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コートの虫食いを防ぐ6つのルール。最適な自宅保管の方法とは?

コートの虫食いを防ぐ6つのルール。最適な自宅保管の方法とは?
宅配クリーニングはリナビス

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寒い季節の必須アイテムといえばコートですよね。

そんなコートを久々にクローゼットから出してみたら、虫食いの穴が空いていて大ショック!なんて経験ありませんか?

ただでさえコートはお値段の張るアイテム。

そんなに頻繁に買い換えられるものじゃないので、できる限りお気に入りの一着を長く着たいですよね。

そんな大切なコートを虫食いの魔の手から守るには、防虫対策のコツを知ることが肝心です。

今回は自宅でできるコートの虫食い対策の方法をご紹介します。

記事の目次

コートは虫の大好物!その理由は?

衣替えのシーズンにしっかりと対策しておきたいのが、衣類の防虫

虫はコートやセーターなどの衣類が特に大好物なんです。

虫はなぜコートが好き?

何回単独で洗えば他のものと洗ってもいい?

虫は様々な種類の衣類に穴を開けますが、特にコートは虫食いの被害を受けやすいアイテムです。

実は虫にも、人間と同じで好き嫌いがあります。

虫が一番好きな素材は以下の二つです。

  • カシミア(ヤギの毛)
  • ウール(羊の毛)

虫が一番好きなのは動物性の繊維。

そしてウールやカシミアはその着心地の良さから、比較的高価なコートなどに使われていることが多いのです。

結果的にコートは虫の大好物になってしまうということですね。

化学繊維でも要注意!

化学繊維でも要注意!

他にはコットンなどの植物性繊維も、大好物とまではいかないものの、虫に食べられてしまうことがあるので要注意です。

ポリエステルなどの化学繊維は、基本的に虫には食べられません。

ただし衣類に食べこぼしなどが付着したまま放置されている場合は、虫がその汚れを食べるついでに、化学繊維ごと食べてしまう場合があります。

どんな素材のコートでも、しっかりとした防虫対策をしておくことが大切ということですね。

化学繊維の場合、洗濯をしっかりして汚れを落としてさえいれば、虫に食べられることはほぼないでしょう。しかしコートを自宅で洗うのは至難の技なので、しっかりとクリーニングに出してくださいね。

大切なコートを虫食いから守る!すぐにできる対策とは

コートの虫食い対策で何よりも大切なのは、虫の付着を予防することです。

衣替えの時期の、「タンスやクローゼットにしまう前」のタイミングでいかに予防できるかがカギとなってきます。

おすすめの虫食い対策のテクニックを6つご紹介するので、しっかりとマスターしてくださいね。

1.しまう前に汚れを落とす

1.しまう前に汚れを落とす

虫の好物はホコリや繊維ですが、中でも汚れた繊維は大好物。

コートを汚れた状態のまま入れてしまうと、虫の餌食になってしまいます。

可能な限り洗って綺麗な状態にしてから、衣替えしましょう。

ただしほとんどのコートが自宅では洗濯できません。

「暖かくなってきたし、コートはもういらないな」と思ったタイミングでクリーニングへ出すことをおすすめします。

2.アイロンをかける

4.アイロンをかける

虫は熱に弱いので、アイロンをかけることによって死滅させられます

クローゼットにしまう前に、コートに一度アイロンをかけておくのが◎。

アイロンがけしておけばシワも伸ばせるので、次のシーズンがやって来た時にすぐに着られるのもメリットですね。

ウールやカシミア素材のコートは、アイロンがけの前に必ず洗濯表示を確認しましょう。デリケートな素材なので、基本的には当て布をしてアイロンがけすることをおすすめします。

3.コートの収納スペースは余裕を持って

2.クローゼットに服を詰めすぎない

虫にとって最高の環境は以下の通りです。

  • 温度が15~25度
  • 湿度が60~80%
  • ホコリや繊維、タンパク質が集まる

適度な涼しさで湿度が高く、服がいっぱい詰まったクローゼットは、虫にとって最高の居場所なんです。

少しでも湿度を下げる目的で、コートをしまう時には、他の洋服との間に少し隙間ができるくらいの間隔で収納するのがベストです。

コートを折りたたんでしまうと生地の間に虫が入りやすくなってしまうので、必ずハンガーにかけて収納してくださいね。

4.虫干しをする

5.虫干しをする

「虫干し」とは、普段しまっている衣類や本を取り出して、風を通してあげることです。

コートに風を通すことが湿気やカビを防ぐことにつながり、結果的に虫が寄り付かなくなります。

晴れた日にコートをハンガーにかけて、風通しの良い日陰で虫干しをするといいでしょう。

コートの型崩れや素材の劣化を防ぐためにも、直射日光は絶対に避けて干しましょう。日陰か、家の中の風通しの良い場所がおすすめです。

5.防虫剤を使う

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防虫剤も、コートを虫食いから守るのに役立ってくれます

防虫剤には用途に合わせていくつかの種類があります。

  • タンス用
  • 衣装ケース用
  • クローゼット用
  • ウォークインクローゼット用

など

それぞれの収納空間の広さに合わせてガスが適度に行き渡る仕組みになっています。

コートは多くの場合クローゼットに収納されるものなので、クローゼット用、もしくはウォークインクローゼット用を使うのがベストです。

防虫剤は密閉されていない空間に置いてしまうと、成分が逃げてしまい防虫剤が衣類にうまく散布されません。

クローゼットはしっかりと閉じて使用しましょうね。

6.防虫カバーを使う

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最近テレビのCMなどでも見かける防虫カバー

防虫カバーはコートにかぶせておくだけで防虫してくれる優れものです。

虫を寄せ付けないこと以外にも、たくさんのメリットがあります。

防虫カバーのメリット

  • コートにホコリがつかない
  • 防虫剤の臭いがコートに移らない
  • 防力ビ剤配合なので、カビの発生を抑えてくれる
  • 不織布を使用しているので通気性が良い

まさに良いことづくしです!

普通のジャケット用と、コート・ワンピース用のものが販売されているので、購入前にしっかりとチェックしてくださいね。

防虫カバーの効果が継続するのは約1年間です。1年ごとにきちんと交換するようにしましょう。冬が終わってコートをしまうタイミングで交換するのがおすすめです。

しっかりと虫食い対策をして、大切なコートを綺麗に保とう

コートを虫食いから守る方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

大切なコートを虫の餌食にしないためにも、衣替えの時期にはしっかりとケアすることが大切です。

どれもすぐに実践できる簡単なものばかりなので、次の冬がやって来る前にしっかりと対策を練ってくださいね。

防虫対策マスターになって、お気に入りのコートをしっかりと守ってあげましょう!

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監修者情報
生産管理部:宮田 智光

株式会社リナビス
生産管理部│宮田 智光


国家資格のクリーニング師の資格を保有し、24年間のキャリアで現在は年間80万点のクリーニングを対応。「全てにおせっかい」を心がけ、擦れて白化しているものがあれば色補正を行うなど、お客様に喜んでもらえるように真心こめて、お仕事をしています。また、クリーニングスタッフがおせっかいに注力できるようにサポートしています。お客様の衣類など少しでもキレイにしてお返ししたいという想いで、日々クリーニング品質を上げるためにクリーニング知識と技術の習得を行っております。

執筆者

せんたくのーと編集部では、クリーニングや洗濯に関連したお役立ち情報を発信しています。最新のクリーニング技術や洗濯のコツ、シミ抜きの方法、衣類ケアのポイントなど、役立つ情報を幅広くお届けしています。忙しい日常の中で、衣類を清潔に保つためのアイデアやプロのアドバイスで、読者様の生活をより快適にするお手伝いをします。

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