カレーが大好きな、クリーニング職人の東田伸哉です。
カレーにはこだわりがあり、家庭的な野菜とお肉ごろごろカレーは苦手で
エスニックなカレーが大好きです。
インドカレーはもちろんグリーンカレーも好物です。
特に、新婚旅行で食べたモルディブのカレーは美味しかった!
ツナのカレーなのですが、ツナのしっかりした食感が中々再現できません。
ところで皆さまは、カレーを食べる時にご飯がどちら側かこだわりはありますか?
僕は、ご飯が左側じゃないとしっくりしません!
ネット上でもカレー談義がなされるほど、みんなカレーが大好きです。
そこで、今回はカレーが服に付いてしまった時のシミの取り方をお伝えしたいと思います。
カレーのシミはとても落としにくいシミ
カレーは水性と油性の成分が混ざり合い、スパイスの色素(ターメリックなど)が黄色く着色するため、とても落ちにくく厄介なシミの1つです。
衣類の繊維の状態や、色そしてシミが付いてからどれぐらい時間が経っているかで落ちる落ちないが変わってしまいます。
でも、服についてしまったりカーペットにこぼしてしまったりで、どうにか取りたいと言う方のためにご家庭で出来るシミの取り方をご紹介しますね。
カレーのしみ抜きの方法
◆必要な物
・液体洗剤
・酸素系漂白剤
・重層
・漬け置きようのバケツ
※この方法はご家庭でお洗濯可能な衣類限定のしみ抜き方法です。
①液体洗剤で汚れをとる
台所用の洗剤でもいいのですが、使い勝手から考えて液体洗剤を使うことをおすすめします。
アルカリ性の洗剤ですと、色落ちの危険性があるので中性洗剤にしてください。
今日のしみ抜き対象はこちら!
ワイシャツの袖にカレーのシミが付いてしまっています。
ここに直接液体洗剤を塗ります。
②シミを手で揉みほぐす
この様に、シミの部分を手でつまんでクニクニと揉みほぐします。
繊維の中に入ってしまっている、カレーのシミを繊維を揉むことでキレイに落とします。
デリケートな生地の衣類は、歯ブラシなどで優しく擦る事で対処してください。
中々取れにくい場合は、水ですすいで数回この作業を繰り返すことで、よりキレイになります。
これで大体取れましたが、少し黄色く残ってしまっています。
(しみ抜きに集中していたので、ここの写真を撮り忘れてしまいました。)
③残った汚れは漂白で落とす
とても取れにくいカレーのシミは、液体洗剤だけでキレイサッパリ取れない事が多いです。
ここからは、酸素系漂白剤を使ってカレーの色素をしみ抜きします。
※漂白剤は色々とありますが、塩素系漂白剤と還元漂白剤はこの作業には使わないでください。
このような酸素系漂白剤が市販されています。
重層と酸素系漂白剤、そして50℃ぐらいのお湯を1対1対1の割合で混ぜて、漂白用ペーストを使います。
そのペーストを残ったシミに塗り塗り。
こんな感じで、シミに漂白ペーストを塗ります。
30分ほどそのまま放置します…
さあ、シミはどうなったでしょうか?
おお!シミがしっかり取れている!
今回は、この工程まででしっかりシミが取れましたが
もし、これでもかレーのシミが残るようでしたら以下の漬け置き漂白をしてみてください。
④漬け置き漂白の方法
40℃~50℃ぐらいのお湯をバケツに張り、酸素系漂白剤をよく混ぜて溶かします。
そこに、カレーのシミが付いた衣類を入れて30分ほど漬け置きます。
その後、何度かシミのチェックをしながら、キレイに取れるまで漬け置きます。
※この方法は、部分的に取り外せるカーペットなどにカレーをこぼしてしまった場合にも有効な方法ですよ。
まとめ
カレーはとても美味しいけど、服やカーペットにつくと照れにくい厄介なシミです。
しみ抜き方法も大切ですが、カレーを食べる時は気合を入れて食べることも大事です。
僕の「今からカレーを食べるけど、気を付けよう…」と思いながら食べ始めます。
それでも、うっかりカレーのシミが付いてしまった時は今回ご紹介した方法を活用してくださいね!
それと、ご家庭で洗えないお洋服にカレーのシミがついてしまった場合は無理をせずクリーニングに染み抜きをお願いしましょう!
僕たちもカレーのしみ抜き得意です!
ぜひサービス詳細もリナビスの宅配クリーニングサービスページでご覧ください。