羽毛布団、羊毛布団、綿布団の正しい干し方とは？叩くだけではキレイにならない。

まだまだ寒い日が続きますね。みなさま、体調を崩されたりされてないでしょうか？

もう少ししたら、暖かい春日和になるかと思いますが、そんな日にはお布団でも干してみたいものですよね。

なので今回は、正しいお布団の干し方についてお話ししたいと思います。

素材別の正しいお布団の干し方

・羽毛布団

風通しの良い日陰で干してください。ダウンパック（四角く縫っているところ）の中の臭いが

気になるので、手で軽く押さえて中の空気を入れ替えましょう。

殺菌を期待するのであれば頻繁にでなければ30分ほどお日様に当ててあげても大丈夫です。

・羊毛布団

羽毛布団と同じく陰干しが基本です。これも毎回でなければ殺菌効果を期待して、30分ほど

お日様に当ててあげましょう。

・綿布団

干す時間は、夏の日差しは強いので日光による殺菌力やダニの殺虫力は比較的期待できるのですが、長時間干すのは綿を傷めてしまうので、午前中に１～2時間程度、冬場はお昼2時ぐらいまでが良いでしょう。

殺菌力やダニの殺虫力は、太陽の当たっている表面のみに期待できるため、途中で1回ひっくり返すことが必要になります。

お布団を干す場面を想像すると布団叩きでパンパンと叩いているところを思い浮かべますよね？

でも、それではダメなんです。

叩くことによって中の綿が切れたり、表地が弱くなったりします。また、羽毛が折れて粉々になってしまうことがあるんです。

ダニの死がいも叩くことによって粉砕されてしまいます。

ほこりやダニの死がいなどが気になる場合は掃除機で吸引してくださいね。

お布団を干す一番の効果は「乾燥させること」です。

乾燥させることにより、4つの効果があります。

１．殺菌効果

２．臭いが減る

３．ダニ対策

４．布団がふっくらとする

あくまでも今の状態より少しでも良くするためのことで、臭いが完全にしなくなったり、汚れが無くなったりダニが消滅してしまうわけではありません。

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