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布団のカビ対策|そのまま放置は危険?フローリングに敷くのはNG?

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布団カビ対策

布団を敷きっぱなしでカビが生えてしまっているという方はいませんか?布団に生えてしまったカビは完全に取り除くのが難しく、特別な方法で洗濯をする必要があります。

この記事では布団にカビが生えてしまう原因やカビの取り方、予防策について徹底解説していきます。布団のカビについてお悩みの方はぜひ最後まで記事をご確認下さい。

布団にカビが生える原因

布団にカビが生える原因は、温度や湿度、菌の養分となるゴミや皮脂など様々です。

人間は寝ている間に約500mlの汗をかくと言われており、布団は体温で十分に温まった状態です。さらに、私たちの目には見えにくい皮脂や髪の毛、フケなどもカビの養分になります。

以上のことから、布団はカビが繁殖しやすい環境が十分整っていると言えるでしょう。

カビが生えだした最初の内は目視しても分かりませんが、繁殖を続けると黒カビとなり、カビ独特の臭いを放ち始めます。この段階になるとカビを取り除くことは非常に難しくなるため、そうなる前に早めに対処しましょう。

布団のカビが健康に及ぼす悪影響

布団に生えたカビは臭いを発するだけでなく、私たちの健康にも害を与える可能性があります。

カビが生えた布団を使っていると、寝ている間に大量の胞子を吸い込んでしまい、感染症やアレルギーなどの病気を引き起こす可能性があります。カビが原因で発症する病気は、重篤化すれば通院が必要になる場合も。

カビが原因で発症する病気は、菌に対する免疫力が弱い子供やお年寄りがかかりやすいという特徴があります。また、成人した大人であっても疲労やストレスなどで免疫力が落ちている場合であれば、病気にかかる可能性は十分にあります。健康面から考えても布団のカビはなるべく早く取り除きましょう。

布団のカビ・臭いを取る方法

ここでは布団に生えたカビと臭いを取る具体的な方法について解説していきます。ここで紹介する方法でカビが取れない場合は、布団クリーニングに依頼しましょう。

布団のカビ・臭いを取るために必要なもの

カビを取り除く方法布団のカビや臭いを取るために用意するものは以下の通りです。

  • 重曹
  • 消毒用エタノール
  • スプレーボトル
  • キッチンペーパー

重曹は弱アルカリ性となっており、酸を中和させる作用の他に、研磨作用や消臭作用があるため、布団のカビや臭いを取るのに適しています。重曹の使用量は、水100mlあたり小さじ1杯が目安です。

消毒用エタノールについては、原液のまま使用してしまうと刺激が強いため、濃度が70〜80%になるように水で薄めてから使用するようにしましょう。

カビ取りにはカビ除去スプレーを使う方法もありますが、布団が色落ちしてしまう可能性があるため、十分注意して使うようにしましょう。

布団のカビ・臭いを取るための手順

まず水で湿らせたキッチンペーパーで布団の表面を拭き取っていきます。

次に重曹水をスプレーボトルに入れて布団に吹き掛け、5分程放置したら、キッチンペーパーで表面を拭きましょう。ポイントは重曹水の効果で滲み出てきたカビを摘み取るように拭くことです。この時点で布団に生えたカビはほとんど目立たなくなっているはずです。

次に消毒用エタノールをカビが生えていた場所に吹きかけ、もう一度水を含ませたキッチンペーパーで布団の表面を拭きましょう。

最後に完全に乾くまで天日干しを行えば、カビ取りは完了です。

布団のカビによる変色を取る方法

カビによって布団が変色してしまっている場合は、漂白剤を使用しましょう。強力な漂白剤を使用してしまうと生地を傷めてしまう可能性があるため、衣類用の酸素系漂白剤の使用がおすすめです。

布団のカビによる変色を取る方法は、布団のカビを取る方法と大きく変わりません。重曹の代わりに酸素系漂白剤をお湯に溶かし、スプレーボトルに入れてから変色している部分に吹きかけます。

変色している部分の色が薄くなったら、お湯で濡らしたタオルで表面をたたくように拭き、漂白剤を完全に取り除きましょう。最後に天日干しを行い、布団が完全に乾くのを待つだけです。

布団のカビを予防する方法

カビ対策ここでは布団にカビが生えないように予防する方法を紹介します。代表的な方法は下記の2つです。

  • 湿気対策を行う
  • 定期的に干す

それぞれ詳しく解説します。

湿気対策を行う

布団のカビ予防で重要となるのは湿気対策です。カビは湿度が60%を超える環境で生えやすくなると言われており、特に梅雨の時期は注意が必要です。

湿気対策として最も効果的な方法としては、布団を敷きっぱなしにしないことや、寝室の換気をこまめに行うこと、寝室に水分を含むものを置かないことが挙げられます。

普段の生活から意識すれば簡単に行えることが多いので、湿気対策は必ず行いましょう。

湿気対策グッズを活用する

布団のカビを予防するには、湿気対策グッズを積極的に活用することもおすすめです。

  • すのこベッド
  • 除湿マット

それぞれ詳しく解説します。

すのこベッド

カビ予防におすすめのアイテム1つ目はすのこベッドです。すのこベッドは就寝中の汗や体温を下に逃がす仕組みとなっており、湿気が布団に溜まりづらくなります。

除湿マット

カビ予防におすすめのアイテム2つ目は除湿マットです。布団の下に敷くことでマットレスと布団の間に隙間を作ることができるため、熱が籠りにくくなります。もちろん除湿マット自体にも除湿の機能があります。

定期的に干す

布団のカビ予防2つ目の方法は定期的に布団を干すことです。日の光には消臭と殺菌の効果もあるため、湿気対策のみならず、布団を清潔に保つという観点からも布団は定期的に日の光にあてましょう。

布団を干す頻度としては、1〜2週間に1回程度が目安です。表と裏をそれぞれ1時間、日の光に当てるだけでもカビの発生を予防することが可能です。

天日干しが難しい梅雨の時期は、室内で椅子などに掛けておくだけでもしておくといいでしょう。

フローリングに布団を敷くとカビが生えやすい?

ベッドではなく、フローリングに直接布団を敷くという方いらっしゃいます。フローリングは冷たいので、カビが発生しにくいのではないかと考える方もいますが、ベッドで寝た場合とカビの生えやすさは大きく変わりません。

逆にフローリングに落ちている髪の毛やホコリはカビのエサになります。最悪の場合、布団だけでなくフローリングにまでカビが生えてしまう可能性があり、この場合は修繕費用として数万円〜数十万円必要となるケースもあるので注意が必要です。

フローリングに布団を直接敷く際は、床の掃除や布団の湿気対策をこまめに行いましょう。

頑固な布団のカビはリナビスの布団クリーニングへ

布団のカビの状態によっては自分で取ることが難しいケースもあり、その場合は布団クリーニング店にカビの汚れ取りを依頼することがおすすめです。

「リナビス」は創業60年を迎え、多数の熟練の職人が丁寧に手作業などでクリーニングを行っています。2020年に行われた宅配クリーニングのイメージ調査では「お客様満足度」3部門で1位となりました。

リナビスの宅配クリーニングの流れは以下の通りとなっています。

  1. ネットからご希望のコースをご注文
  2. 集荷キットにお品物を詰めて送る
  3. プロの職人によるクリーニング
  4. ご自宅にお届け

手続きはとても簡単で、WEBから24時間いつでも注文が可能。注文後に集荷キットが自宅に届くので、集荷バッグに詰めて出荷準備をします。その後、電話で集荷依頼をして完了です。

自宅にいながら布団をクリーニングに出したい方は、ぜひ「リナビス」をご利用ください。

【公式】リナビスの布団クリーニング
https://rinavis.com/c/course/futon1

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