覚えておくと便利!外出先でもできるシミ抜きのコツと応急処置方法
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子供と出かけた先で洋服にシミが!なんて体験は、お子様がいるご家庭では日常茶飯事で起こる”あるある”ですよね。
食べこぼしや泥汚れなどいつの間にかついていたシミで服が汚れてしまったけど、着替えさせるわけにもいかないし….。
そんなときにできるシミ抜きの応急処置の方法をご紹介します。
記事の目次
外出先でシミができてしまったら?覚えておきたい3つのコツ
シミはそのままにしておくと取れなくなるリスクもあるので、自宅での洗濯前の応急処置が大切です。
シミ抜きに大切な3つのことを守るだけで落ち方が違ってきます。
コツ1.とにかく素早く落とす
外出先でもシミをつけたらとにかくすぐにシミ抜きの応急処置を行うことで後の仕上がりに違いが出ます。
シミは時間がたてばたつほど落ちにくくなり、色も変化していくので、シミをつけた直後の乾く前にシミ抜きの応急処置をすることが大切です。
一度酸化してしまうと洗濯するだけでは落ちない汚れになるので、そのまま放置するのはやめましょう。
コツ2.ゴシゴシこすらない
シミのついた箇所をタオルやウェットティッシュでゴシゴシこするとシミを広げる原因になり、汚れを繊維の奥に押し込んだり、生地を傷めることにもなります。
シミの裏側にハンカチを当て、ティッシュペーパーか乾いたハンカチでシミを押さえるように、こすらず周辺から中心に向かってたたくのがポイントです。
シミ抜き剤などの使用もおすすめですが、落ちた汚れが広がって他の箇所についてしまわないように、タオルやティッシュに移すイメージで行いましょう。
コツ3.シミの種類を見極める
シミには大きく分けて「水溶性」と「油性」の2種類のシミがあります。
対処を間違ってしまうと、応急処置どころかさらに汚れが広がるという逆効果になることもあるので、しっかりシミの種類を把握することが重要です。
なんでもとにかく水で流すというのが間違いなこともあるので注意しましょう。
正解はコレ!外出先でもできるシミ抜きの方法
水溶性のシミと油性のシミでは対処法が異なります。
水溶性のシミの場合
しょうゆやコーヒー、ジュースなど水に溶けるタイプの汚れは早めに水で流しましょう。
それでもシミ抜きが不十分な場合は、薄めた中性洗剤をハンカチに含ませるのも良いでしょう。
お店のトイレに備え付けてあるようなハンドソープで十分に高価があります。
ただしここでも素早く・こすらないが重要なポイントです。
油性のシミの場合
ミートソースやチョコレート、カレーなど水に溶けない油性のシミは取り扱い要注意です。
きちんと順を追って正しく対処しましょう。
- 固形物がある場合は、それをまず生地からつまんで取り除く
- ティッシュペーパーか乾いたハンカチで、押さえるように油分を吸いとる(水溶性のシミと同じく、裏に布を当てるとよい)
- ハンドソープや石鹸などを、直接生地に染み込ませる
- ハンカチを水に含ませ表面を押さえる
- シミが薄くなるまで2~4を繰り返す
落ちづらいですが、これをしておくと家に帰ってからのシミ抜きがラクになります。
シミの種類がわからない場合
何のシミだかわからないときは、油性のシミ抜きの方法から試してください。
油性のシミに最初から水を使ってしまうと、汚れが落ちにくくなってしまうのでくれぐれもご注意を。
家で事前にできる対策は?
シミがつかないようにする事前対策として防水スプレーでコートすることもおすすめです。
クリーニング屋さんに専門のメニューがありますが、ご自宅でも十分できますよ。
防水スプレーに関してはこちらで詳しくご紹介していますので参考にしてください。
緊急でも正しく対処!シミ抜きの応急処置をマスターしよう!
もしものときのために簡単にできる応急処置の方法を覚えておくと便利ですよ。
また、出先でも簡単にシミ抜きができるアイテムも販売されているのでカバンの中に忍ばせておくのもおすすめです。