残り湯洗濯が汚いは間違い!デキる主婦こそ使う家事テクを解説
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残り湯洗濯って聞いたことはあっても実践している人は少ないのではないでしょうか?
「本当にみんなやってるの?」「水道代節約になるってほんと?」「残り湯って汚くないの?」という不安の声があるのも事実です。
そこで今回は、実はとってもお得な残り湯洗濯について紹介していきます。
記事の目次
残り湯洗濯は汚くない!節約にもなる家事テクニックとは?
そもそもなぜお風呂の残り湯で洗濯をするの?と思う人も多いですが、残り湯を使った洗濯にはたくさんの嬉しいポイントがあります。
残り湯を使うと汚れが落ちやすい
入浴し終えてすぐのお湯は40℃前後であることが多く、そのまま高温洗濯に使うことができます。
高温洗濯とは40℃以上の残り湯で洗濯をすること。
お皿洗いもお湯でしたほうが油汚れが落ちやすいように、洗濯物も水で洗ったときと比べると汚れ落ちがグンとアップします。
洗剤も溶けやすいので、皮脂汚れや子供の食べこぼしの汚れなどの普段の洗濯では落ちにくい汚れは残り湯の方がよく落ちます。
クリーニング屋さんでも高温洗濯をしているので、汚れ落ちのよさはかなり期待できますね。
残り湯洗濯ってみんなやってるの?
では、お風呂の残り湯をお洗濯に使用している人はどのくらいいるのでしょうか?
ライオン株式会社が運営するメディアサイトLidea(リディア)の調査によるとなんと6割以上の主婦が残り湯を活用しているとの結果が出たそうです。
残り湯を使う理由は、ほぼすべての人が「水道代の節約のため」だそうです。
たくさんの水が必要になる洗濯は水道の料金がかさむ原因ですが、やらないわけにはいかずどうにか節約しようとお湯の使い回しして上手に節約している主婦が多いようですね。
残り湯洗濯で水道代をカット!
お風呂のお湯は各ご家庭の浴槽のサイズにもよりますが、だいたい200〜300リットルの水量になります。
これを再利用せずに毎日捨てていると思うと、もったいないですよね。
残り湯洗濯は専用のポンプがあれば簡単にお湯を汲み上げることができるので、節約することができます。
実際にお風呂の残り湯で洗濯した場合、1日1回の洗濯で利用する水の量を90リットルとすると、年間32850リットルもの水を節約できる計算になります。
各自治体にもよりますが、水道料金が年間約10,000円の削減になるとか!
浮いたお金でちょっと贅沢してみるのも良いかもしれませんね。
残り湯洗濯って汚くないの?
家族が入ったお風呂の残り湯の再利用となると、雑菌が心配で敬遠している方も多いのではないでしょうか?
お風呂の残り湯には皮脂や汗の成分が含まれていることが予想されますが、皮脂や汗は水溶性の汚れなので水に溶けて流れていきます。
そのため、残り湯で洗濯してもきれいに仕上がるというわけですね。
ただし、残り湯で洗濯をするときには次のようなことに注意しなければいけません。
- お湯に浸かる前に体をきれいに洗う
- タオルは湯船に浸けない
- 残り湯はその日のうちに使用して菌が繁殖しないようにする
- 除菌・抗菌効果のある洗剤を使用して洗濯する
- 残り湯を使うのは「洗い」の工程だけにして「すすぎ」では水道水を使用する
上手に残り湯を活用すれば賢く節約できますよ。
安全対策もしっかりと
メリットがたくさんあって便利な残り湯の再利用ですが、お湯を流さずに浴槽内に残しておかなければいけません。
なので小さなお子さんやペットのいるご家庭では浴槽内への転落など、万一の事故が心配です。
そのような事故を防ぐためにも、お湯を残しておく際にはお風呂の蓋はしっかりと閉める、浴室のドアは閉めておくなど、事故のないように管理をしておきましょう。
残り湯洗濯でデキる主婦になろう!
残り湯洗濯は、正しく行えばとても優秀な洗濯方法です。
毎日はできないという人も、時間があるときにお風呂の残り湯で洗濯にチャレンジしてください。
ポンプがない場合は、洗面器などで残り湯を洗濯機まで運ぶこともできますよ。
まずは少量の洗濯物から始めてみましょう。
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