衣類のクリーニングにおいて悩みがちなのが「セーター」。素材上、クリーニングに出してよいのか、自宅で洗うことは可能なのかなど、疑問を持っている人は少なくないでしょう。
この記事ではセーターのクリーニングに関する基礎知識を包括的に説明します。セーターのクリーニングはほかの衣類より考慮すべき点が多く、注意が必要です。
1.クリーニングに出すかは素材で判断する
セーターは素材によって、自宅で洗濯できるものもあれば、クリーニングに出すことが必要なものがあります。その分かれ目となるのが「洗濯表示」(洗濯絵表示)です。
1.1 洗濯可能なセーターもある
セーターについているタグの洗濯表示を確認し、家庭での洗濯が禁止となっていなければ、自宅でも水洗いによる洗濯が可能です。
ただし、水の温度が「30」「40」「50」などと表示されている場合は、それ以上の温度では水洗いできませんので、注意が必要です。また、洗濯機の洗浄の強さに関する表示がされていることもありますので、マークに従って洗濯しましょう。
1.2 水洗い不可の場合はクリーニングが必要
家庭での水洗いが禁止となっていれば、クリーニングに出す必要があります。クリーニング店では水洗いではなく、ドライクリーニングでセーターを洗ってもらえます。
1.3 デリケート素材は水に弱いので洗濯不可
洗濯表示が元々無かったり、洗濯表示のタグが取れてしまったりした場合は、素材に注目しましょう。素材がウールやカシミヤなどの天然繊維の場合は、家庭での水洗いに向いていません。繊維同士が絡まって縮みやすく、乾かす時に型崩れが起きてしまうからです。
1.4 毛玉がみられるセーター
クリーニング店によっては毛玉取りを取り扱っているクリーニング店もあります。毛玉取りは失敗すると、生地を大きくいためることになります。プロの腕に毛玉取りは任せましょう。リナビスでは毛玉取りを無料で行っております。
1.5 具体的なセーターの種類
起毛セーターの毛は水に濡れることで絡みやすくなり、固くなったり毛玉になったりするので注意が必要です。また、レースや刺繍、こったボタンなどの装飾が付いたセーターは洗濯や洗剤に弱く、外れたり、壊れたりする可能性があります。これらのセーターは特に注意が必要です。
2. セーターのクリーニング方法
ではセーターをクリーニングに出した場合、実際にはどのように洗浄されていくのでしょうか。
2.1 ドライクリーニングで洗浄
クリーニング店では素材や汚れ具合を確認したうえで、前述のとおり、ドライクリーニングでセーターが洗浄されます。その際には水の代わりに有機溶剤が使われ、汚れに合わせて有機溶剤が使い分けられ、油汚れなどをしっかりと落としていきます。
3. セーターのクリーニングの料金
セーターをクリーニング店に出す際に気になるのが、クリーニングの料金かと思います。ここでは目安を紹介します。
3.1 1枚500円程度
一般的なクリーニング店の場合、セーター1枚につき400〜600円ほどが相場です。平均すると1枚500円程度だと思っておけばよいでしょう。ただし、高級ブランドのセーターや高級素材のセーターの場合は、プラス500円程度かかることもあります。
3.2 春先はお得なキャンペーンが多い
安くセーターをクリーニングしようと思ったら、春先が狙い目です。春先は冬物衣類のクリーニングの書き入れ時であるため、クリーニング店でお得なキャンペーンがおこなわれていることがあります。
3.3 宅配クリーニングがお得
宅配クリーニングで費用を抑える方法もあります。宅配クリーニングでは「パック制」を採用しているケースがあり、「5点で◯◯円」などと一律料金が案内されていることがあります。クリーニング費用が高めの冬物衣類も一緒に出せば、出費を抑えられます。
創業60年以上の宅配クリーニング「リナビス」でも、「衣類3点コース」「衣類5点コース」「衣類10点コース」「衣類20点コース」といったパック制コースがあり、費用を抑えることにつながると人気です。
>>衣類10点クリーニング|おせっかいな宅配クリーニングのリナビス
https://rinavis.com/c/course/cleaning10
4. クリーニングに出す頻度
クリーニングに出す頻度は、着る頻度によって異なります。
4.1 頻繁に着用するものは2回
頻繁に着るセーターは、シーズン中に1回とシーズン後に1回、つまり年2回が理想です。
4.2 あまり着用しないものはシーズン後に1回
着る機会が少ないセーターの場合は、シーズン後に1回で十分です。
4.3 出すと5~7日程度かかる
セーターをクリーニングに出した場合は、仕上がりに5〜7日程度かかるのが一般的です。ワイシャツなどに比べると仕上がりまでに多く日数を要するため、出すタイミングには注意が必要です。
5 夏場の保管方法
シーズン後にクリーニングをしたあと、夏場はクローゼットで保管しておくことになりますが、注意点がいくつかあります。
5.1 クローゼットにしまうときの注意点
まずクリーニングから戻ってきたときのビニールは外し、きれいに畳んで保管するようにしましょう。ビニールを外すのは、湿気がたまってカビが発生することや、空気の循環が悪くなって素材が変色してしまうことを防止するためです。
またクローゼットの中で防虫剤を使い、虫食いなどが起こらないようにしましょう。
6. 自宅で洗う際の注意点
最後に、水洗いが可能なセーターを自宅で洗う際の注意点を説明しておきます。
6.1 ご家庭の洗濯機での洗い方
自宅で水洗いが可能なセーターを洗う際には、まずセーターを軽くたたみ、汚れている部分が外側にくるよう洗濯ネットに入れます。洗剤は中性洗剤を使い、洗濯表示に水温や洗濯の強さが記載されている場合は、それに合わせて水温の調整や洗濯の設定をおこないます。
6.2 洗濯する際のリスク
しかしセーターを自宅の洗濯機で洗うと、どうしても生地が傷んだり、縮んだりするときがあります。そのため、大切なセーターでクリーニングに失敗したくない場合は、費用がかかったとしてもクリーニング店に出すのが無難です。
6.3 宅配クリーニングがおすすめ
ただセーターをクリーニング店に出したくても、近くに店舗が無い人や、多忙で店舗を訪れる時間がない人もいるかと思います。そんな人もおすすめなのが宅配クリーニング。自宅からセーターを発送し、あとはクリーニング後に自宅に戻ってくるのを待つだけです。
宅配クリーニング「リナビス」の場合は、以下のわずか4ステップでクリーニングが完了します。リナビスのキャッチコピーは「おせっかい品質」。熟練の職人が汚れを見落とさず、大切なセーターをしっかりと綺麗に仕上げます。
Step1 ネットからご希望のコースをご注文
Step2 集荷キットにお品物を詰めて送る
Step3 プロの職人によるクリーニング
Step4 ご自宅にお届け
>>【公式】おせっかいな宅配クリーニングはリナビス
https://rinavis.com/s/irui.html