毎日使用する布団。キレイに保ちたいけれど、「クリーニングに出すほどのこと?」と思っていませんか?一度も洗濯せずに、天日干しや除菌スプレーだけで済ませている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、布団クリーニングの必要性について解説します。クリーニングに出すことの意味や目的を理解して適切な布団ケアを目指しましょう。
さらに、クリーニングに出すタイミングや頻度の説明もするので、布団を衛生的に保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
布団をクリーニングに出すべき3つの理由
布団クリーニングの必要性が感じられないことには、わざわざクリーニングに出そうとは思いませんよね。まずは布団をクリーニングに出すべき理由について解説します。主な理由は、下記の3つです。
- しっかりと汚れや臭いが取れる
- ダニを除去できる
- 布団の寿命を延ばせる
いずれもクリーニングに出すことで得られるメリットです。1つずつチェックしてみてください。
しっかりと汚れや臭いが取れる
布団には汗や皮脂、フケ、カビ、ダニなど目に見えない汚れが付着しています。これらの汚れは布団の生地や中綿に浸透するので、シーツやカバーだけを洗っても根本的な改善にはなりません。
布団に付着する汚れは、いずれも水溶性の汚れなので、水につけこむことで落とせます。丸洗いできる布団クリーニングは、汚れを落とす有効な方法といえます。また汗や皮脂などの汚れが落ちれば、嫌な臭いも気になりにくくなり、睡眠の質が上がるでしょう。
ダニを除去できる
皮脂やフケなどが付着した布団には、それらをエサとするダニやダニの死骸、フンが蓄積しているものです。ダニを除去するには水洗いが適しており、布団を丸洗いすることで、ダニやダニの死骸、フンを大幅に減少できます。
またクリーニングは、ダニのエサとなる汗や皮脂も丸洗いによって落とせます。ダニの増殖を防ぎ、衛生的な状態を保ちやすくなるのです。
ダニの死骸やフンは、喘息やアレルギーを引き起こす原因になることもあります。定期的にクリーニングに出すことで、ダニの繁殖を防ぎ、アレルギー予防にもつながります。
布団の寿命を延ばせる
布団の寿命は7年~8年ほどです。しかし、汚れたまま使用し続けると、生地の劣化を進行させ、布団の寿命を縮めてしまいます。
また汗を吸い込んだ布団は、湿気が溜まっているので、そのまま放置すると弾力性が失われます。すると、布団の中の羽毛が小さくなったり折れたりして、中綿が偏ったり生地に穴をあけたりさまざまなトラブルの原因になるのです。
クリーニングに出すことで、衛生的に保たれてよい状態をキープできます。生地や羽毛の劣化を抑えられるので、布団の寿命を延ばせます。買い替えの時期を遅らせられるクリーニングは、経済的な方法ともいえるでしょう。
布団をクリーニングに出すおすすめの時期は?
布団クリーニングは、季節布団を入れ替えるときに利用するのがおすすめです。基本的に、クリーニングに出す布団は使用済みのもの。使った後の布団には皮脂や汗、フケなどの汚れが付着しています。洗わずに保管すれば、これらをエサとするダニが増殖し、衛生上よくありません。
使った後の布団をクリーニングに出すと、来シーズンに気持ちよく使えます。布団を入れ替えるタイミングで、クリーニングを利用するようにしましょう。
布団をクリーニングに出す適切な頻度は?
おすすめの時期を参考にすると、シーズンが終わる度にクリーニングを利用しなければいけないことになります。「1年に2回も出さなければいけないの?」「クリーニング代だけで大きな出費になりそう…」このように思った方もいるのではないでしょうか。
そこで、クリーニングに出す頻度もチェックしておきましょう。掛け布団(羽毛布団)と敷布団に分けて、最適な頻度について解説します。
掛け布団(羽毛布団)クリーニングの最適な頻度
羽毛布団はデリケートなので、頻繁に洗濯するのはおすすめしません。最適な頻度は3~5年に1回。または、ニオイや汚れが気になったタイミングで、クリーニングに出すとよいでしょう。
ただし、肌に直接触れるカバーやシーツはこまめに洗う必要があります。数週間~1ヶ月に1回の頻度で、自宅の洗濯機で洗うのがおすすめです。シーツをこまめに洗うことで、清潔さを保つことができ、クリーニングに出す頻度を抑えられます。
敷布団クリーニングの最適な頻度
敷布団は掛け布団よりも汚れやすいものです。就寝中に身体から出る汗は、敷布団のほうが吸収しやすく、フケや垢などの汚れも付着しやすくなっています。汚れがつきやすいということは、ダニの繁殖・増殖にもつながるので、健康面においても悪影響です。
クリーニングに出す最適な頻度は、半年に1回。年間を通して同じ敷布団を使用している場合は、布団の入れ替えをするタイミングに合わせて、春と秋の2回に分けて出すとよいでしょう。
布団クリーニングの頻度が多すぎるとダメにしてしまう
クリーニングの頻度が多くなれば、よい状態をキープしやすくなります。しかし、その一方で羽毛や生地が傷みやすくなるというデメリットもあります。
クリーニングの頻度は、短くても半年に1回が基本です。おねしょで汚れている、ワインやコーヒーなどの飲み物をこぼしたといった特別な理由がない限り、それ以上多くならないよう注意してください。また耐久性や品質保持を重視したい方は、3~5年に1回を目安に利用するとよいでしょう。
布団クリーニングに関するよくある疑問
布団クリーニングに関する「これってどうなの?」といった疑問を解決します。よくある質問を集めたので、参考にしてみてください。
- クリーニングにかかる期間はどのくらい?
- 布団クリーニングの相場は?
- クリーニングできない布団はある?
それぞれ詳しくご紹介します。
クリーニングにかかる期間はどのくらい?
布団クリーニングにかかる期間は、10日前後が目安です。ただし、宅配型のクリーニングの場合は、配送する期間が含まれるので、2~3週間程度かかることがほとんどです。
繁忙期であったり、サイズが大きい・素材がデリケートなど、手間がかかる布団だったりすると、さらに期間は長くなる可能性があります。ですが、使用済みの布団をクリーニングに出すのであれば、多少時間がかかっても問題ないでしょう。
布団クリーニングの相場は?
料金は、布団のサイズや中綿の種類などによって異なります。相場はシングルサイズが3,500円~7,000円前後、ダブルサイズが7,000円~9,000円前後です。お店によって異なるので、料金表をチェックしたり見積りを出してもらったりするとよいでしょう。
また布団クリーニングを選ぶときは、安さを重視してしまいがちですが、おすすめはしません。あまりにも安すぎるところは洗剤や洗い方にこだわりがなく、仕上がりに満足できない恐れがあります。料金だけでなく、工程やこだわりなどもチェックして選ぶようにしましょう。
クリーニングに出せない布団はある?
たとえクリーニング店でも、どんな布団にも対応しているわけではありません。布団の状態や素材、サイズなどによっては、断られてしまう場合もあります。
クリーニング店で断られやすい布団には、下記の特徴が見られます。
- 大きな穴があいている布団
- 嘔吐物がかかっている布団
- シルク素材で作られた布団
- ムートンなど皮革類の布団
- 低反発素材の布団
- 圧着キルト羽毛
- マットレス
- クイーンサイズ以上の布団
クリーニングできる条件はお店によって異なるので、ホームページや電話などで確認しておきましょう。事前に確認することで、「店舗に持って行ったら断られた…」といったトラブルを防げます。
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布団クリーニングを出す頻度は、掛け布団なら3~5年に1回、敷布団なら半年に1回がおすすめです。定期的に洗うことで、布団の汚れを落とし、清潔に保ちやすくなります。弾力性もアップするので寝心地がよく、快適な睡眠をとれるでしょう。
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