大切なお洋服にシミが付いた!そんな時にクリーニング店を頼る方は多いかと思います。
やはり、僕たちクリーニング屋が期待されている事は「お洋服の汚れをキレイに取る事」が大部分であると思います。
その為に、新しいシミ抜き技術を学んだり染み抜きの精度を上げるために日々努力をしています。
しかしながら、クリーニング店に持ち込まれるシミの付いてしまったお洋服は、正直な所すべてのシミが取れるわけでは無いのです。
今回はクリーニング店に染み抜きをご依頼になる前に、お客様側で気を付けておくべきポイントをお伝えしたいと思います。
シミが取れにくくなってしまう条件
しみ抜きの際、同じシミでも「こんな状態では取れないかも」と言うものがいくつかあります。
それは、クリーニング店に持って来る前にお客様側で防ぐべきことなので以下にご紹介します。
その①:シミが付いて時間が経ち過ぎている
クリーニングに出せばどんなシミも取れると思われている方もいらっしゃるようで
1年以上前のシミが付いた衣類を持ってこられる場合もあります。
シミは時間と共に酸化が進み、より生地内部に固着してしまいます。
また、シミを長時間放置してしまうと、生地を変色させてしまうこともあるので、変色は染み抜きだけではどうにもなりません。
→衣類の変色の原因について
そうならない為にも、シミが付いてしまったら出来る限り早くクリーニングに出すようにしましょう。
また、シミが付いていないと思っていても目立たないシミや汗などが付いてクローゼットに保管している間にシミになることがあります。
なので、シーズン終わりの衣類はお洗濯やクリーニングでシミの原因を取り除きましょう!
その②:シミに熱を加えてしまう
インターネットで染み抜きについて調べると色々な情報が出てきます。
実際、正しい方法もありますしご自分で取る事の出来る物もあると思います。
実際ネットで見た染み抜き方法を試してみて、ドライヤーを使ったリ
いつもの習慣でお洗濯ご乾燥機にかけてしまった時などはシミが取れにくくなってしまうのです。
これは、シミの成分のたんぱく質が熱で固まり定着してしまうからなんです。
なので、ご自分で染み抜きをするのは簡単な衣類だけにしてシミに熱は加えない事は覚えていてくださいね!
その③:何のシミか分からない
「このシミ何のシミか分からないんです」と言って持ち込まれるお洋服は多くあります。
私たちも長年衣類とシミを見ていますので大抵は分かりますが
何か判断しにくいシミは、思い切った染み抜き方法が取りにくいのは事実です。
お客様のお洋服は、1番お客様がお詳しいのでシミが付いているお洋服をクリーニングに出す際は、覚えているなら何のシミかをお伝えしていただくことで
シミの除去率はグッと上がります。
まとめ
シミをキレイにすることはくクリーニングの仕事ですが
その成功率を上げるにはお客様側の管理も重要です。
特にシミが付いたらなるべく早くクリーニングに出すことは基本中の基本で最もシミの取れ具合に関わる事ですので
ぜひ、習慣にしてくださいね!
ぜひサービス詳細もリナビスの宅配クリーニングサービスページでご覧ください。