仕事でスーツを着る機会が多い人なら、どのくらいの頻度でクリーニングに出すのが適切か、しっかりとした知識を持っておきたいところです。クリーニングの期間が空きすぎると、嫌な臭いといったスーツに関するトラブルが起きやすくなります。
この記事では、スーツをクリーニングに出す最適な頻度やクリーニングへの出し方、料金の目安、日頃からできるお手入れ方法についてご紹介します。
目次
1 クリーニングに出す頻度は?
まず最初に、クリーニングに出す適切な頻度についてご説明します。
1.1 判断基準は汗の量による
結論からいうと、クリーニングに出すベストな頻度の答えは1つではありません。なぜなら、人によってスーツを着る頻度はさまざまで、季節などによって汗のかき具合も異なるからです。
そのようななかで最も重視したい判断基準の1つが、「前回のクリーニング後からそのスーツを着てどのくらい汗をかいたか」です。季節にもよりますが、平均的には5回ほど着ると汗による汚れが一定程度溜まった状態となります。
そのため、普段は5回着るごとに1回、汗をかきやすい夏の時期などは3〜4回着るごとに1回程度が目安となります。
>>ビシッとスーツを着るためのクリーニングの頻度は月何回?|宅配クリーニングのリナビス
1.2 汚れたらすぐに出そう
ただし大量に汗をかいたり、飲食でスーツを汚してしまったりした場合は、先ほどの目安に関係なく早急にクリーニングに出すべきです。汚れを落とすという意味ではもちろんですが、嫌な臭いがするスーツを着るのはビジネスにとってもマイナスです。
1.3 衣替えに合わせてクリーニング
あまりスーツを着る機会がなく、クリーニングに出すことがほとんどなかったとしても、スーツを長期間クローゼットにかけておくと、チリやほこりが溜まっていたり、湿気を吸って嫌な臭いがついていたりします。
季節の変わり目に衣替えをするタイミングでクリーニングに出しておけば、いつスーツを着ても問題のない状態が一年中保たれます。特に礼服などはいつ着る機会がくるかわからないので、注意が必要です。
2 普段できるスーツのお手入れ
スーツを長持ちさせ、きれいな状態を保つためには、日頃からのお手入れや着る頻度などの心がけも重要です。
2.1 ブラッシングをする
スーツをブラッシングすると繊維がふわっと起き上がり、繊維の流れも一定方向に向くため、生地の光沢がよみがえります。また、ブラッシングは毛玉や虫食い防止にも効果的です。
2.2 毎日同じスーツを着ない
毎日同じスーツを着ると素材の劣化が進みやすくなります。汗が乾ききらない状態でスーツを着続けると、素材に悪影響を及ぼすほか、シワが戻らない状態が続き、型くずれの原因にもなります。スーツはできれば2〜3着持っておき、着回すのがベストです。
2.3 アイロンをかける
定期的にアイロンをかけることもポイントです。型くずれの防止にもつながるほか、熱による殺菌で生地の劣化も防ぎます。スーツにアイロンをかける際には、当て布をすることを忘れずに。
3 クリーニングの出し方
ただし、こうしたお手入れをしっかりしたとしても、定期的なクリーニングは必要になります。スーツをクリーニングに出す際のポイントは次のとおりです。
3.1 ポケットの中を空っぽにする
まずポケットの中に何も入っていないか確認してから、クリーニングに出すようにしましょう。
3.2 上下セットで出す
スーツを上下セットでクリーニングに出すことも重要です。クリーニング店やそのとき担当する店舗のスタッフによって、使用する溶剤や仕上げ方が異なることがあり、上下別に出してしまうと上下の色味に差が出てしまうことがあります。
4 クリーニング料金の目安
続いて、スーツのクリーニング料金の目安をご紹介します。
4.1 上下で約1,000円〜2,000円
スーツのクリーニングは一般的に、上下セットで1,000円〜2,000円程度が相場です。高級ブランドのスーツや高級素材を使っている場合は、3,000円以上かかることもあります。
>>アルマーニなどの高級スーツをクリーニングに出すなら宅配がおすすめ!|宅配クリーニングのリナビス
https://rinavis.com/blog/20151229
5 スーツのクリーニングでほかに知っておきたいこと
ここまでスーツのクリーニング頻度や出し方、料金の目安についてご説明してきましたが、ほかにもスーツのクリーニングで知っておきたいことをご紹介します。
5.1 クリーニング日数の目安
スーツのクリーニングが終わるまでには、平均で2〜3日かかります。店舗によってはもう少し早く仕上がる店舗や時間がかかる店舗もありますので、事前に確認しておくようにしましょう。
5.2 オプション内容
スーツクリーニングではオプションメニューを提供している店舗もあります。例えば「カビ抜き加工」や「撥水加工」、ドライクリーニングのドライ臭がほとんどしなくなる「臭わん加工」などで、料金は無料の場合と有料の場合があります。
5.3 保管時に気を付けること
クリーニングから戻ってきたスーツは、クローゼットやたんすの中で保管するようにします。これは、日光や蛍光灯などの紫外線によってスーツが変色するのを防ぐためです。
また、クローゼットやたんすは湿気が溜まりやすいので、定期的な換気も必要であるほか、虫食いを防ぐために防虫剤の使用や掃除も大切です。
5.4 ドライクリーニング
クリーニング店のクリーニングはドライクリーニングというものを行っています。ドライクリーニングでは水の代わりに石油系の溶剤を使ってクリーニングを行います。この手法は通常の水洗いと比べると衣服への負担が少なく、特にデリケートな素材であるスーツに関しては必須といえます。
6 宅配クリーニングがおすすめ
この記事では、スーツのクリーニングについてまとめて解説しました。スーツは定期的にクリーニングに出すべきですが、一方で多忙なビジネススーツパーソンの場合は、なかなか店舗にスーツを持ち込む時間を確保しにくい人も少なくないはずです。
そんなときに便利なのが宅配クリーニングです。創業60年以上の宅配クリーニング「リナビス」もスーツのクリーニングサービスを提供しており、汗抜き加工、シミ抜き、カビ抜き加工、撥水加工を無料でおこなっています。
リナビスによる宅配クリーニングのご利用の流れは以下のとおりです。初めてご利用の方には初回に集荷キットが届きます。クリーニング後、スーツを最大12ヵ月無料で保管することも可能です。
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