洗濯機で洗うときは水よりも温水がおすすめ!効果的な洗濯法とは
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残り湯洗濯があるように、洗濯は水よりも温度の高いお湯でする方が効果的だと言われています。
洗濯機の温水機能はしっかり使えていますか?
今回は汚れをしっかり落とすことができる温水洗濯についてご紹介します。
記事の目次
温水洗濯でよりキレイに!洗濯機の効果的な使い方
なぜ温水での洗濯は効果的だとされているのでしょうか?
洗濯機で温水を使う効果とは?
- 皮脂汚れを落としやすい
- 漂白剤の効果がUP
- 洗剤が溶けやすい
食洗機にもお湯が使用されているのと同じで、水と比べると温水の方が汚れを浮かしやすかったり落としやすかったりします。
洗濯機で衣類を洗濯する際も同様で、温水の方が汚れをしっかりと落とすことができます。
また、冷水とは違い洗剤の溶け残りが少ないだけでなく、洗剤に含まれている酵素は高温である方がよく働くので効果的に洗濯ができます。
洗浄力が高い代わりに色落ちが起こりやすくなったり生地への負担が大きくなります。
おしゃれ着の洗濯はできる限り低い温度のほうが良いでしょう。
「温水機能」がついた洗濯機の使い方
出典:ビックカメラ
自宅の洗濯機に温水機能がついていても使いこなせていない人も多いのではないでしょうか?
機種によって違いはありますが、温水機能付き洗濯機にはいくつかのコースが用意されています。
今回はPanasonicのNA-VX9900・8900を参考に解説していきます。
洗濯機はコースによって温度が異なる!
- 約40℃ おまかせ、つけおき、においスッキリコース
- 約40℃ おしゃれ着コース
- 約30℃ おしゃれ着コース
- 約60℃ 除菌コース
複数の温度が用意されている理由は、衣類によって水温の上限があるためです。
洗濯絵表示を確認し、30や40と表記がある場合はそれが上限ですので気をつけてください。
【約40℃】おまかせ、つけおき、においスッキリコース
洗濯機で日常の洗濯物を洗う際に使います。
漂白剤を使う際は色物と白物を分けて洗濯するようにしてください。
つけおきコースは黄ばみが目立つ際に使うといいでしょう。
においスッキリコースは生乾きの嫌な臭いの発生を抑えるので、乾きにくいタオルなどで使うのがおすすめです。
【約40℃】おしゃれ着コース
洗濯機で白物のおしゃれ着を洗う際に使います。
黄ばみ予防におすすめです。
【約30℃】おしゃれ着コース
こちらは水温を下げたコースです。
衣類によって上限30℃の場合もありますので、30℃表記のあるときに使いましょう。
【約60℃】除菌コース
白物衣類限定で使う高温洗濯コースです。
水温が約60℃あるので除菌力が高くなっています。
黄ばみの目立つ白い寝具カバーやタオル、ふきんに使います。
洗濯機の通常コースは一体何度?
では温水コースではなく通常の洗濯を行った場合の水温は何度くらいなのでしょうか?
残り湯などを使用しない場合、基本的には水道水の温度ですので季節によって多少変化しますが、30℃以下で洗濯していると考えて良いでしょう。
以下は季節ごとの通常コースの洗濯の温度の目安です。
- 春(3月〜5月):10℃〜20℃
- 夏(6月〜9月):20℃〜25℃
- 秋(10月〜12月):10℃〜15℃
- 冬(1月〜2月):10℃以下
冬場は水温が低くなるため粉洗剤は溶け残りが発生することもありますので、高温洗濯モードを使用するのもおすすめです。
ただし、高温洗濯は通常の洗濯コースよりも時間がかかることがあるので注意してください。
洗濯機は温水を活用して洗濯物をキレイに!
温水洗濯の効果と、洗濯機の温水機能についてご紹介しました。
洗濯機の温水機能を使うことで汚れをしっかり落とし、洗濯物を綺麗にできますのでぜひ活用してください!