【保存版】洗濯洗剤の種類一覧と正しい選び方!
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洗濯用の洗剤はドラッグストアやスーパーに行ってもたくさんの数があるので、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、洗濯洗剤の種類と正しい選び方をご紹介します。
洗濯洗剤の種類によって特長も異なるので、適材適所で正しいものを選びましょう。
記事の目次
洗濯洗剤の種類別一覧!それぞれの違いと選び方
洗濯洗剤は以下のような種類に分けられます。
- 粉末洗剤
- 液体洗剤
- ジェルボール洗剤
- 石鹸洗剤
- 部分洗い洗剤
- おしゃれ着用洗剤
この洗濯洗剤にどのような違いがあるのか具体的に見ていきましょう!
1.粉末洗剤
出典:P&G マイレピ
一般的な粉末の洗剤は弱アルカリ性で作られています。
弱アルカリ性は洗濯洗剤の中では洗浄力が強く頑固な汚れに最適で皮脂の汚れや汗染み、泥汚れなどを落とすときに役立ちます。
洗剤によっては酵素や漂白剤、衣類を白く見せてくれる蛍光増白剤などが入っているものもあるので、白の衣類やタオルなどを洗うときにおすすめです。
粉末洗剤はコストも抑えられるので、毎日大量の洗濯をするご家庭には嬉しい洗剤と言えるでしょう。
しかし、粉末洗剤は水に溶けにくいので、水温が低い季節は溶けきらずに衣類に付着してしまう可能性があります。
また、洗浄力の高さから色や柄付きの衣類を傷めてしまう可能性もあるので注意が必要です。
粉末洗剤は、綿やポリエステルの普段着洗いに最も適しています。コスパよく洗濯したい人におすすめです。
2.液体洗剤
出典:トップ|ライオン株式会社
一般的に販売されている液体洗剤のほとんどは洗濯用の中性洗剤です。
中性洗剤は先ほどご紹介した弱アルカリ性の洗剤に比べ洗浄力は劣りますが、優しく洗濯することができ生地を傷めずに洗うことができます。
また、界面活性剤や酵素などが入っているものが多く汚れを落とす工夫がされているので洗浄力が劣ると言っても汚れ落ちの心配をする必要はありません。
粉末洗剤とは違い液体洗剤は水に溶けやすく、すすぎが1回で済むものが多いので手に取る人も多い人気の洗剤です。
パッケージに「すすぎ1回」と書かれているものを選べば、節水・時短になるので嬉しいですね。
液体洗剤は汚れに直塗りすることもできるので、扱いやすく簡単に洗濯ができます。
汚れが軽いものや生地を傷めたくない衣類に使用するのがおすすめです。
特に冬場は粉末洗剤が溶けにくく、汗もかきにくい季節なので気温が低いときに使用すると良いでしょう。
3.ジェルボール洗剤
出典:アリエール公式サイト
粉末、液体についで、第三の洗剤と呼ばれるジェルボールは液体洗剤と同じ中性洗剤です。
このジェルボールには泡立ちを促す成分が配合され、洗浄力は粉末洗剤に近づけられたと言われています。
そのため他の洗剤に引けを取らない洗浄力を持ち合わせています。
1回の洗濯に1個入れるだけの手軽さなので、忙しい主婦の方におすすめです。
洗浄力も強く、泡切れも良いものがほとんどですのですすぎが1回で済むのもポイントです。
しかし、洗濯量に合わせて計量ができないので、洗濯量が少ない方や逆に洗濯物の量が多いときにはコスパが悪くなるのがデメリットと言えるでしょう。
耐熱温度も35℃程度になっているものが多いので、夏場は保管場所に注意しないと洗剤が溶け出してしまう可能性があります。
洗浄力は申し分なく便利に使用できますが、洗濯物の量によってはコスパが悪いので粉末や液体の洗剤との使い分がおすすめです。
4.石鹸洗剤
石鹸洗剤は天然由来の成分で作られた洗剤で、基本的に弱アルカリ性で肌や環境に配慮されて作られています。
そのため、赤ちゃんの衣類にも安心して使用できる洗剤です。
また、柔軟剤なしでもふっくらと仕上げることができ、肌トラブルを改善するのにも役立つ洗剤ですが、洗濯槽に汚れが溜まりやすかったり値段が高かったりとデメリットもあるので、扱い方に注意が必要です。
特に固形石鹸は扱いが難しいので、大量の衣類を洗濯するのには不向きです。
溶けにくい石鹸にはお湯を使って洗濯しましょう。
不要な成分が含まれていないので、直接肌に触れるものの洗濯におすすめです。
5.部分洗い用洗剤
出典:お掃除洗剤用のダスキン
部分洗い用洗剤は汚れを部分的に落とすことができます。
襟や袖などに付くシミなどのしつこい汚れは部分洗い用洗剤を使用するのがおすすめです。
こちらは洗濯をする前処理として汚れが付着している部分に使用しましょう。
スティックタイプやスプレータイプ、固形の石鹸でこすり洗いするタイプなど種類もあります。
これらを使用してしっかりと前処理を行うことで洗濯後の汚れ落ちは格段に良くなりますよ。
部分洗い用洗剤は食器用洗剤でも代用ができるので、ぜひお試しください!
Tシャツについたソースのシミを撃退!食器用洗剤を使った落とし方
6.おしゃれ着用洗剤
出典:ライオン
CMでもよく耳にするようになったおしゃれ着洗剤。
こちらは中性洗剤で、「手洗いコース」や「ドライコース」でなどの水流が弱いコースでも汚れや臭いをしっかり落とすことができる洗剤です。
縮みや型崩れが心配なニットや色落ちがしやすいデニム素材などデザイン性が高いものや素材が繊細なデリケートな素材でできた衣類を洗濯するのにおすすめです。
衣類の縮みや色あせなどを防ぐことができ、手触りを良くするものなど仕上がりの質も期待できるものが多くなっているので、ダメージを与えたくない衣類には最適の洗剤と言えるでしょう。
また、汚れが気になる部分にはあらかじめおしゃれ着洗剤を馴染ませたり、予洗いをしたりしてひと手間加えてあげることできちんと汚れを落とすことができますよ。
ウールのセーターやデニム素材、レースやシフォン素材をはじめ浴衣、下着など幅広い衣類に適しています。
洗浄力が弱いので、衣替えのタイミングなどでクリーニングに出して汚れはしっかり落とすのがおすすめです。
買う前にチェック!洗濯洗剤を選ぶときに見ておきたい成分
洗濯洗剤のパッケージなどに成分表示が書かれていますが、この成分の特徴を知らないという方も多いのではないでしょうか。
洗剤にどのような成分が入っているのかこの機会に知っておきましょう!
界面活性剤
汚れを落とす働きがある成分です。
普通に混ぜるだけでは反発してしまう水と油を混ざりやすくして汚れを落とす役割があります。
油汚れを水洗いの洗濯で落とすことができるのは、界面活性剤のおかげです。
アルカリ剤
洗濯時のアルカリ性を調整して汚れを落ちやすくする役割があります。
洗浄力が強くなるのですっきり汚れを落としてくれます。
水の温度が上がるとアルカリ剤も力を発揮しやすくなるので汚れはさらに落ちやすくなりますが、濃い色の衣類を洗う際は注意が必要です。
水軟化剤
簡単に言えば、水を柔らかくする成分です。
硬水よりも軟水の方が洗浄力が強く、洗濯しやすい水にしてくれます。
水の中の金属イオンなどの成分を取り除くことで水の硬度は下がります。
酵素
衣類の繊維の奥に潜んだ脂質やたんぱく質を分解する役割があり、汚れを除去しやすくしてくれます。
ただし、絹やウール繊維を分解してしまう可能性があるのでそれらの素材を洗う際には注意が必要です。
蛍光増白剤
見た目を白く見せてくれる成分で、紫外線があたることで発光する働きがあります。
衣類の白さを補いたい場合は、この蛍光増白剤入りの洗剤を選ぶと良いでしょう。
ただし、きなり、淡色の綿、麻、レーヨンなどの素材や無蛍光洗剤使用と表示された衣類には使用できないので注意してください。
洗濯洗剤の選び方の5つのコツ!
洗濯洗剤の種類と成分を理解したところで、次はその洗剤の正しい選び方をご紹介していきます。
①自宅で全種類揃える必要はない!
たくさんの種類の洗濯洗剤をご紹介してきましたが、全て自宅にそろえる必要はありません。
基本的には毎日使用する洗剤と、おしゃれ着洗剤の2セットがあれば十分です。
もし、目的別で洗剤を使い分ける場合がある方は必要に応じて揃えるようにしてくださいね。
②汚れが多いときは”粉末洗剤”
汚れが多い衣類を洗濯するときや白さを際立たせたいときは粉末洗剤を使用しましょう。
とくに、活発な小さなお子様がいる方や、スポーツをして土汚れや汗をよくかく子どもがいる方、仕事柄汚れることが多い方におすすめです。
しかし、水温が低い場合は溶けないので冬場はお湯を使用するなど工夫しておく必要があります。
③汚れがあまりないときは”液体洗剤”
毎日着替える衣類など普段の生活での汚れを洗濯するときは液体洗剤を使用しましょう。
液体洗剤であれば洗剤の溶け残りがなく水温に影響されないため、毎日の洗濯に便利です。
しかし、シミなどの汚れを落とす力はないので、部分用洗剤を塗るなど前処理を行ってから洗濯するのがおすすめです。
④手軽さ重視なら”ジェルボール”
粉末洗剤がこぼれるのが嫌、液体洗剤のフタがベタベタしてしまうのが嫌、という人はジェルボールがおすすめです。
他の洗濯洗剤に比べるとかなり手軽で簡単に使用できるので、洗濯のストレスを軽減したい人や時間を短縮したい人におすすめです。
ただし、ジェルボール1つに対して洗うことができる量が決まっていることと、使い方によってはコスパが悪いことが覚えておきましょう。
⑤お気に入りやデリケート素材には”おしゃれ着洗剤”
お気に入りの衣類、繊維が細かな素材にはおしゃれ着洗剤を使用しましょう。
おしゃれ着洗剤には、ニットなどの衣類が縮みにくいようにシリコンなどが配合されているので衣類を傷ませることなくお手入れができます。
しかし、洗い方によっては縮む可能性もあるため、用途はしっかり守るようにしてくださいね。
覚えておきたい!洗濯の仕上げで必要なもの
洗濯洗剤と一緒に使うことでより仕上げが良くなるのが柔軟剤と漂白剤です。
洗剤とは違う役割があるので、洗濯洗剤と併用することでより洗濯物をキレイに仕上げることができますよ。
ふんわり仕上げる柔軟剤
出典:花王株式会社
柔軟剤は衣類の手触りを良くするためのもので、洗濯後の衣類をふんわりと仕上げる役割があります。
中には静電気防止や除菌に特化したもの、汗を香りに変化させるものなどさまざまな種類が展開されています。
香りの種類も豊富なので、衣類の脱臭を行ったり香り付けを行う役割もあるので自分好みに合ったものを選ぶことができますよ。
香りが苦手な方は無香料タイプもあるのでご心配なく。
使用方法は最後のすすぎに入れるだけで、洗濯機に専用の投入場所が設けられているので、そこに適切な量を入れて使用してくださいね。
柔軟剤入りの洗剤もありますが、一緒になっているものだと個々の特長が際立ちません。洗うことに特化した洗剤+仕上がりを整える柔軟剤の併用がおすすめです。
白く仕上げる漂白剤
出典:花王株式会社
衣類の黄ばみなど、白さを取り戻したいときに使用するのが塩素系漂白剤です。
実は、洗浄力が強い洗剤でも漂白剤なしでは衣類は白くなりません。
また漂白剤は除菌効果も期待できるので、汚れの前処理に使用したり、洗濯洗剤と併用することで衣類を白く美しく仕上げることができます。
使用方法は洗剤と一緒に洗濯機に入れるだけです。
色柄物の衣類に付着すると色が抜けてしまう可能性もあるため使用には注意が必要です。
これで洗濯も快適!種類を把握して正しい洗剤を選びましょう
洗濯は日々の中で欠かせないものですので、種類や成分など用途をしっかり把握しておきましょう!
嫌なニオイを防いでくれるものや抗菌作用のある洗剤を選ぶのもおすすめです。
ぜひ今回ご紹介した記事を読んで、お買い物の際に参考にしてくださいね。
面倒くさがり屋のあなたには、リナビスの宅配クリーニング
ここまで、洗濯洗剤の種類と正しい選び方についてご紹介しました。
ですが、選ぶのが面倒くさい!クリーニング店に持っていくのも大変!という方もいるでしょう。そんな人は、宅配クリーニングの「リナビス」を是非ご活用ください。
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