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洗濯物に色移りしたときの落とし方6選!知っておきたい復活方法

洗濯物に色移りしたときの落とし方6選!知っておきたい復活方法
宅配クリーニングはリナビス

「お気に入りの洋服を洗濯したら、他の洋服の色が移ってしまった…!」

洗濯中に起こる色移りのトラブルを経験された方も多いのではないでしょうか。色移りは見た目を大きく損なうだけでなく、最悪の場合、その服がもう着られなくなることも。しかし、適切な対処法を知っていれば、大切な洋服を復活させることが可能です。

今回はそんなアナタのために、白いTシャツやブラウスなど、色の薄い洋服に色移りのシミができてしまった時の対処法と、色移りを防ぐ方法をご紹介します。家庭で簡単にできる応急処置やプロの手を借りるべきケースについてもお伝えします。

記事の目次

色移りの対処法6選!白い洋服は復活できる!

白い服とデニムを一緒に洗ってしまい青っぽいシミができた、赤い服の色が移ってピンク色に…。

うっかりで起こってしまう色移りですが、諦めずに対処すれば元通りの白い服が復活しますよ!

1.50℃前後のお湯で洗濯

1.50℃前後のお湯で洗濯

色移りが起こった場合は、50℃前後のお湯で再洗濯してみましょう。

普段は色落ちしてしまうため、お湯で洗濯することは避けますが、その状況を逆手にとった洗濯方法です。

お湯だけで洗うので、洋服本来の色を落とさず色移りした色だけを落とすことができます。

色移りに気が付いたら、早急にお湯でもう一度洗濯してみましょう。

以降は、洗剤を使った洗濯方法をご紹介していますが、洗濯の際に、50℃前後のお湯を使うと、より洗浄力がアップします!

2.いつもより濃いめの洗剤で洗う

2.いつもより濃いめの洗剤で洗う

いつも使う洗剤の規定量の2〜3倍程度の濃度の洗剤で洗濯しましょう。

色移りが起こり染まった部分をキレイに落としてくれます。

洗剤は、中性よりもアルカリ性、液体より粉末のものが、おすすめです。

3.重曹+お酢で洗濯

消臭剤として使う場合

軽度のシミや部分的な色移りの場合は、シミ抜きの要領で色を落としましょう。

本来であれば弱アルカリ性洗剤+酸素系漂白剤の組み合わせで落とすのですが、自宅にある重曹とお酢で代用可能です。

弱アルカリ性+酸性を組み合わせると化学反応が起こり、汚れが落ちやすくなります。

洋服の生地に重曹の成分が残っていると生地が傷んでしまうので、洗濯後はしっかり水ですすぎましょう。

4.オキシクリーンでつけ置き

つけ置き洗いでの使い方

真っ白な洋服に色移りした場合は、オキシクリーン(オキシフレッシュ)を使用してのつけ置きがおすすめです。

方法は、次のとおりです。

  1. バケツなどを準備して、50度前後のお湯+いつもの洗剤(規定量の2〜3倍の濃度)+オキシクリーン(規定量)を入れて、混ぜます。
  2. そこに色移りしてしまった洋服を入れ、30分〜1時間つけ置きします。
  3. いつもどおり洗濯するか、水ですすぎます。

装飾が付いている場合やニットの場合は、傷みや縮みの原因になるためオキシクリーンの使用は避けましょう。

5.ハイターでつけ置き

5.ハイターでつけ置き

頑固な色落ちのシミにはハイターでのつけ置きも有効です。

方法は、次のとおりです。

  1. バケツなどを準備して、水+ハイター(規定量)を入れて、混ぜます。
  2. そこに色移りしてしまった洋服を入れ、30分つけ置きします。
  3. 水でよくすすぎます。

ハイターは塩素系漂白剤のため下の条件に合う場合のみ、使用が可能です。

  • 元の色が白物の衣類
  • 素材が、麻・綿・ポリエステル・アクリルである。

上記以外の洋服にハイターを使うと、元の服の柄や色も落ちたり、素材が傷んでしまいます。

皮膚が弱い方は、ゴム手袋をつけるか、手についたらすぐにすすぎましょう。

6.クリーニングに持っていく

6.クリーニングに持っていく

自分で対処するのが難しい場合は、クリーニング屋さんに持って行きましょう。

色移りした衣類を無理やり洗濯すると生地を傷める原因にもなります。

大切な衣類に色移りしてしまった場合は、クリーニング店に相談してみるのがおすすめです。

後悔する前にやっておきたい!色移りを防ぐ方法

過去の過ちは繰り返さない!

もう後悔しないために、色移りを防ぐ方法もご紹介します。

今回は、洗濯ネットや色移り防止シートなどを使わずに、簡単にできる方法をピックアップしました。

1.洗濯の水温は40℃以下で

1.洗濯の水温は40℃以下で

水温を40℃以下にすることで、洋服の染料が落ちることを防ぎます。

高温の方が汚れ落ちが良いですが、色を守るには水洗いが一番です。

お風呂の残り湯を洗濯に使う方は、お湯が40℃以下になってから洗濯しましょう。

3.色物と白物は分けて洗濯する

3.色物と白物は分けて洗濯する

色落ちしやすい洋服や初めて洗濯する色の濃い洋服は一度単独で洗濯してみるのがおすすめです。

また、次のような場合は分けて洗濯することをおすすめします。

  • 白い洋服と、色物の洋服
  • 買ったばかりの洋服と、その他の洋服

素材が綿・麻・シルク色の洋服や、色の濃い洋服・外国製の洋服は、着る前に最低1回はお洗濯しておくのが望ましいでしょう。

バッグやアウターへの色移りを防ぐことができますよ。

3.洗濯後はすぐに干す

3.洗濯後はすぐに干す

洗濯した後の洗濯物の放置は大変危険です。

濡れたままの状態で他の洋服と密着することで、他の洋服の染料が移ってしまいます。

洗濯後は面倒くさがらず、なるべく早めに干しましょう。

これでもう色移りは怖くない!

色移りは誰にでも起こりうる洗濯トラブルですが、適切な対処法を知っていれば、慌てることなく対応できます。洗濯による色移りはまずは起こらないように予防することが大切です。

今回ご紹介した方法を実践すれば、大切な洋服を守ることができるはずです。日常的な洗濯の際には、色落ちしやすいアイテムと他の衣類を分けるなど、予防策を取り入れることで、色移りを防ぐことも可能です。万が一、色移りが発生してしまった場合でも、慌てずに今回の対策を試してみてください。

また、色移りのシミは早めに対処すれば落とすことができるので慌てず対処しましょう。

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監修者情報
生産管理部:宮田 智光

株式会社リナビス
生産管理部│宮田 智光


国家資格のクリーニング師の資格を保有し、24年間のキャリアで現在は年間80万点のクリーニングを対応。「全てにおせっかい」を心がけ、擦れて白化しているものがあれば色補正を行うなど、お客様に喜んでもらえるように真心こめて、お仕事をしています。また、クリーニングスタッフがおせっかいに注力できるようにサポートしています。お客様の衣類など少しでもキレイにしてお返ししたいという想いで、日々クリーニング品質を上げるためにクリーニング知識と技術の習得を行っております。

執筆者

せんたくのーと編集部では、クリーニングや洗濯に関連したお役立ち情報を発信しています。最新のクリーニング技術や洗濯のコツ、シミ抜きの方法、衣類ケアのポイントなど、役立つ情報を幅広くお届けしています。忙しい日常の中で、衣類を清潔に保つためのアイデアやプロのアドバイスで、読者様の生活をより快適にするお手伝いをします。

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