リナビスのおせっかいブログ

クリーニング

クリーニングで洗えない服も多くなってきている。

Pocket

ファッション業界も日々進化をしています。
より素敵なデザイン、多様な質感を表現する為の素材などなど
 
おしゃれを求めるお客様のために様々な衣類がどんどん作り出されています。
 
そうしないと売れない、オリジナリティが表現できないほど
多くのブランドがひしめき合っているのがファッション業界だと思います。
 
そんなファッション業界と私たちクリーニング業界は関係性が近いようで遠いのです。
そんな話を、今日はさせて頂こうかと思います。
 

ファッション業界に必死に合わせるクリーニング業界

ファッション業界の移り変わりは激しく、以前流行りと言っていたものが、今年はこれがトレンドとすぐに変わります。
男の僕としては、ガウチョパンツって何?このまえ森ガールがなんたらと言ってなかったか?と一瞬で置き去りです。
 
しかしながら、クリーニング屋としてトレンドは分からずとも
衣類や素材については対応しないといけません。
 
たまに、なんじゃこりゃ!と思わず行ってしまうほどデザイン性の高い衣類がクリーニング屋にも来ます。
モード服
こんな服がけっこう来ます!
 
そして洗濯表示を見ると、全て×の場合が多い…
いつも当社の工場でも「この服どうする?」「メーカーに聞かんとわからんなー」
と会話をして、製造元メーカ様に問合せをします。
 
その電話先では衣類や繊維に詳しい方がいらっしゃればいいのですが
使ったはいい物の、洗えるかはメーカーでも分からないと言う事も少なくないです。
 
その時は、お客様に確認して洗うかどうかを決めさせて頂いています。
 

見切り発車の、企画デザイン!

 
さっきも言ったように、ファッション業界の移り変わりは早く
企画デザインをする方も、とても忙しいと想像できます。
 
デザイナーさんなども、洗えるか耐久性がどうかなんて気にしてられない!
と言うのも正直なところです。
 
次の季節に合わせて、売れるデザインの服をどんどん考えるのがお仕事です。
その結果、普通のクリーニングでは洗えない服や
全国のクリーニング屋で年に数えきれないほど、正しく洗ったのに耐久性の問題などで事故になる服増えています。
 

クリーニング屋はそれに頑張って合わせるのみ!

 
空気がないと息が出来ないように
衣類がないとそもそもクリーニングが出来ません。
 
だから僕たちクリーニング屋は新しくできた生地の情報を共有し
材料屋さんに最近こんな事故があると言う情報をいただき。
 
とても注意してクリーニングをする事を心がけています。
 
 
必死のパッチ
クリーニング屋も超必死!
 
 
ウチの40年選手の職人達もみんな言います
昔は、スーツかセーターかシャツかズボンと言うくらい衣類のジャンルは少なかったからクリーニングは簡単だったし、服の耐久性も高かったと。
 
でも、ファッション業界の方!どんどん新しい服を作ってください!
僕たちもなんとか対応・判断してクリーニングをします!
 
検品作業をしながらそんなことを書こうと思いブログにしました。
 
 ぜひサービス詳細もリナビスの宅配クリーニングサービスページでご覧ください。

関連記事