洗濯物を美しく仕上げるには平干し!正しいやり方とは?
記事の目次
平干しは、洋服に一番負担をかけずに乾かすことができる干し方です。
ちょっとコツを抑えて平干しをするだけで、大切な服をもっと長持ちさせることができるかもしれませんよ!
今回はそんな平干しのやり方とコツを詳しくご紹介していきます。
大切な服は平干ししよう!今すぐできるやり方をチェック
マフラーやニットなど伸びやすい服を干すとき、どうやって干そうか迷ったことはありませんか?
特にニットのセーターなんかは、ハンガーにかけて干して干したら生地が伸びてテロテロになってしまった…なんてこと、よくありますよね。
そんなときにおすすめの干し方が「平干し」なんです。
平干しってどんな干し方?
平干しとはその言葉通り、「平らな物の上に洗濯物を干す」方法です。
逆にハンガーなどにかけて洗濯物を干す方法を「吊り干し」と言って、こちらの方が一般的です。
ただしハンガーだと生地が伸びてしまいそうな服を干す場合は、平干しが断然おすすめ。
洗濯物をハンガーなどで吊り干しすると、洗濯物に含まれた水分がどんどん下の方に落ちてきます。
その水分の重みで服が引っ張られて、結果的に服が伸びた状態で乾いてしまうんです。
でも平干しなら洗濯物の水分が一部分に溜まるという現象が起きないので、型崩れせずに洗濯物を干すことができます。
服を平たく寝かせて干すことによって、服にかかる負担を分散してくれるのが一番のメリットですね。
平干しがおすすめな服は?
平干しはニットなどの伸び縮みしやすい服に最適な干し方です。
他にもコートやマフラーなどの高価なブランド物など、絶対に型崩れさせたくない衣類には平干しがおすすめです。
洗濯表示をチェックしよう!
平干しが推奨されている服は、洗濯表示に表記がされています。
洗濯表示が2016年に改定されているので、マークが2種類あります。
このうちのどちらかのマークがある場合は、必ず平干しで干しましょう。
平干しのやり方は?
平干しのやり方はいたってシンプル。
- 洗濯機から洗濯物を取り出す
- パンパンと軽く振りさばいてシワを伸ばす
- 平たい場所に広げて置く
この3ステップだけです。
誰でも簡単に実践できますよね!
平干しをする際は、風通しの良い日陰か室内を選んで干しましょう。服の生地の劣化につながるので、直射日光は絶対に避けてください。
平干しのときに洗濯物を置く場所は?
干し方はシンプルな平干しですが、以外と困るのが服の置き場所。
「自宅の物干し場に、濡れた服を広げて乾かせるスペースなんてない!」って思った人もいるのではないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、平干し専用の洗濯ネットです。
使い終わったら畳んでコンパクトになるタイプや、浴室専用のものもあるので、自身のライフスタイルに合った商品を選んで使ってみてください。
専用ネット以外の干し方は?
基本的には専用の洗濯ネットを使うことがベストですが、ネットがなくても平干しはできます。
以下の方法を試してみましょう。
- メタルラックに置く
- テーブルに置く
- バーベキュー用の網の上に置く
- ピンチハンガーの上(天面)に置く
- メッシュの洗濯かごの上に置く
室内干し、外干しを問わず置き場所さえあれば平干しはどこでもできます。
ただし大切なポイントとして、「通気性」を意識することを忘れずに。
平干しは吊り干しと比べると、どうしても服とアイテムの接している面積が多くなります。
通気性が良くないと服は乾きにくくなり、場合によっては菌や嫌な匂いの原因になることも…。
できるだけ網目のものの上に置いたりして、服の接地面積を減らすことを心がけてください。
テーブルに置いて乾かすときは、下に乾いたタオルを敷くなどの工夫をすると洗濯物が乾きやすくなりますよ。
大切な服の型崩れを平干しで防ごう
今回は平干しのやり方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
平干しをするのに専用の道具などは必要ありません。
ちょっとした工夫と家にあるアイテムで誰でも簡単に実践できるので、次の洗濯からぜひトライしてみてくださいね。
今回ご紹介した平干し方法をしっかりとマスターして、大切なニットやジャケットを型崩れから守ってあげましょう!