お手本にしたい家事テク!カビが生えにくい敷布団の干し方
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季節ごとに変える掛布団は頻繁に干しても、オールシーズン使える敷布団は重さもありますし、干す頻度が少なくなりがちではありませんか?
実は、掛布団よりも敷布団の方が湿気が多く、しっかりと干さなければいけないのは敷布団です。
今回は、カビを防ぐ敷布団の干し方をご紹介します。
記事の目次
家カビを撃退!敷布団の干し方と真似たい5つのテク
夏場はもちろん、乾燥していて気温が低い冬場でも、実は汗をかいているため敷布団には湿気がこもってしまいます。
敷布団の中に溜まった湿気はカビの原因になりますので、防止するためには敷布団を干して風を通してあげましょう。
ただし、いつでもどんなときでも干して良いというわけではありません。
次にご紹介する5つのテクニックを覚えておいてください!
テク1:干す頻度と時間に注意
カビを防ぐために毎日干せば良いというわけではありません。
毎日干すことは逆に布団の寿命を短くすることにも繋がります。
敷布団を干す頻度は、羽毛布団は1ヶ月に1回、綿布団や合繊布団は週2回を目安にしましょう。
干す時間は2時間程度が目安ですが、汗をかきやすく湿気の多い夏場は少し長めに干しておくのがベターです。
テク2:湿気のない晴れた日に干す
湿気のない晴れた日の午前10時から午後2時頃まで風通しのいい場所で片面1~2時間ずつ干しましょう。
雨上がりは地表から出る水蒸気で布団が湿気るので避けるのがおすすめです。
炎天下で長時間干すと生地を傷めてしまうので干しすぎに気を付けてくださいね。
テク3:両面乾かす
布団は片面だけでなく両面干すのがポイントです。
とくに敷布団は汗などによって湿気を溜め込んでいます。
しっかり乾かすためにも、干している途中で裏返して両面を日に当ててください。
テク4:素材に合わせた干し方をする
綿の布団は日光に当てても問題ありませんが、羽毛布団はデリケートなので陰干しをしましょう。
干し方を間違えると布団の中身の素材が傷んでしまう可能性があるため、干す前に必ず洗濯表示を確認しましょう。
外干しができないものは部屋干しでも大丈夫ですが、必ず風通しの良い場所で干すようにしましょう。
テク5:敷布団は叩かない
布団を干したら、布団たたきで叩く人も多いですが、実はこれは間違いなんです。
布団を叩くとほこりが舞うので、一見キレイになっている感じがしますが、生地の繊維が壊れて繊維が舞っているだけなんですよ。
干した後はダニの死骸や動かなくなったダニが表面にたくさんついているので、表面は叩かず必ず両面に掃除機をかけましょう。
敷布団を干した後はすぐに片づけずに、風通しの良い場所で少しの間熱をとりましょう。
布団が熱いうちに片づけてしまうと熱が冷めてまた湿気としてこもってしまいます。
敷布団を干すのに役立つアイテムは?
敷布団を干すときに便利なアイテムを2つご紹介します。
荒畑の折畳み式物干台(布団干しスタンド)
出典:荒畑
普段洗濯を干している干し竿は自分の胸の高さより高い位置にあるのが一般的だと思いますが、重たい敷布団を胸より高い位置に持ち上げて干すのはとても大変で重労働ですよね。
そんなときにあると便利なのが布団干しスタンド。
こちらの物干台を使うと、重たい敷布団を胸より高い位置に持ち上げる必用がなく、敷布団を広げたまま台の上にのせて簡単に干すことができますので、効率よく太陽の光を敷布団に当てることが可能です。
布団クリーナー
出典:Amazon
布団を干した後は掃除機で表面を吸うのが基本ですが、家中掃除している掃除機を布団に使うのは少し抵抗がある方もいらっしゃいますよね。
そんなとき布団クリーナーを寝室に1つ置いておくだけで掃除機を取り出すより楽に、さっと布団の汚れを吸うことができますよ。
正しい干し方をすれば敷布団はほかほかのふかふかに
これからは、忘れがちな敷布団もしっかりお手入れしてくださいね。
正しい布団の干し方を覚えてほかほかふかふかの敷布団で快適・清潔で質の良い睡眠を取りましょう。
小さなお子様がいるご家庭で必ず訪れるであろうお悩み。
それは、おねしょ問題です。
おねしょをした布団の洗い方と干し方をご紹介した記事がございますので、こちらも参考にしてください。