お気に入りのリュック、毎日使っているうちに汚れが気になることはありませんか?旅行で大活躍した後や、子どもの送り迎えで大荷物を持ち運んだ後など、いつの間にかシミや汚れが目立つようになってしまうことも多いですよね。
リュックの汚れが目立ってきたなと感じた方の中で、自宅での手洗いや洗濯機で洗おうとしても、「色落ちしないか」「形が崩れないか」と不安になることも。
汚れや臭いは気になるけれど、洗濯したことで型崩れや色落ちしないか、心配な方は多いはずです。「リュックは洗濯機で洗うことは可能なのか」が気になっているのではないでしょうか?
本記事では、自宅でできる洗濯方法を紹介します。洗えないリュックの見極め方についても解説するので、リュックを初めて洗う方はぜひ参考にしてみてください。
目次
リュックは洗濯するべき?
リュックには空気中のホコリや花粉、汗などさまざまな汚れが染みついています。特に、アウトドア用のリュックや子どものリュックは、汗をたっぷり吸収しているでしょう。
汚れたまま放置すれば、生地の劣化を招く恐れがあります。さらに、撥水加工も低下してしまうので、リュックとしての機能性も衰えてしまいます。
定期的に洗濯することで、見た目がきれいになるだけでなく、機能性においても劣化を防げます。長く愛用したいリュックこそ定期的に洗い、より良い状態を保ちましょう。
洗濯頻度の目安は年に1~2回で、キャンプやアウトドアで使用するリュックの場合は、シーズンが終わった時点で洗濯するのがおすすめです。ただ、洗ってはいけないリュックもあるため、次の「手持ちのリュックは洗える?」の章もきちんと確認しましょう。
手持ちのリュックは洗える?
きれいにするはずが、洗濯によって生地や風合いをダメにしては元も子もありません。まずは、手持ちのリュックが洗えるものなのか、しっかり確認することが大切です。
ここでは洗えないリュックの見極め方を2つご紹介します。
洗濯表示を確認する
リュックには洗濯表示がついています。適した洗濯方法を把握するうえで、とても重要なものです。手持ちのリュックが洗えるかどうか、洗濯表示を見てみましょう。一般的に革製のリュックなどは家庭で洗うことはできないので注意しましょう。
「洗濯おけ」が記されている場合は、洗濯機で洗えます。洗濯おけの中の数字や下線の数からは、液温の限度やどの程度の力で洗うべきかなど、詳しい情報を把握できます。
また、洗濯おけに手が差し込まれている場合は、洗濯機ではなく手洗いで汚れを落としましょう。もし、✕印が書かれているときは、家庭では洗えないので、クリーニングに依頼するのがおすすめです。
色落ちしないか確認する
リュックの中には、色落ちしやすいものもあります。事前にしっかり確認しておきましょう。
まず、白い布やキッチンペーパーに洗剤をつけます。リュックの目立たない部分に、押し当てて色が移ったら、色落ちしやすいと判断できます。
直接洗剤を付けるのに抵抗がある人は、水で濡らした白い布やキッチンペーパーをリュックに押し当ててください。もし、色が移っている場合は色落ちしやすいので、リュック単体で手短に洗うようにしましょう。
洗濯機やコインランドリーは途中で洗濯を止められないので、様子を見ながら洗える手洗いがおすすめです。
リュックの洗濯方法
リュックの洗濯方法には、主に「手洗い」「洗濯機」「コインランドリー」「クリーニング」があります。手順や注意点について解説するので、洗濯する際は参考にしてみてください。
また当たり前のことですが、リュックを洗濯する前に、リュックに何も入っていないかをきちんと確認しましょう。
手洗いの場合
リュックを手洗いする際に用意するものと手順は下記の通りです。
用意するもの
- おしゃれ着用の中性洗剤
- 洗濯おけ
- 洗濯ネット
洗い方の手順
- 洗濯おけに水を張る
- 分量に合った量の中性洗剤を入れて混ぜる(水の量に対し1%程度の割合)
- リュックを浸け置きする
- 洗濯おけの中で押し洗いする
- 水を流して、よくすすぐ
- 洗濯ネットに入れて、1分ほど脱水にかける
リュックを洗うときは押し洗いが基本です。ほかにも、全体的な汚れにはやわらかいスポンジ、部分的なしつこい汚れには歯ブラシを使い、こすり洗いするときれいに落とせます。
また、長年の汚れが染みついているリュックには、食器用洗剤を使うのがおすすめです。皮脂などの油汚れに強く、泡切れもよいので、おしゃれ着用の中性洗剤で汚れが落ちるか心配なときは試してみてください。
洗濯機の場合
リュックを洗濯機で洗う際に用意する物と手順は下記の通りです。
用意するもの
- おしゃれ着用の中性洗剤
- 洗濯ネット
- タオル
洗い方の手順
- リュックを裏返しにして、洗濯ネットに入れる
- 洗剤をセットし、「ドライコース」または「手洗いコース」で洗濯する
- タオルで水気をとる
洗濯機で長時間、脱水にかけると型崩れする恐れがあります。脱水時間を選択できる場合は、1分程度に設定するようにしましょう。また、背面パッドは水分を多く含んでいるので、脱水が終わった後は、軽く押しながら水分をとるのがポイントです。
コインランドリーの場合
コインランドリーで洗えるリュックは、以下のものに限定されます。洗濯機で洗濯可能なリュックがすべてコインランドリーに対応しているわけではないので注意しましょう。
- ナイロン製またはポリエステル製
- 金具や付属品がついていない
- 防水加工がされていない
防水加工されているかどうかは、リュックの内部を見ると分かります。白っぽい膜が張られている場合は防水加工が施されているので、脱水は短時間で済ませなければいけません。
脱水時間が長いと、膜が剥がれ落ちる恐れがあります。コインランドリーに脱水時間を指定できる洗濯機がない場合は、避けるのが無難です。
クリーニングの場合
洗濯機で洗えないリュックや革のリュック、汚れ具合がひどいリュックなどは、クリーニングに出すのがおすすめです。クリーニング店なら汚れの種類を見極めて、特殊な溶剤と技術で洗い上げてくれます。
クリーニングに出すときは、気になる箇所をしっかり伝えるのがポイントです。
またリュックのクリーニングは、即日対応で戻ってくることはほとんどありません。近々使用する予定がある場合は、いつ戻ってくるのか聞いておくと安心です。
リュックをクリーニングに出すメリット
クリーニングに出すメリットは、リュックにダメージを与えることなく、汚れやにおいをしっかり落とせることです。特殊な溶剤や技術をもち合わせたプロが対応してくれるので、家庭で洗ったときとの仕上がりには歴然とした差があります。
また、撥水加工を施せるところも、クリーニングを利用するメリットの一つです。新品で購入したリュックにも撥水加工は施されていますが、使用とともに衰えてきます。
クリーニング店で行っている撥水加工は、効果の持続性が高く、ムラになりにくいのが特徴です。雨の日や雪の日も、リュックの中に水がしみ込むのを防げます。
リュックのクリーニングにかかる費用と日数
リュックのクリーニング料金は、サイズにもよりますが1,500〜3,000円が目安です。要望によって撥水加工や防臭、防ダニなどのオプションも追加できます。
特に、リュックの中にカメラやビデオ、パソコンといった電子機器を入れることが多い場合は、撥水加工を施しておくと安心です。
また期間は、3日~1週間ほどかかります。繁忙期であれば、さらに期間はかかるので、余裕をもって出せる日を選んで依頼するようにしましょう。
リュックのクリーニングはリナビスにおまかせ
リュックにはホコリや花粉、汗などさまざまな汚れが付着しています。そのまま放置すれば、生地は傷み、劣化を早めてしまうでしょう。お気に入りのリュックは、定期的に汚れを落とし、清潔に保つことが大切です。しかし、リュックの中には家庭で洗濯できないものもあります。お気に入りのリュックだからこそ、失敗はしたくないというケースもあるでしょう。そんなときは、クリーニングに依頼するのがおすすめです。
宅配クリーニングの「リナビス」は創業60年を迎え、多数の熟練の職人が丁寧に手作業などでクリーニングを行っています。2020年に行われた宅配クリーニングのイメージ調査では「お客様満足度」3部門で1位となりました。
- 最短7営業日でお届け
- サイズ問わず一律料金
- ご家庭では難しいリュックの丸洗いに対応
- 普段使いのリュックはもちろん、アウトドア用リュックやお子様のリュックにも対応可能
リナビスのリュッククリーニングは「最短7営業日でお届け」「サイズ問わず一律料金」で承っております。普段使いのリュックやアウトドア用リュック、お子様のリュックはもちろんのこと、一部合皮が使用されているリュックも対応可能です。また、皮革製のリュックも「バック・鞄コース」にてお取り扱いが可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
リナビスのリュックの宅配クリーニングの流れは以下の通りとなっています。
- ネットからご希望のコースをご注文
- 集荷キットにリュックを詰めて送る
- プロの職人によるクリーニング
- ご自宅にお届け
手続きはとても簡単で、WEBから24時間いつでも注文が可能。注文後に集荷キットが自宅に届くので、集荷バッグに詰めて出荷準備をします。その後、電話で集荷依頼をして完了です。
自宅にいながらリュックをクリーニングに出したい方は、ぜひ宅配クリーニングの「リナビス」をご利用ください。
【公式】リナビスのリュッククリーニング
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