タンブル乾燥とは?禁止の衣類の正しい乾かし方を徹底解説
[toc]
洗おうとした洗濯物に見慣れない洗濯表示が、、、もしかしてそれはタンブル乾燥禁止のマークではありませんか?
今回はタンブル乾燥の特徴と、タンブル乾燥禁止の衣類の乾かし方をご紹介します。
記事の目次
タンブル乾燥って一体何?どんな効果があるの?
タンブル乾燥はタンブラー乾燥と呼ばれることもあります。
その特徴を見ていきましょう。
タンブル乾燥とはズバリ?
洗濯物に温風を当てながら回転させて乾燥させる方法です。
コインランドリーの乾燥機がタンブル乾燥の代表例ですが、実は家庭用のドラム式洗濯乾燥機でもタンブル乾燥を使用しています。
ドラム式洗濯乾燥機は1台で2役をこなすということで人気を集めていますが、タンブル乾燥を用いて乾燥させているのを覚えておきましょう!
タンブル乾燥の特徴
- 短時間で乾燥できる
- 梅雨の時期でも安心
- 洗濯物を回転させるため、摩擦や壁に叩きつけられて繊維にダメージがある
- 温風による衣類へのダメージもある
タンブル乾燥は温風と回転の力で洗濯物を早く乾かしてくれますが、その反面で洗濯物へのダメージも大きいのが特徴です。
洗濯物の種類によって禁止されているものもあるので、使い分けが重要になってきます。
タンブル乾燥の注意点
- 型崩れの可能性
- 衣類の縮みの可能性
- 装飾品が外れる可能性
おしゃれ着が型崩れ、縮み、装飾品外れが起きるとショックですよね。
基本的におしゃれ着はタンブル乾燥は避けたほうがいいかもしれませんね。
後述する洗濯マークでタンブル乾燥禁止になっていないか確認するのが重要です!
型崩れの可能性
繊細な衣類をタンブル乾燥かけてしまうと、回転の力で大きなシワがついて型崩れを起こしてしまう可能性があります。
衣類の縮みの可能性
ニットは温風によって縮みやすい衣類ですので、基本的に禁止マークがついています。
タンブル乾燥は温風を長時間当て続けるので、ニットは相性が悪いと言えます。
誤ってタンブル乾燥にかけて衣類が縮んでしまった方は、縮んだときの対処法をご紹介した記事があるのでこちらもご覧ください。
装飾品が外れる可能性
ボタンやホックといった付属品も回転の力で外れてしまう可能性があります。
ボタンが外れた際は付け直せば元通りかもしれませんが、手間もかかりますし装飾品が着いたものも相性が悪いと言えます。
タンブル乾燥はコレに使う!
- インナー
- 下着
- タオル
- パジャマ
これらについてはタンブル乾燥がおすすめです。
下着やインナーは外からは見えないのでタンブル乾燥で一気に乾かしてあげると良いでしょう。
また、タオルについては乾きにくいアイテムの代表例ですので、タンブル乾燥で一気に乾かしてしまいましょう。
タンブル乾燥が禁止の衣類はどうやって乾かす?
ではタンブル乾燥ができない衣類はどのように乾かすのが良いのでしょうか?
しっかり乾かしたいからといって無理に乾燥機に入れると傷みの原因になってしまいます。
タンブル乾燥が禁止の衣類について
タンブル乾燥が禁止されているかどうかは洗濯マークを見れば確認できます。
排気温度の上限も指定されていますので、ご自宅のドラム式洗濯乾燥機がどの温度の温風を出すのか確認しておきましょう!
乾かし方(1)外干しで自然乾燥
梅雨の時期や雨の日はできませんが、タンブル乾燥禁止の衣類は外干ししてあげましょう。
デリケートなものは天日干しではなく陰干しがおすすめです。
太陽に当てると乾きやすくなりますが、ダメージや色落ちの原因にもなります。
風通しの良い場所でしっかり水分を飛ばすことで嫌な臭いも発生しにくくなります。
乾かし方(2)浴室乾燥
ご自宅に浴室乾燥機能がついていればそれを活用するのもおすすめです。
電気代がかかってしまうのがデメリットですが、ダメージにならない程度の温風を当ててくれるので、タンブル乾燥禁止マークが付いていても安心して乾かすことができます!
浴室乾燥の魅力と使い方についてはこちらの記事でもご紹介しています。
乾かし方(3)乾燥グッズを活用
出典:ベルメゾンネット
最近では洗濯物を早く乾かすためのグッズが多数販売されていますのでそれらを活用するのもおすすめです!
部屋干しでも早く乾かすことができるものや、スペースの有効活用ができるもの、衣類が乾かしやすくなる洗剤などライフスタイルに合わせたものを選ぶことができますよ。
おすすめの部屋干しグッズについてはこちらの記事でご紹介しています。
タンブル乾燥禁止かどうかはしっかり見極めて!
タンブル乾燥の特徴と、タンブル乾燥が禁止されているときの乾かし方についてご紹介しました。
タンブル乾燥は上手に使い分けることで家事が楽になりますので、おしゃれ着とそれ以外とで使い分けて活用しましょう!