快適な睡眠をとるためにシーツを清潔に保ちたいと考える方は少なくありません。しかし、シーツの適切な洗濯頻度を知らない方は多いのではないでしょうか?
この記事では、シーツの適切な洗濯頻度や正しい洗濯方法を解説します。また、自宅でシーツを洗濯する際の注意点やクリーニング店に出すメリットまで紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてください。
目次
シーツの洗濯頻度はどれくらい?
シーツを洗濯するおすすめの頻度は、1週間に1度です。人は1日寝ただけでも大量の汗をかきます。汗自体はシーツが吸収してくれますが、フケや皮脂はそのまま残り続けます。
フケや皮脂が蓄積されると、ダニやカビが繁殖しやすい環境になります。そのまま放置するとダニやカビがどんどん繁殖し、最悪アレルギー等の健康被害にまで発展する恐れがあるでしょう。そのため、シーツはできるだけこまめに洗濯して清潔に保つ必要があります。
シーツの正しい洗濯方法
シーツの正しい洗濯方法は、以下の手順になります。
- シーツの洗濯表示を確認する
- 使用する洗剤を決める
- 衣料用漂白剤の使用を検討する
- 細かなゴミやホコリを除去する
- シミ汚れを前処理する
- シーツを畳んで洗濯ネットに入れる
- 洗濯コースを決めて洗濯スタート
- 洗濯後はすぐに干す
正しい方法で洗濯することで、しっかりとシーツの汚れを落とせます。以下で、シーツの正しい洗濯方法の手順を具体的に解説していきます。
①シーツの洗濯表示を確認する
まずはシーツの洗濯表示を確認します。「洗濯機マーク」と「手洗いマーク」が表示されていれば水洗いが可能です。一方で洗濯機マークにバツが書かれている場合は「家庭での洗濯禁止」という意味なので、クリーニング店に相談しましょう。
②使用する洗剤を決める
洗濯表示が確認できたら、使用する洗剤を決めます。洗濯表示の近くに「中性洗剤使用」の記載があるか確認し、ある場合は中性洗剤を使用します。ない場合は一般洗濯用洗剤でも可能です。
③衣料用漂白剤が必要か検討する
汗や皮脂などが蓄積され、汚れが目立つ場合は、衣料用漂白剤使用しましょう。衣料用漂白剤を使用することで、蓄積された汚れを分解してきれいに仕上げてくれます。特に、汗の量が多い男性や子供のシーツを洗う際に使用するのがおすすめです。
④細かなゴミやホコリの除去
次に、目に見えるゴミやほこりを取り除きます。ガムテープ等を使うと、よく取り除くことができます。特にシーツの隅は、ゴミがたまりやすいので細かく確認する必要があります。
⑤シミ汚れの前処理
次にシミ汚れがないか確認します。シミは対応が早ければ早いほどきれいにできるので、洗濯前に確認しましょう。またシミがあった場合はスプレータイプの酸素系漂白剤で処理し、その後すぐに洗濯することで汚れを落とすことができます。
⑥シーツを畳んで洗濯ネットに入れる
シーツを洗濯ネットに入れる際は、じゃばら折りに畳んで入れる必要があります。じゃばら折りとは、蛇のようにジグザグに折る方法です。ちなみにシーツが厚めの場合は、洗濯ネットではなくひもで縛っても問題ありません。
⑦洗濯コースを決めて洗濯
シーツを入れたら洗濯コースを決めます。シーツに最適な洗濯コースは毛布コースです。毛布コースは時間をかけてしっかりと洗ってくれるので、シーツの洗濯に適しています。また水量も多いため、シーツ全体を均等に洗うことにも期待できます。
⑧洗濯後はすぐ干す
洗濯後はシーツをすぐに干す必要があります。濡れている時間が長いと雑菌が繁殖し、生乾き臭の原因になります。シーツを干す際は、屋外の風通しの良い場所で干すのがベストです。部屋干しをする際は、扇風機やエアコンの風を当てるなど、できるだけ早く乾燥させる工夫が必要です。
自宅でシーツを洗濯する際の注意点
自宅でシーツを洗濯する際の注意点は、洗濯ネットに入れて洗濯をする、洗濯ネットに入れる際はシーツをじゃばら折りにするなどが挙げられます。以下に、それぞれ詳しく解説します。
洗濯ネットに入れて洗濯をする
自宅でシーツを洗濯する際は、必ず洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。洗濯ネットに入れずに洗濯してしまうとシーツを痛めてしまう可能性があります。
洗濯機は洗濯槽を回転させて水流によって汚れを落とす仕組みになっているため、シーツがねじれてしまいます。シーツがねじれたまま洗濯すると、摩擦などでシーツの生地が傷んでしまいます。
また、他の衣類と洗濯する場合、生地が絡まる可能性もあります。仮に絡まってしまうと取り出しの際に生地同士が強く引っ張られてしまい、その結果、生地を傷めてしまいます。生地を傷つけないためにも必ず洗濯ネットに入れてから洗濯しましょう。
洗濯ネットに入れる際はシーツをじゃばら折りにする
洗濯ネットに入れる際は、入れ方に注意する必要があります。シーツを適当に折って入れてしまうとシーツ全体に洗剤が届きにくくなるため、汚れが取り切れない可能性があります。
そのため、シーツを洗濯ネットに入れる際はじゃばら折りにしてから入れるようにしましょう。じゃばら折りをすることで、シーツ全体に洗剤が行き渡り、隅々まで汚れを取ることができます。
柔軟剤の使用は吸水性が落ちる可能性がある
柔軟剤の使用には、注意が必要です。
柔軟剤は洗濯物の表面をコーティングすることで、ふわふわした仕上がりにしてくれます。しかしこのコーティングが邪魔となって、シーツの吸水性が低下し、汗などが吸収されにくくなる原因になります。そのため、シーツを洗濯する場合は、できる限り柔軟剤を使用しないことをおすすめします。
シーツをクリーニング店に出すメリット
ここまで、シーツを自宅で洗濯する方法について紹介しました。しかし自宅で洗濯する場合は、汚れや臭いを落とすのに限界があります。ここでは、クリーニング店に出すメリットを解説します。
洗濯機で落ちなかった汚れや臭いを落とせる
シーツをクリーニング店に出すことで、洗濯機で落ちなかった汚れや臭いを落とせます。クリーニング店では40~60度前後のお湯を使用し、シーツに合った洗剤を組み合わせて洗ってくれます。各々のシーツに合った方法で洗ってもらえるため、洗濯機で落ちなかったしつこい汚れや臭いを徹底的に落とすことができます。
新品のように仕上げてくれる
シーツをクリーニング店にお願いすると、新品のように仕上げてくれます。クリーニング店は、洗濯後のシーツを200度近い高音でプレスします。高音のプレスによってダニや雑菌が死滅するだけでなく、パリッとした仕上がりになります。
最後に洗濯のりでコーティングすることで汚れが付きにくくなり、さらに肌触りも良くなるため、新品のシーツのように仕上がります。
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シーツを洗濯するおすすめ頻度は、1週間に1度です。こまめに洗濯することで、シーツを清潔に保てます。しかし、自宅でシーツを洗濯する際は、正しい洗濯方法で行う必要があります。間違った洗濯方法をしてしまうと、シーツを痛めることや汚れが取り切れない可能性があるので注意しましょう。
また、自宅で洗濯する場合は汚れや臭いを落とすのに限界があります。そのため、自宅で洗濯できない場合だけでなく、仕上がりに納得のいかない場合は、クリーニング店に依頼しましょう。クリーニング店であれば落ちなかった汚れや臭いも落としてくれるだけでなく、新品同様の仕上がりが期待できます。
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