ハンドソープは洗濯洗剤のかわりになる!出先でもできるシミ抜きの方法
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外出先で服に食べこぼしをしてしまったり、出かける前に服にシミを発見してしまったりと、いますぐ簡単に汚れを落としたい場面って多いですよね。
実はそんなときに活躍するのが、ハンドソープです。
シミを残さないためには素早く対処することが一番ですが、洗濯ができないときは応急処置をしておくことで、汚れ残りのリスクを減らすことができます。
今回はハンドソープを洗濯洗剤のかわりとして活用する方法をご紹介します。
記事の目次
後にシミを残さない!家にあるハンドソープで簡単お洗濯!
シミを見つけても今すぐ洗濯できないときや着替えられないときはハンドソープでシミ抜きするのがおすすめです。
ハンドソープは外出先のお手洗いや、自宅の洗面所にあるので、誰でも手軽に簡単に汚れを落とすことができますよ!
ハンドソープが洗濯に使えるのはなぜ?
ハンドソープは洗濯洗剤と似た成分でできています。
本来は手を洗うためのものですが、汚れを落とすための成分は洗濯洗剤とほとんど一緒なので、シミ抜きにも有効です。
ただし、使用するものによっては生地を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。
一体どんな成分が含まれているのでしょうか?
界面活性剤
ハンドソープには界面活性剤が入っています。
界面活性剤は油分を浮かして落としやすくする働きがあります。
ボディソープもハンドソープ同様シミ抜きに使用できます。
着色剤
ハンドソープは色のついたものがあり、シミ抜きを行うことで衣類に色移りしてしまうものもあるので、原液で使う場合にも注意しましょう。
着色のあるハンドソープを使用する場合は泡だててから使用するようにしてくださいね。
ただし、泡だてれば絶対に色移りしないということではないので、白や薄い色の衣類への使用は避けることをおすすめします。
香り
ハンドソープは香りがついているものも多く、食べこぼしなどの嫌なニオイを消す働きがあります。
ただし、洗剤のように消臭効果が含まれているものは少ないので、汗や皮脂のニオイを消すことは難しいです。
そのためハンドソープだけで洗濯を完結させるのは避けましょう。
ハンドソープでシミ抜きする方法
ハンドソープでシミ抜きする場合には、汚れの種類によって使い方が異なります。
汚れによっては水洗いすると落ちにくくなる場合もあるので、しっかり覚えておきましょう。
油汚れの場合
食べこぼしなどによる油汚れの場合は、汚れをなるべくティッシュなどで拭き取ってください。
そしてシミ部分に、ハンドソープを塗り込むように付け、水で流します。
やさしくもみ洗いしながら数回繰り返すことで、シミが目立たなくなりますよ。
メイク汚れの場合
ファンデーションや口紅などのメイク汚れの場合は、汚れ部分の裏側に当て布をします。(ティッシュやおしぼりでも大丈夫!)
濡らした布にハンドソープをつけ、シミ部分をトントンと叩いて、当て布に汚れを染み込ませましょう。
その後に水を含ませた布で押さえ、乾いた布で水分を取ってください。
その作業を数回繰り返せば、シミが目立たなくなります。
血液の場合
急な怪我などで血液のシミができた場合は、時間が経つと酸化して落としにくくなるため素早く水で洗い流します。
水で洗いで大まかな汚れを落としたら、ハンドソープをつけてもみ洗いします。
その作業を数回繰り返せば、シミが目立たなくなります。
血液などのタンパク質汚れは温度の高いお湯で洗うと固まるので注意が必要です。
衣類の洗濯はできる?
ハンドソープで洗濯するのも可能ですが、洗濯洗剤と比較すると泡切れが悪いので、洗濯機に直接投入するのは避けましょう。
洗濯洗剤が無い場面でシミ抜きしたいときや汚れを落としたいときには手洗いで使用することをおすすめします。
ハンドソープで洗濯をする場合は、洗う時間のよりもすすぐ時間を長くするのが鉄則です!
洗剤残りは衣類が黄ばむ原因になるので、泡がでなくなるまでしっかりすすぎましょう。
すすぐ時間は洗う時間の2倍を目安にしましょう。水を溜めて濁らなくなるまですすぐのが目安です。
旅先で活用できる!
旅先で服を洗いたい場合に、コインランドリーなどがなくてもハンドソープを使えば、手軽に洗濯をすることができます。
ハンドソープなら、ホテルなどの宿泊施設には必ずありますよね。
急に宿泊が伸びた時や、最小限の荷物で出かけた時などに覚えておくと便利ですよ。
ハンカチや下着などの小物は、袋に水とハンドソープを入れて振れば洗うことができます。
この方法は応急処置なので、帰宅後にきちんと洗濯してくださいね。
ハンドソープを上手に活用して洗濯を!
ハンドソープは緊急の場面や旅行先で活躍します。
ぜひ使い方を覚えておいてくださいね。
旅先で使える便利グッズはこちらの記事で紹介しています。