1シーズンで買い替えない!ヒートテックの寿命をのばす洗濯方法とは
[toc]
毎年冬場はヒートテックが手放せないといった方も多いのではないでしょうか。
洗濯すると意外とすぐに傷んでしまいますが毎年買い替えるのもコスパが悪いですよね。
そこで今回は少しでもヒートテックを長持ちさせるための、正しい洗濯方法をご紹介します。
記事の目次
もしかして毎年買い替えてない?正しい洗濯でヒートテックの寿命を伸ばす!
ヒートテックの洗い方を説明する前に、ヒートテックの仕組みを理解しておきましょう。
洗濯する前に知っておきたいヒートテックの仕組み!
ヒートテックは「吸湿発熱」の原理を利用しています。
吸湿発熱とは、人間の体から発されている水蒸気が衣類の繊維について熱エネルギーを発生させる仕組みで、どの衣類にもこの現象が起こります。
ヒートテックはこの仕組みを使ってより持続して発熱させるために、吸湿性の高いレーヨンやマイクロアクリルと呼ばれる化学繊維を使っているのです。
そのため、肌にピタッと密着して発熱するヒートテックを着ると暖かくなるというわけです。
また、超極細繊維を使って生地が作られているので暖まった空気を逃がさず高い保温性が持続しています。
つまりヒートテックの寿命を延ばすには、繊維を傷めず、伸ばさないようにするのが最大のコツとなります。
ヒートテックの洗い方〜洗濯機編〜
- 洗濯ネットに入れる
- 洗濯機で回す
- 脱水
- 干す
ヒートテックは薄く伸縮性があるので、他の衣類と一緒に洗うと生地同士がこすれたり絡まってしまったりしてしまいます。
素材を傷めてしまうため、できるだけ洗濯機での洗濯は控えた方が良いでしょう。
しかし、どうしても時間が足りなかったり手がかけられなかったりするときは、洗濯ネットを活用して負担を減らしてあげましょう。
洗濯ネットの使い方は以下の記事を参考にしてください。
洗濯ネットに入れる際、毛玉を作らないように裏返しにするのがおすすめです!
ヒートテックの洗い方〜手洗い編〜
- ぬるま湯に中性洗剤を溶かして洗剤液を作る
- ヒートテックを押し洗いする
- タオルで水気を取る
- 干す
ヒートテックの繊維を伸ばさないように洗濯するには、一番負担の少ない手洗いがおすすめです。
手洗いをする際には押し洗いにしてこすらないようにしましょう。
摩擦は生地を傷めてしまうので注意が必要です!
手間と時間をかけられるときは手洗いで洗濯してあげましょう。
ヒートテックの詳しい手洗い方法は以下の記事を参考にしてください。
ヒートテックの干し方は?
ヒートテックにはポリウレタンが使用されていますが、この成分は熱に弱いため直射日光は避けて日陰で干すのが理想的です。
乾燥機でヒートテックを乾かすこともNGです。
また、ハンガーはサイズが合っていないと型崩れの原因になったり、薄い素材を洗濯バサミでつまむと伸びる原因になったりするので避けるのがベストです。
手洗いしたときは水分の重みで伸びる可能性もあるので、よりおすすめな干し方は平干しです。
ヒートテック購入時にもコツがある!
ヒートテックは伸びて保湿効果が低くなると寿命も短くなり、買い替えの回数も増えます。
長持ちさせて買い替える頻度を減らしたい方は、購入時にジャストサイズを選ぶか、伸びることを想定してワンサイズ下のものを購入するのがおすすめです。
正しい洗い方でヒートテックの寿命を延ばそう
ヒートテックも洗い方次第でワンシーズンでの買い替えを防ぐことができます。
ご紹介した方法を参考に、冬場に大活躍のヒートテックを大切に洗ってくださいね。