雨の野外フェスやアウトドア対策!簡単にできる泥汚れの落とし方
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突然の雨が多い夏、野外フェスやアウトドアに行く人も多いのではないでしょうか?
雨の日の野外活動は泥汚れがつきものですよね。
泥だらけになった服をそのまま洗濯機に入れるのはNGです。
今回は、正しい泥汚れのお手入れ方法をご紹介します。
記事の目次
実は超簡単!衣類の種類別に覚えておきたい泥汚れの落とし方
砂や土がついたまま洗濯機に放り込んでしまうと故障の原因にもなります。
洗濯機に入れる前にしっかりと汚れを落としましょう。
今回は、汚れて帰った自宅でも簡単にできる方法をご紹介します。
泥汚れは普通に洗濯しても落としきれません。
【基本編】泥汚れは叩いて落とす!
まず知っておきたいのが泥汚れは水洗いNGということです。
泥汚れは濡らすことで繊維の奥まで汚れが入り込んでしまったり、汚れが広がったりする原因にもなるので、洗うのではなくはたいて落とすことを覚えておきましょう。
汚れを乾かして、泥をポロポロと落とすイメージで大まかな汚れを叩き落としてから洗濯を行います。
泥汚れは完全に乾いていなくても乾燥した部分から固まってくるので、それを取るイメージで叩きましょう。
Tシャツの場合
- 濡れていれば干して乾かします。
- 乾いたら洗濯用のブラシで泥を落とします。
- 洗剤を溶いた水に30分〜1時間つけ置きして、もみ洗いします。
- いつも通り洗濯機に入れましょう。
繊維に沿ってブラシを動かすと、中に入った泥まで取れやすくなりますよ。
パーカーの場合
- 濡れていれば干して乾かします。
- 乾きにくいフード部分やポケットはドライヤーを使ってしっかり乾かしましょう。
- 泥を洗濯用のブラシで落とし、チャックやポケットの中などの細かな部分は歯ブラシなどを使います。
- 洗剤を溶いた水に1時間程つけ置きしたら、もみ洗いをしてください。
- しっかりすすいでから、いつも通り洗濯機に入れましょう。
パンツの場合
- 全体が濡れている場合は干して乾かします。
- 泥を叩いて落とし、細かい部分はブラシを使いましょう。
- 全体が汚れている場合には、洗剤を溶いた水に2時間程つけ置きします。
- 裾のあたりだけなら、直接洗剤を付けてしっかり洗いましょう。
- いつも通り洗濯機で洗います。
パンツの裾は汚れが溜まりやすい部分でもあるので、ブラシでの前処理は丁寧に行いましょう。
落ちにくい汚れには、シャワーの水圧を利用して裏側からすすぎましょう。
靴下の場合
- 全体を乾かして、大まかな泥を叩き落とします。
- 細かな砂は歯ブラシなどを使って落としましょう。
- お湯で柔らかくした洗濯石鹸を直接塗ります。
- もみ洗いをして、泥汚れを落としてからいつも通り洗濯機で洗います。
スニーカーの場合
布生地のスニーカーの汚れの落とし方をご紹介します。
- 紐とインソールを外して乾かします。
- 大まかな泥を叩き落とし、ブラシを使って細かな砂もできる限り落とします。
- 洗濯石鹸の泡と重曹をつけ、ブラシでこすって洗いましょう。
- ヘラやスプーンで、泡と汚れをこそいでからブラシで水洗いします。
- しっかりすすいで、乾燥させましょう。
靴紐とインソールの汚れが目立つ場合は、お湯や洗濯洗剤でもみ洗いしましょう。
泥汚れが落ちないときは?
衣類の種類別に泥汚れの落とし方をご紹介しましたが、それでも落ちない頑固な汚れもありますよね。
頑固な泥汚れを落とすときは、液体洗剤より洗浄力の強い粉末洗剤での煮洗いがおすすめです。
水1リットルに対し、粉末洗剤と重曹を大さじ1ずつ入れて、洗濯物を鍋で30分ほど煮ます。
火傷に気をつけて、なるべく熱いうちにもみ洗いしましょう。
水洗いをしてから、洗濯機で洗います。
泥汚れはしっかり落として清潔に!
汚れが落ちなくて、諦めて捨ててしまっていたお洋服も、洗い方次第でずっと着ることができますよ。
夏に野外フェスやアウトドアに行く人も突然の雨で汚れてしまってもしっかり処理をして洗濯すれば安心です。
泥汚れはそのまま洗濯機に入れると故障の原因にもなるのでしっかり下洗いをしましょう。