布団の洗濯ってどうしてる?みんなが気になるお悩みを大解決!
毎晩の快適な睡眠をサポートしてくれる布団。
ふかふかで暖かくて、特に冬の朝なんかはとてもいい気持ちにさせてくれますよね。
そんな布団ですが、意外と目に見えない汚れがたくさん溜まっているのは知っていますか?
布団は毎日使用するものなので、パジャマについたホコリや、寝ている間の汗をいっぱい吸い込んでいるんです。
でも布団ってどうやって洗ったらいいか、どんな種類の布団なら洗えるのか、意外と知らなかったりしますよね。
今回はみなさんが疑問に思う、布団の洗濯に関する謎を徹底解説しました。
記事の目次
もう迷わない!布団の洗濯に関する疑問を徹底解消
それでは、実際にたくさんの人が悩んでいる布団の洗濯に関するお悩みにお答えしていきます。
Q1.どんな布団が洗えるの?
A.まずは必ず洗濯表示をチェックしましょう。
朝起きると汗で布団がしっとりしている…。
そんな時に、「今使っている布団が自宅で簡単に洗えたら最高だなぁ」なんて思ったりしませんか?
最近はそんなニーズに応えて、自宅で洗えるというポイントを売りにしている布団がたくさん売られています。
それでも自宅にある布団が洗えるものなのかどうかは、まず洗濯表示の確認が不可欠です。
自宅で洗えるもの
- 洗濯機マークが付いているもの
- 手洗いの表示があるもの
自宅で洗えないもの
- 水洗い表示が×になっているもの
- ドライマークがついているもの
洗濯不可の布団を無理やり洗ってしまうと、布団が劣化してしまいます。
ひどい時は布団が二度と使えない状態になってしまうこともあるので要注意ですよ!
洗濯不可の布団は、必ずプロのクリーニング店にお任せするようにしましょう。
Q2.洗濯機で洗える布団はどんなサイズまで?
A.洗濯機の容量と布団のサイズを確認しましょう。
踏み洗いする場合は布団のサイズはあまり関係ありませんが、洗濯機で洗う場合には重要なポイントになってきます。
洗濯機は大きさによって容量が変わってくるので、その容量以上のサイズの布団を入れてしまうと故障の原因になってしまうんです。
洗える容量の目安
【容量5キロほどの洗濯機の場合】
・シングルサイズの薄めの掛け布団
・シングルサイズの敷きパッド
・タオルケット
【容量8キロほどの洗濯機の場合】
・シングルサイズの厚めの掛け布団
・セミダブルサイズの掛け布団
・ダブルサイズの敷きパッド
上記はあくまでも目安なので、参考程度にしてください。
またドラム式洗濯機など、一部の洗濯機では布団自体が洗えない場合もあるので注意が必要です。
それぞれの洗濯機の取扱説明書にも洗える布団の重さが記載されていますが、この重さは各メーカーによって多少変わってきます。きちんと自分の使っている洗濯機の容量を確認してから洗濯しましょう。
Q3.自宅での布団の洗い方は?
A.洗濯機で洗う方法と、踏み洗いで洗う方法があります。
自宅で布団を洗う方法は大きく分けて2種類あります。
洗濯機で洗うか、自分で踏み洗いするかです。
それぞれ洗濯時のポイントが変わってくるので、別々にご紹介します。
洗濯機で洗う方法
※必ず洗濯機の容量と布団のサイズを確認してから行ってください。
【用意するもの】
- 液体タイプの洗濯用洗剤
※粉末タイプだと洗剤が溶け残ってしまう可能性があります。 - 布団が入るサイズの大きい洗濯ネット
【洗濯機で洗う手順】
- 洗濯ネットに布団を入れる
- 洗濯槽の中に水を張って、その中に洗剤を溶かす
- ネットに入れた布団を洗濯槽の中に入れる
- 毛布コース(もしくはドライコース)で洗う
- 1分ほど脱水する
必ず洗濯槽に水を張って、洗剤を溶かしてから布団を入れるようにしましょう。
先に布団を入れた後に水や洗剤を入れると、洗剤の浸透具合にムラが出てしまう可能性があります。
脱水は1分ほどの短い時間で切り上げましょう。あまり長い時間脱水すると、布団の生地も中綿も劣化してしまう場合があるので要注意です。
自分で踏み洗いする方法
手洗いマークがついている布団や、洗濯機に入らないサイズの布団を洗いたい時は、自宅の浴槽の中で踏み洗いします。
【用意するもの】
- 液体タイプの洗濯用洗剤
【踏み洗いで洗う手順】
- ぬるま湯(約40℃)を浴槽の半分ほどまで溜める
- ぬるま湯の中に洗濯洗剤を溶かし、よく混ぜる
- 布団をシャワーで軽く濡らして、ホコリや軽い汚れを落とす
- 布団を浴槽の中に入れる
- 足で踏み洗いする
- ある程度全体を踏み終えたら、お湯を変えてもう一度踏み洗いする
- 「5」〜「6」のステップを、洗剤の成分がなくなるまで繰り返す
- 浴槽のなかのお湯を完全に抜いてから、浴槽の淵に布団を掛けて脱水する
1時間ほど布団を放置すれば、ある程度脱水が完了します。
それでもまだ運ぶ時に水が垂れてくる場合があるので、念のため物干し場までの道のりにタオルを敷いておくと◎。
Q4.布団の正しい干し方は?
A.2本の物干し竿を使って干しましょう。
脱水が終わった後でも、水分を含んで湿った布団はまだまだ重いもの。
1本の物干し竿にかけて干してしまうと、物干し竿がその重量に耐えきれない場合があります。
布団を干す時は、念のため2本の物干し竿にまたがせるように干すのがおすすめです。
2本の物干し竿をまたいで干すことによって、間に隙間ができて布団の乾きも早くなりますよ!
乾燥時間を少しでも短縮したい時は、サーキュレーターや扇風機の風をあてるのも◎です。
布団は天日干しでも室内干しでもOKです。ただし天日干しをする時は、もし雨に濡れてしまった場合重い布団をまた洗わなければいけなくなるので、その日の天気をよくチェックしてからにしましょうね。
Q5.布団の洗濯頻度は?
A.基本は1年に2回、布団の衣替え時期に洗濯すればOK!
実は布団は定期的に天日干ししたり、布団乾燥機にかけてメンテナンスしていれば、丸洗いの洗濯自体はあまり必要ありません。
ただ布団にジュースをこぼしてしまってシミになっていたり、子供がおねしょをして汚してしまったりして、「干すだけじゃ不安」という人も多いはず。
そんな人は汚れが気になってきたら洗うことをおすすめします。
ただ、あまり汚れていない状態の布団は、基本的に1年に2回ほどの洗濯でOKです。
夏布団と冬布団を交換するタイミングで、布団をしまう前に洗濯する習慣をつけるといいかもしれませんね。
Q6.ベッドパッドは洗える?
A.洗濯可能なものは洗ってOK!ただしクリーニング屋さんに頼むのがベスト
汗や皮脂の汚れはシーツの下のベッドパットにも染み付いてしまうことがありますが、こちらはお洗濯で落とすことができます。
ファブリーズなどの消臭スプレーで対応する人もいますが、これではニオイを上乗せしているだけで解決できません。
素材によってお手入れの方法が異なりますが、まずは洗濯可能かどうかを確認しましょう。
洗えるものはクリーニング屋さんに依頼します。
暖かくて人気のメリノウールなら、ドライクリーニングと水洗いのダブルクリーニングをして貰えば解決するので相談してみましょう。
ベッドパットのような大型のものは自宅での洗濯が難しく、無理に洗うと痛みや生乾きの原因になるので注意が必要です。
宅配や集荷での洗濯が可能なお店もあるので一度相談してみましょう。
もう布団の洗濯で悩まない!いつも清潔な布団で眠ろう
布団の洗濯のお悩みとその解決方法をご紹介しました。
快適な布団は、快適な睡眠を作るのに欠かせません。
今回の内容を参考にして、ぜひ自宅でも布団の洗濯にチャレンジしてみてくださいね。
リナビスの布団丸ごと水洗いクリーニング
また、リナビスでは「布団丸ごと水洗いクリーニング」を行っています。
場所は兵庫県西脇市、ホタルが生息する地域の美しい水をたっぷりと使用。40℃以上の温水で、布団の表面だけでなく中わたの汚れまでしっかり丁寧に丸ごと水洗いクリーニングを行っています。もちろん宅配クリーニングのサービスと併用可能なので、重い布団を自分で運ぶ手間も省けます。
「布団丸ごと水洗いクリーニング」に関する詳しい情報は下記をご覧ください。