今回は、ダウンのボリュームがなくならないようにする方法となってしまった時の解決策をお伝えしたいと思います。
ダウンがぺしゃっとしてしまう理由
ダウンの中綿は、水鳥の羽毛です。
お布団の羽毛布団と全く同じ物がはいっています。
この中綿のボリュームがなくなるのがぺしゃっとする原因ですが、主には2つあります。
理由①:中綿が偏っている!
ダウンは品質を重視するクリーニング店であれば多くの場合、水で洗います。
なぜなら着用回数も多く、袖口や襟元などが汚れている場合が多いからです。
水で洗うと中綿のダウンが濡れます。
この影響で普通に乾燥しても中綿が偏ったままになってしまうのです。
でもこの原因は品質重視のクリーニング店ではほとんど起こらないことです。
しっかりと乾燥時間を取り、仕上げの段階でも蒸気をたっぷり使ってダウンをふんわりさせる方法でクリーニングをすれば中綿が偏る事はほとんどないでしょう。
クリーニングに出して、ダウンがぺしゃっとなってしまう場合は乾燥をしっかりとせず、仕上げ作業も疎かにしているクリーニング方法だと言えます。
理由②:中綿が減ってしまった。
最近は価格の安いダウンがとても増えています。
品質のしっかりしたダウンもありますが、とても縫製が粗末な物も多いです。
縫製の粗末なダウンは、縫い目から中綿がどんどん出てきます。
なので着れば着るほど中綿が減ってしまうのです。
これはクリーニングでは解決できません。
品質のいいダウンをしっかりした方法でクリーニングすることが長持ちの秘訣!
所で皆さんはダウンを何着お持ちですか?
僕は2着です。(厚手のおしゃれなダウンと薄手の普段着るダウン)
相当おしゃれな方でも10着も持っている事は稀なダウンですので、購入する時は思い切っていい物を買うことをおすすめします。
やはりいいダウンは縫製もしっかりしているし実際とても長持ちします。
と言ってももうダウンはシーズンオフです。来年の冬前ごろに買うときに覚えておいてくださいね!
クリーニングに出したら何となくダウンのボリュームが無い感じになってしまったと言う方は、当店にお任せください!
しっかりした自然乾燥と蒸気をたっぷり使っての仕上げ(もちろん洗いも職人が担当します)
なのでダウンがとてもふんわりしますよ。
ダウンのふんわりクリーニングはこちら↓