洗濯で落ちない汚れはどうする?クリーニングに出すべきもの一覧
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洗濯しても落ちない汚れってありますよね。
あの手この手を試してみたけど上手に落ちない汚れは、プロであるクリーニング店に任せるのが一番です。
今回は、自宅で無理やり落とさない方が良い、クリーニングに出すべき汚れをご紹介していきます。
記事の目次
自宅の洗濯で落ちない汚れって?クリーニングに出すべきもの一覧
洗濯で落ちない汚れを無理に落とそうとすると生地を傷めてしまう原因になります。
自宅で落とすことができない汚れはプロに任せる、落とすことができない汚れはそもそもつかないように防ぐ、の2点を覚えておきましょう。
次のような汚れがついたときにはクリーニング店に相談することをおすすめします。
- 血液のシミ
- 汗でできた黄ばみ
- 油シミ
- ボールペン・インクのシミ
これらの汚れは長期間放置すればするほど落としにくくなります。
汚れが酸化してしまったり、繊維に汚れが絡みついたり、水洗いすることで汚れにフタをしてしまうことで自宅での洗濯では落ちない頑固なシミになります。
それぞれの汚れを防ぐ方法とシミになる前にできる応急処置の方法を見ていきましょう。
血液のシミ
血液のシミは、時間が経過するほど落ちにくいシミの1つです。
血液に含まれているたんぱく質は長時間放置していると酸化して落ちにくくなります。
血液のシミを防ぐ方法
血液がついたらシミになる前にすぐに水洗いをすることが重要です。
水洗いができないものは、ティッシュなどで軽く拭き取っておきましょう。
洗濯方法
- 衣類の洗濯表示で水洗いができるかを確認する。
- 中性洗剤を使用し、歯ブラシでシミを落とす。
- 水でよくすすぐ。
- 酸素系漂白剤につける。
血液がついてから時間が経過している衣類や、洗濯しても血液が落ちなかった衣類、水洗いできない衣類などはクリーニングに出して処理をしてもらうことをおすすめします。
黄ばみ
黄ばみは、人から出る皮脂や汗が衣類に付着し酸化することでできます。
特に汗や肌が接触する襟元や脇下に黄ばみができやすく困っている人も多いのではないでしょうか?
黄ばんだ状態で長時間放置してしまうと酸化してしまうので、汚れが落ちにくくなります。
黄ばみを防ぐ方法
黄ばみを防ぐには、黄ばみができないように汗を吸収してくれるパットやシートを貼ったり、こまめにシートで拭き取ったりする方法があります。
また、黄ばみができていることに気づいた場合には、できるだけ早く洗濯して汚れを落とす必要があります。
洗濯方法
- 衣類の洗濯表示を確認する。
- 洗濯用中性洗剤を黄ばみの部分に直接かけ、歯ブラシでやさしくこする
- 40℃ほどのお湯に酸素系漂白剤を入れ、30分ほどつけ置きする。
- 衣類を取り出し、洗濯機で水洗いする
黄ばみがついてから時間が経過している衣類や、洗濯しても黄ばみが落ちなかった衣類、水洗いできない衣類などはクリーニングに出して処理してもらうことをおすすめします。
油シミ
油シミは、食用油やマヨネーズなどの油を含んだものが衣類に付着したことでできます。
油性の汚れは水と相性が悪く水洗いではとれない場合が多いので注意が必要です。
長時間放置してしまった場合や一度水洗いしてしまった場合には、なかなか落ちないシミになってしまいます。
油シミを防ぐ方法
油シミを防ぐには、早めにシミ抜きをして汚れを取り除くことが大切です。
他の汚れと違い水洗いをしても汚れを落ちにくくしてしまうので正しい対処法が必要です。
洗濯方法
- シミ抜きしたい部分の下にタオルを置く。
- 汚れ全体にクレンジングオイルまたは食器用洗剤を直接塗布する。
- やさしくもみ込みながら汚れを落とす。それでも落ちない場合は歯ブラシでやさしくこする。
- 水またはぬるま湯ですすぎ洗いする。
- いつもどおり洗濯機で洗う。
汚れがひどい場合や長時間放置してしまった場合などはシミが落ちにくい場合があります。
その時には、無理をしてゴシゴシこすったりするのではなく、クリーニングに出すようにしましょう。
洗濯しても取れない汚れはクリーニングに出そう!
自宅で落ちない汚れはクリーニングに出すのがベストです。
特に、大切な衣類や傷みやすい素材は自宅で無理に洗うのではなくプロに相談しましょう。
厄介な汚れを自宅で落とす方法はこちらでも紹介しています。
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