衣類に起きるトラブルは、着用状況やついたシミ、保管状況によって様々です。
その中でも、クリーニング屋では何とかしずらいトラブルが脱色と変色です。
よく似た言葉ですが、少し意味が違い
紫外線の強く、汗をよくかくこのシーズンは変色が特に起こりやすいので
今回は脱色と変色についてお伝え出来ればと思います。
まずは変色のこと
変色とは汚れやシミが空気中の酸素と反応して、衣類の染料を変化させて色を変えてしまいます。
クリーニング屋では「黄変」とも呼んでいます。
一般的には「黄ばみ」と言いますね。
上の写真は、汗をかいたまま長時間放置した衣類の脇が黄色く変色したもの。
変色は種類によりますが、しみ抜きで取ることが出来る場合があります。
こうなる前にクリーニングに出すのが1番ですが、もし変色してしまったら出来るだけ早くクリーニングしてもらう方がいいです！
（時間が経つほど取れにくくなります）
変色はシミの1つのジャンルだと思っていただければいいです。
変色を防ぐ方法は1つだけ！
①汗をかいたら、しまう前に必ず洗うこと
家庭で洗えない衣類はクリーニング、ファブリーズなどで臭いは消えても汗は生地に残っています。
次は厄介な脱色について
脱色とは何らかの原因で衣類の染料が壊れてしまうことを言います。
生地に染料がない状態です。
これは、漂白剤が付き脱色した例。
脱色の原因は様々、主な原因としては
①紫外線による脱色
よく服が焼けたと言う状態ですね！
直射日光でなくとも、クローゼットの蛍光灯からの紫外線などで色あせや脱色が発生してしまいます。
日光が当たるのは1番いけませんが、蛍光灯もLEDに交換しておくことがおすすめです！
②シミが進行して染料を壊して脱色に
汗が付いたまま放置された衣類が赤く脱色してしまうことはよくある例です
そうならない為に、汗をかいたら出来るだけ早くクリーニングをする事をおすすめします。
まとめ
脱色や変色はできれば直面したくない衣類トラブルです。
それを防ぐために、早めのお手入れと保管場所に紫外線が当たるような事はないかなどを今一度確認しましょう。
ぜひサービス詳細もリナビスの宅配クリーニングサービスページでご覧ください。
