クリーニングをしたら、ドライクリーニング特有の嫌な臭いが付いて帰ってきた。
と言う事を聞くことがあります。

たしかにしっかりと処理されていなドライクリーニングの溶剤は臭います。
しかし、日本中のほとんどのクリーニング店は溶剤の処理をきちっとやっていると思います。

なぜなら、きっちりと処理しないと業務用の高額な洗濯機も故障してしまうからです。
でも、それならなんで「あそこのお店でクリーニングしたら変なにおいが付いて帰ってきた」と言う話があるのでしょうか？

その事で考えられる可能性と、その解決方法をご紹介します。

クリーニング後の服が臭うと感じる原因

キレイにするつもりでクリーニングに出したのに臭いが気になる状態で帰ってきては困りますよね。
その原因として1番考えられるのは、汗の成分がお洋服に残ったままだと言うことです。
え？クリーニングしたのに汗が取れていないってどういうこと？
と思う方も多いかと思いますが、ドライクリーニングでは汗は完全に取れないのです！

ざっくり言うとドライクリーニングとは油で衣類を洗うクリーニングの方法です。
今ではほとんどのクリーニング店がドライクリーニングを利用しています。

ドライクリーニングの利点とは
・お洋服の型くずれが起きない
・色落ちがしにくい
・油性の汚れがよく落ちる
・洗った後の仕上がりがいい
などです。

デリケートな生地のコートやジャケットなど家庭洗濯で洗えない洋服を洗うのに最適なクリーニングの方法なのですが
水洗いでは取れる汗が落ちにくいと言う弱点があります。

クリーニングから帰ってきて臭いの気になるお洋服は取れ切れていない汗が臭いの原因の可能性があります。
その場合「汗抜きクリーニング」で汗をしっかり取りましょう！

※汗抜きクリーニングは本来水で洗えないお洋服のスーツやコートなどを特殊な洗剤を使って水洗いするクリーニング方法です。

→汗抜きクリーニングとは何か？詳しい説明を見る

お洋服が臭う…そのもう一つの原因は
ダウンの中綿の臭いではないでしょうか？
ダウンジャケットが臭うと言う声はたまに聞きます。
実は買った当初から臭うダウンジャケットがあるのです。

ダウンジャケットの中身はフェザーです。
水鳥の羽を使っているので、臭いの処理をせずに製造されたダウンジャケットは臭います。
ダウンジャケットの中から獣臭がするのであれば中綿が原因かもしれません。

上記2つに当てはまらない場合

紹介した2つの原因に当てはまらない場合、本当にドライクリーニングの洗剤の処理が悪くて臭うのかもしれません。
もしお使いのクリーニング店がそんな感じなら、使うクリーニング店を変え方がいいです。
なぜなら、当たり前にしないといけない洗剤の処理をきちっとできないクリーニング店は臭いだけでなく
いつかあなたの大切なお洋服をダメにするかもしれないからです。

「そんな事、言われても近くにクリーニング屋はそこしかない」と困られている方は
便利なこの世の中、クリーニングもネット通販の時代です。

実は当店もネット通販のクリーニングを運用していますので
臭いがしなくて丁寧なクリーニングを探されている方はホームページを見ていってくださいね！
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