もう衣替えは完全に終わった時期ですが
次の秋ごろ、タンスを開けたら服に虫食い穴が開いてる!
と言うことにならないためにも
防虫剤の正しい選び方と置き場所、そしてニオイの取り方をご紹介します。
防虫剤、最近は無臭の物が人気ですが
ウチのおばあちゃんは「キツイ臭いがしないと効いた気がしない!」らしいので大量に防虫剤をつかっています。
でも、それぐらい大切なお洋服は虫食いから守りたい物
防虫剤で衣類をしっかり守って、着る前にニオイを消したい
その方法は複数あります
まずは、防虫剤の種類から
1、ナフタリン(ニオイ有)
効果が長持ちなので、利用回数の少ない和服や人形の防虫に使うといいと思います。
2、パラジクロロベンゼン(ニオイ有)
防虫成分の中では、即効性が1番高いです。
3、しょうのう(ニオイ有) ※うちのおばあちゃん愛用
クスノキから作られている防虫剤で、和服の保管にぴったりです。
4、ターピネオイル(ニオイ有)
天然木から抽出した植物由来成分ででいているので、毛皮や、革製品の保管にも使用できます。 (当社のクリーニングの保管はファーも多いので、これを使っています)
5、ピレスロイド系(無臭)
臭いがつかないから、すぐに着れる事が利点です。
防虫剤と一括りに言っても、いろんな種類がありますね。
用途に合わせて、防虫剤を使うことをおすすめします!
※注意
防虫剤の複数種類の利用はやめてください!
組み合わせが適当でないと防虫剤が溶けて液体になり油状の輪ジミをつくります。
以下組み合わせのNG表。
なので、1種類を使われることがもっとも安全です。
次に防虫剤を置く位置です
防虫成分は空気より重く、上から下に流れます。
なので、タンスであれば衣類の1番上に
クローゼットであれば、バーの1番高い位置の置くのが効果的です。
また、量が少ないと効果があまりないので、メーカー推奨の使用料を使ってください!
最後に防虫剤のニオイの取り方
虫食いもなく、今シーズンもお気に入りのお洋服を着よう!
上手く防虫剤が使えて、いざ洋服を着る時防虫剤のニオイが気になる…
そんな時は以下の3パターンの中で試してください
1、着る時まで、十分時間がある時
着用する何日か前から、日の当たらない風通しのいい所につるしておく
2、着る前日にニオイに気づいたとき
前日の夜、バスルームに一晩吊るしておく (湿気で脱臭)
3、当日気づいた!時間がない!
アイロンをスチームモードにして蒸気をたっぷりあてる。
(ニオイ成分が飛んでいきます)
もしくは、ドライヤーを離れた位置から服全体にあてる。
(表面のニオイはとれるので、急ぎの場合は)
防虫剤は、確かに助かるけどあのニオイが好きな人はあまりいないと思います。
ただしい使い方で衣類を虫から守り、着る時はニオイのない服でお出かけしてくださいね!
ぜひサービス詳細もリナビスの宅配クリーニングサービスページでご覧ください。