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白い靴を洗ったらできる黄ばみの正体は何?正しい対処法を解説します

洗ったらできる靴の黄ばみの正体は何?正しい対処法を解説します
宅配クリーニングはリナビス

靴の汚れを落としたはずが乾かしたら逆に「黄ばみがついていた」「茶色くなった」なんていう経験はありませんか?

せっかく白くキレイにしたくて洗ったはずが、汗ジミのような汚れが残ってしまうと台無しですよね。キレイにしたはずなのに、かえって目立つ黄ばみが出てきてショックを受けた経験、きっと多くの方が共感できるはずです。

この黄ばみ、実は洗濯や乾燥の過程で引き起こされることが多く、原因は汗や汚れ、そして洗剤の残留物などにあります。でも、諦めるのはまだ早いです!

今回は洗ったのにできる謎の黄ばみの原因と、すぐにできる対策や黄ばみを防ぐ方法をご紹介します。その黄ばみきっとキレイになります。

記事の目次

きれいに洗ったのになぜ?靴に黄ばみができる原因と対処法

白やアイボリーのキャンバススニーカーやスリッポンでは黄ばみが発生しやすいので原因を理解して正しく対処しましょう。

なぜ洗った靴が黄ばむの?

なぜ洗った靴が黄ばむの?

実は靴が黄ばむ原因は、洗うときに使う洗剤です。

靴を洗うときは洗濯用洗剤や重曹、専用の固形洗剤などを使いますが、そのほとんどの成分がアルカリ性です。

アルカリ性の物質は紫外線に反応し黄色く変色してしまう性質があるため、靴に残ったアルカリ性の物質が黄ばみになってしまいます。

靴を洗った直後はきれいでも乾くと黄ばんでしまうのは、これが原因というわけです。

すすぎ残しは黄ばみの原因!

アルカリ性の洗剤を使う際は、とにかくよくすすいで靴にアルカリ性の物質を残さないようにしましょう。

靴が黄ばんだときはどうすれば良い?

靴は衣類やタオルと違ってギュッと絞ることができないので、すすぎ残しが起こりやすいのも事実です。

すすぐだけでは洗剤を落としきれない場合は、酸性の物質でアルカリ性の洗剤を中和させてあげましょう。

準備する物

準備する物
  • 中性洗剤(台所用中性洗剤でも可)
  • 酢またはクエン酸
  • バケツなどの桶
  • ブラシ
  • ぬるま湯

手順1.ぬるま湯に浸け置き

手順1.スニーカーをぬるま湯に浸け置き

靴が入るバケツなどの桶にぬるま湯を張って、靴を15分程度浸け置きします。

手順2.中性洗剤で靴を洗う

手順2.スニーカーを中性洗剤で靴を洗う

浸け置きしたら、ブラシに中性洗剤をつけて靴を洗っていきます。

とくに黄ばんだ部分をしっかり洗ってくださいね。

手順3.しっかりすすいで酢またはクエン酸水で浸け置き

手順3.スニーカーしっかりすすいで酢またはクエン酸水で浸け置き

靴が洗えたらしっかりとすすいでください。

すすぎ終わったら、バケツにぬるま湯を張り、酢200ccまたはクエン酸大さじ2杯を入れます。

その中に靴を入れ2~3時間放置します。

この間に靴についていたアルカリ性の物質が中和されていきます。

手順4.再度よくすすぐ

手順4.スニーカーを再度よくすすぐ

時間が経ったら再度靴をよくすすいでください。

臭いがしなくなったら完了です。

手順5.乾燥させる

手順5.乾燥させる

すすぎ終わったら風通しの良い日陰で干しましょう。

乾いたら、真っ白な靴に変身していることでしょう!

もし、これでも靴の黄ばみが落ちなかったら酸素系漂白剤を使用するのがおすすめです。
オキシクリーンを使って落とすことができるので試してみてください。

ひと工夫で長く使える!汚れを防ぐ3つの裏技

靴は何度も何度も洗っていると傷むスピードも早くなります。

だけど毎日履くものだし洗わないのは不清潔…。

そんな人は、靴の汚れを防ぐ裏技を実践してみるのがおすすめです!

防水スプレーを使う

防水スプレーを使う

靴がきれいになった後は、汚れがつかないように防水スプレーで対策するのがおすすめです。

防水スプレーは水だけでなく、他の汚れも防ぐ効果があるので雨対策と汚れ対策に活躍します。

防水スプレーを使うことで靴を洗う回数を減らすことができるので、まだ使ったことがないという方はぜひ試してみてください。

湿気の対策を行う

湿気の対策を行う

靴の大敵は湿気です。

靴はその形状から湿気を溜めこみやすく、カビや変色が起こりやすくなります。

長持ちさせるためには除湿剤や丸めた新聞紙を靴に入れるなどして対策しておくのがおすすめです。

長期間使用しない場合は靴をラップに包む

長期間使用しない場合は靴をラップに包む

靴はその日の気分やシーズンごとで使い分ける方も多いと思います。

ワンシーズン履かない靴がある場合は、一足ずつラップに包んで空気に触れさせないようにしましょう。

そうすることで空気による靴の劣化を防ぐことができ、ほこりも防げるのでおすすめです。

ただし、ラップで包む前にはしっかりと汚れを落として乾燥させましょう。

靴の黄ばみは家でもお手入れできる!

今回は、靴の黄ばみが発生する原因とその対処法についてご紹介しました。

何気なく使っていた洗剤が黄ばみの原因となることがあるなんて、意外で驚いた方も多いのではないでしょうか。黄ばみは靴の見た目だけでなく、洗濯頻度による寿命にも影響を与えるため、しっかり対策を取ることが大切です。

靴を洗う際には、洗剤の選び方やすすぎの回数、そして適切な乾燥方法を意識して、黄ばみの再発を防ぎましょう。せっかく時間をかけてお手入れしたのに、逆に汚れたようになってしまったら、とても悲しいですよね。

黄ばみ防止のケアをすることで、大切な靴を長く美しく保てます。今後は今回のポイントをぜひ実践して、靴の黄ばみから解放されましょう!

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監修者情報
生産管理部:宮田 智光

株式会社リナビス
生産管理部│宮田 智光


国家資格のクリーニング師の資格を保有し、24年間のキャリアで現在は年間80万点のクリーニングを対応。「全てにおせっかい」を心がけ、擦れて白化しているものがあれば色補正を行うなど、お客様に喜んでもらえるように真心こめて、お仕事をしています。また、クリーニングスタッフがおせっかいに注力できるようにサポートしています。お客様の衣類など少しでもキレイにしてお返ししたいという想いで、日々クリーニング品質を上げるためにクリーニング知識と技術の習得を行っております。

執筆者

せんたくのーと編集部では、クリーニングや洗濯に関連したお役立ち情報を発信しています。最新のクリーニング技術や洗濯のコツ、シミ抜きの方法、衣類ケアのポイントなど、役立つ情報を幅広くお届けしています。忙しい日常の中で、衣類を清潔に保つためのアイデアやプロのアドバイスで、読者様の生活をより快適にするお手伝いをします。

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