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布団を圧縮袋で収納するデメリットとは?布団の正しい保管方法を解説

布団を圧縮袋で保管する

サイズが大きく厚みのある布団は、保管場所に困るもの。圧縮袋を利用すれば、限られたスペースを有効に活用できるので、利用している方は多いでしょう。しかし、布団を圧縮袋で保管するのにデメリットはないのか気になりますよね。

そこで今回は、布団圧縮袋のメリット・デメリットを紹介します。圧縮袋の選び方や注意点についても解説するので、布団圧縮袋を使った正しい保管方法を把握できます。

シーズン終わりの布団をどう保管するべきか調べている方は、ぜひ参考にしてみてください。

布団を圧縮袋で保管するメリット

すでに圧縮袋を活用している方も多いですよね。「今さら?」と思うかもしれませんが、まずは布団を圧縮袋で保管するメリットをチェックしておきましょう。挙げられるメリットは、主に下記の2つです。

  • 収納場所を有効活用できる
  • ダニ・カビの予防につながる

圧縮袋のメリットは収納場所を取らずに保管できるだけ、と思っていた方も多いのでは?2つのメリットについて、詳しく解説します。

収納場所を有効活用できる

かさばる布団をコンパクトに収納できるのは、圧縮袋の最大のメリットといえます。圧縮袋に入れて空気を抜けば、布団は小さくしぼみ、かさを半分以下に減らせます。布団だけで収納場所を埋めつくすこともなくなるでしょう。

特に、家族が多ければ布団の枚数も増えるので、収納場所に困りやすいもの。圧縮袋を利用すれば、収納場所に悩むことがなくなり、押入れやクローゼットなどの中をすっきりさせられます。

ダニ・カビの予防につながる

圧縮袋の中には、布団と一緒に乾燥剤(シリカゲル)や脱酸素剤を入れておきましょう。酸素や湿気を取り除き、ダニ・カビの予防につながります。

布団をそのまま保管するよりも衛生的に保てるので、アレルギーやハウスダストが気になる方におすすめです。また圧縮袋を利用すれば、空気中のホコリから布団を守れます。汚れるリスクを抑え、キレイな状態を保ちやすくなります。

布団を圧縮袋で保管するデメリット

場所を取らずに収納でき、ダニやカビの予防にもつながる圧縮袋。便利である一方、さまざまなデメリットがあります。挙げられるデメリットは、主に下記の3つです。

  • カビや悪臭の発生を招く
  • 布団の形状が戻らない
  • 布団の寿命を縮める

デメリットを把握することで、注意しなければいけないことも分かります。まずは1つずつチェックしてみてください。

カビや悪臭の発生を招く

シーズン終わりの布団には皮脂や汗、ダニ、などが蓄積しています。汗を吸収した布団には、湿気も溜まっているので、そのままの状態で圧縮袋に入れると、中でカビや悪臭が発生しやすくなります。

圧縮袋を利用するメリットに「ダニやカビの予防」を挙げていますが、それは汚れや湿気を取った布団を収納した場合です。汚れたままの状態で収納すれば、カビや悪臭を招く恐れがあります。

布団の形状が戻らない

強く圧縮すると、布団に大きな負荷がかかります。長時間圧縮し続ければ、布団は形状記憶してしまい、完全に元の状態に戻すのは困難となります。

特に、注意が必要なのは羽毛布団です。羽毛布団の中に詰められているダウンやフェザーなどの羽毛は、圧縮すると壊れてしまうほどデリケートです。一度壊れた羽毛は元に戻らないので、ふわふわ感が失われます。

さらに、羽毛が壊れたことにより、羽毛布団の特徴である保温性も損なわれます。形状だけでなく、機能性においても圧縮前より衰える可能性は高いでしょう。

布団の寿命を縮める

圧縮されて傷ついたり壊れたりした羽毛は、生地にダメージを与えます。例えば、布団の近くに羽毛が落ちていた、といった経験はありませんか?それは折れた羽軸(羽毛の中央を走る太い軸)が生地に穴を開けて飛び出しているからです。

このように圧縮されたことで羽毛が傷ついたり壊れたりすると、生地にも傷をつけてしまいます。ダメージがひどければ布団の寿命は縮まり、早めの買い替えの検討が必要となるでしょう。

布団圧縮袋の選び方

圧縮袋正しい選び方

布団圧縮袋にはさまざまな種類があります。機能面や使いやすさなどを考慮しながら選びましょう。

圧縮方法で選ぶ

布団圧縮袋には、「掃除機で吸引するタイプ」と「掃除機を使わないタイプ」があります。掃除機で吸引するタイプは、圧縮袋に付属しているバルブに掃除機のノズルを当てて吸引すると、中の空気を抜けます。スムーズかつ簡単に圧縮できるので便利です。

一方の掃除機を使わないタイプは、チャックを閉めた後に手で押して脱気口から空気を抜きます。掃除機で吸引するタイプよりも手間はかかりますが、価格はリーズナブルです。

それぞれ圧縮方法が異なるので、使いやすいと思えるほうを選ぶとよいでしょう。

機能性で選ぶ

商品によっては、ただ圧縮するだけでなく機能性が充実しているモノもあります。例えば、二重ファスナーやスライダーがついているモノは、密閉状態が長持ちするので、長期的に保管したいときに便利です。

ほかにも、防ダニ・抗菌・防臭加工がついていれば、より衛生的に保てます。ダニやカビ、悪臭の発生を抑えられるので、布団をさらによい状態で保管しやすくなります。

布団圧縮袋を使う際の注意点

圧縮袋を使いたいけれどデメリットが気になる、という方もいるでしょう。注意点を押さえることでさまざまなリスクを軽減できます。

使用する際の注意点は、下記のとおりです。

  • 清潔な状態してから収納する
  • 圧縮しすぎない
  • 羽毛布団への使用は避ける

それぞれ詳しく解説します。

清潔な状態にしてから収納する

使用した布団には皮脂や汗などの汚れ、ダニやダニの死骸・フンなどが付着しています。そのままの状態で保管すれば、カビや悪臭の発生、さらにダニの増殖につながります。

圧縮袋に入れる前に天日干しや布団乾燥機などで、布団内部に溜まった湿気を飛ばしましょう。最後に掃除機でダニの死骸・フンを吸い取り、清潔な状態にしてから収納すると衛生的に保てます。

圧縮しすぎない

圧縮袋を使用するとき、極限まで空気を抜いていませんか?圧縮のしすぎは、布団に大きなダメージを与え、生地や中綿を傷めます。布団は弾力性を失い、元の形状に戻りにくくなります。布団の寿命を縮める原因にもなるので、圧縮のしすぎには注意しましょう。

圧縮する目安は、布団の厚みの1/3程度です。カチカチの板状になるまで圧縮しないよう、気をつけてください。

羽毛布団への使用は避ける

羽毛布団を圧縮袋に入れて収納するのはおすすめしません。圧縮することで、中の羽毛やダウンが壊れる恐れがあります。布団の寿命が縮むのはもちろん、羽毛布団特有のふわふわ感が失われます。

また一度壊れた羽毛やダウンは、元に戻りません。空気を取り込むことができなくなり、保温性も損なわれます。羽毛布団の機能性をそのままに保ちたいなら、専用の収納ケースを利用するか、ロール状に丸めて収納するのがおすすめです。

布団を傷めにくい保管方法


圧縮袋を活用すれば、かさばる布団も場所を取らずにすっきり収納できます。注意点を守ることで、布団へのダメージも抑えられるでしょう。

とはいっても、ダメージが蓄積すれば、布団の寿命を縮めたり、機能性が損なわれたりする恐れも…。布団になるべく負担をかけずに収納したい方は、保管サービスつきのクリーニングの利用がおすすめです。

クリーニング店では布団を丸洗いし、汚れやダニを落としてから保管しています。保管庫は布団収納に適した温度・湿度が徹底されているので、自宅で保管するよりも衛生的です。布団を傷めず、湿気やカビ発生の心配をせずに済みます。

布団のクリーニング、保管はリナビスがおすすめ!

圧縮袋を使う際は、布団の湿気を飛ばし、ダニの死骸・フンを取り除いてから保管するようにしましょう。これを怠れば、カビや悪臭の発生を招く恐れがあります。注意点を踏まえながら適切に保管することが大切です。

しかし、汚れそのものは、天日干しや布団乾燥機では取り除けません。定期的にクリーニングに出して、丸洗いすることで布団に蓄積した皮脂や汗、ダニなどを除去できます。クリーニング店にもいろいろありますが、おすすめは宅配クリーニング「リナビス」です。

リスナビは熟練スタッフが1点1点丁寧に対応してくれるので、仕上がりに満足しやすくなっています。さらに、最大12ヶ月間無料保管するサービスつきです。自宅の押入れやクローゼットがすっきりするだけでなく、プロの管理のもとで衛生的に保管できます。

リナビスの宅配クリーニングの流れは以下の通りとなっています。

  1. ネットからご希望のコースをご注文
  2. 集荷キットにお品物を詰めて送る
  3. プロの職人によるクリーニング
  4. ご自宅にお届け

手続きはとても簡単で、WEBから24時間いつでも注文が可能。注文後に集荷キットが自宅に届くので、集荷バッグに詰めて出荷準備をします。その後、電話で集荷依頼をして完了です。

自宅にいながらクリーニングに出したい方は、ぜひ宅配クリーニングの「リナビス」をご利用ください。

【公式】リナビスの布団クリーニング
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