長年使用した布団を処分するタイミングや処分方法について気になっている方は多いのではないでしょうか。布団を処分する方法は多岐に渡るので、自分に合った方法を選択しましょう。
この記事では布団を処分する方法について詳しく解説していきます。これから布団を処分しようと考えている方は是非記事の内容をご確認下さい。
目次
布団の処分の見極めポイントと寿命
布団を処分するタイミング分からないという方は多いです。ここでは布団を処分する目安となるサインや一般的な布団の寿命について解説していきます。
布団の処分の見極めポイント
布団を長年使用していると、保温性が低下したり、洗濯しても臭いが落ちなかったりすることがあります。布団が買った時より明らかに重い場合は、布団に汗や皮脂などの汚れが溜まっている可能性が高いので、洗濯やクリーニングを行いましょう。それでも改善しない場合は、布団の処分を検討しましょう。
また、布団の生地に穴が空いている・破れている場合や、布団のボリュームが減ってフカフカを感じられなくなった場合も処分をしていいかもしれません。
シーツ替えの時など、定期的に布団の状態を確認しましょう。
素材別の布団の寿命
布団を処分する目安は、状態や見た目だけでなく、使用期間も考慮する必要があります。布団の寿命は、綿やポリエステル、羊毛の素材であれば、敷布団で3年、掛布団で5年が目安です。
羽毛布団は、5〜10年が平均的な寿命と言われており、その他の布団と比較すると長くなっています。ただし、羽が外に出てきた場合や汚れや臭いが落ちなくなった場合は早めの買い替えが必要です。
布団の処分方法8選
布団の処分方法は数多くありますが、ここでは代表的な布団の処分方法8選を紹介します。
- 可燃ゴミとして処分する
- 粗大ゴミとして処分する
- 回収業者に頼んで処分してもらう
- 引越し業者に引き取ってもらう
- 下取りに出す
- 寄付する
- リサイクルショップで売る
- ネットオークションに出す
それぞれ詳しく解説します。
可燃ゴミとして処分する
布は基本的に可燃ゴミとして処分することが可能なため、布団も同様に可燃ゴミとして処分できます。
ただし自治体によっては、可燃物として処分するものの大きさに規制が入っていることもあります。その場合には布団を裁縫バサミで切る必要があります。
布団を裁縫バサミで切るのは面倒に感じる方もいると思いますが、可燃ゴミとして処分すれば、基本的に費用がかかりません。労力と処分に必要な金額を比較した上で可燃ゴミとして捨てるか判断しましょう。
粗大ゴミとして処分する
布団は容量が大きくかさばるため、粗大ゴミとして処分する方法もおすすめです。粗大ゴミとして処分する方法は、戸別回収してもらう方法と持ち込みをする2つの方法があり、いずれも簡単な手続きと処分費用が必要となります。
粗大ゴミは、自治体によって必要な手続きやゴミの規定が異なります。布団を粗大ごみに出す際には、自治体の粗大ゴミに関するルールを事前に理解しておくことが重要です。
回収業者に頼んで処分してもらう
回収業者に布団の処分を依頼すれば、料金を支払う以外の手間は一切かかりません。処分費用は、粗大ゴミとして布団を処分する場合よりも高くなってしまいますが、その他の家具も同時に処分できるという点はメリットと言えるでしょう。
布団の処分を回収業者に依頼する場合は、複数社で相見積りをとっておくことをおすすめします。
引越し業者に引き取ってもらう
布団の劣化や寿命によって布団を処分するのではなく、引っ越しによって布団を新調したい、処分したいという方は、引越し業者に引き取ってもらう方法が最も手間がかかりません。
引っ越し業者の中には不用品引取サービスを行っている会社もあり、その他の不用品もまとめて処理できる可能性もあります。不用品引取サービスを検討している場合は、見積りを行う段階で引っ越し業者に相談しましょう。
下取りに出す
新しい布団に買い替える場合には、下取りに出すことで処分費用を安く抑えることが可能です。下取りを行っている会社は、購入先や古い布団の買い取りを専用で行っている会社などが挙げられます。気になる方は一度連絡してみることをおすすめします。
ただし、布団の状態によっては処分費用が発生する場合や引き取ってもらえないケースがあるので注意しましょう。
寄付する
布団がまだ使える状態であれば、布団を求めている団体に寄付をするのも1つの方法です。布団の寄付を必要としている団体には、災害の際に物資を提供する団体や動物保護団体などが挙げられます。
また、NPO法人と通じて発展途上国に布団を寄付することも可能です。このように、社会貢献ができるという点を含めて魅力に感じる方もいるのではないでしょうか。
このような団体に布団を寄付する場合、引取サービスなどは無いケースがほとんどです。自ら送料を支払う必要があるという点は事前に把握しておきましょう。
リサイクルショップで売る
布団の状態が良い場合は、リサイクルショップで売ることも可能です。ただし、リサイクルショップで売れる布団は、高級品のみに限られるケースもあり、持ち込みをしても買い取りをしてくれない可能性も高いです。
事前に買取の条件を調べておきましょう。
ネットオークション・フリマアプリに出す
布団の処分の方法として最後に紹介するのはネットオークションやフリマアプリに出すことです。こちらもリサイクルショップ同様、費用がかかるどころか、売れればお金を儲けることができます。
出品だけなら自宅で簡単にできるので、リサイクルショップに持っていくのが面倒という方にはおすすめです。
ただ、売れるまでには時間がかかる場合もあり、すぐに処分したいという方は別の手段が良さそうです。
羽毛布団の処分方法
羽毛布団の処分方法は、基本的にその他の布団の処分方法と変わりありません。粗大ゴミとして出したり、回収業者に依頼したりするなどで処分を行うようにしましょう。
羽毛布団を可燃ゴミとして処分する場合、他の布団と比較しても解体作業に手間が取られるケースがほとんどです。羽毛布団の解体を行う場合はある程度広いスペースを確保し、汚れてもよい場所で作業しましょう。
布団を処分する前に確認すべきこと
ここでは布団を処分する前に確認すべきことを2つ紹介します。ここで紹介する2つの点をおろそかにしてしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性もありますので、詳細を確認するようにしましょう。
- 自治体の決まりを守って処分する
- 業者に依頼する場合は違法業者に気をつける
それぞれ詳しく解説します。
自治体の決まりを守って処分する
可燃ゴミや粗大ゴミとして布団を処分する場合、自治体の決まりを守ることが重要です。特に注意が必要な点は布団のサイズであり、自治体毎に粗大ゴミとして見なされるサイズは明確に定められています。
サイズのルールを見落としてしまうと余計に処分費用が必要となったり、最悪の場合は受け取ってもらえないケースも考えられます。面倒に感じても自治体のルールは守るようにしましょう。
業者に依頼する場合は違法業者に気をつける
布団の処分を業者に依頼する場合、違法業者に注意しましょう。違法業者の中には布団を回収した後に高額な請求をしてくるケースや、受け取った布団を不法投棄し、依頼者側も責任に問われるケースなどがあります。
トラブルに巻き込まれない為にも、布団の処分を依頼する業者の口コミやホームページを事前に確認しましょう。不安であれば、一般廃棄物の許可証を保有しているか確認しておくと安心です。
処分する前に布団のリフォームを検討しよう
布団の汗ジミやカビなどの汚れがなかなか取れない、布団のボリュームがなくなってきた、破れて中の羽毛が出てくるなどのお悩みをお持ちの方は、布団のリフォームを検討しましょう。目安としては、5年に一度、布団のリフォームを行うことで、布団を長持ちさせることができます。
明らかに破れていたり、生地がボロボロになっていたりする場合を除けば、布団をリフォームするメリットはあるため、気になる方はぜひ一度試してみて下さい。
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