認できない汚れが付いていて、時間が経ち参加してシミとして浮き出てきた!
透明な汚れは、熟練の染み抜き師でも気が付かないことがほとんど!
見えないから気づきようがありません。

見た目上綺麗なお洋服なので、型崩れしないようにドライクリーニングで洗ったけど
目に見えない透明な汚れが水にしか溶けない成分だった場合、時間の経過とともに空気中の酸素と反応して酸化し、茶色または黄色のシミとして浮き出てきます。

脇に残った汗が黄変するのがよくある例です。
その他にも、お酒やお茶などがかかっていた場合も同様です。

また、アイロンの熱を加えることで酸化が急激に進みシミができる事があります、クリーニングの作業工程でも置きますがその際はすぐにシミ抜きをしているんですよ。
疑問
原因その② 保管中に生えたカビの跡
こちらも残った汚れが原因ですが、汚れが付いている部分のたんぱく質と水分などを栄養源にカビは生えます。
空気中にカビの胞子は無数に飛んでいますので、生える条件を作ってしまえばどこでも生える物です。

そのカビが生えてなくなった後は、薄い赤色か茶色い点々のようなシミを作ります。

シミが浮き出ないようにする対策方法は?

その① 水で洗濯できるものはしまう前に洗う
ちょっとした着用でも、汗やお茶のしずくなどは付く物です、しまう前にはこまめに洗いましょう!
家庭で洗えない物はクリーニング店の汗抜き加工でしっかりとケアすることが大切です。

その② クリーニングの際は「この辺にお茶が跳ねて付いています」と言う事をしっかりと伝えてください。
クリーニング店も、指定してもらえばその箇所のシミを除去する処理ができます。
見えない汚れはお客様のご協力も大切なのです。

その③ カビの対策は当ブログのカビ対策をお読みください!
カビは付いてからより、発生させない環境作りが大切です。

シミが浮き出てしまったらどうするの?

シミが浮き出てしまったら、家庭でお洗濯して物であれば、まずは温水(40℃前後)でお延濯してみると取れるかもしれません。
また、色柄物用の漂白剤を使用してみて漂白処理をしてみるのも有効です!
ご自宅で洗えないようなお洋服の場合は、クリーニング店にご相談ください!
ぜひサービス詳細をリナビスの宅配クリーニングサービスページでご覧ください。

シミのお悩みご相談ください!
宅配クリーニング責任者
当ブログの筆者(クリーニング職人:東田伸哉)がご相談に乗らせていただきます!
宅配クリーニングのリナビス、お問合せ

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