【素材別】枕の洗い方と乾かし方!失敗しないためのコツとは
[toc]
「汗の臭いが気になるから」「ジュースやよだれなどの汚れがあったから」という理由で、枕を丸洗いしていませんか?
洗濯機での丸洗いはお手軽ですが、素材によっては傷みや型崩れの原因になってしまいます。
今回は、素材別に枕の洗い方と乾かし方を解説していきます。
記事の目次
枕の素材で洗い方が違う!失敗しない素材別の洗い方
使用している枕の素材によっては丸洗いができないものや水洗いができないものもあります。
自宅にあるものの素材を確認して適切な方法でお手入れをしましょう。
枕を洗濯する前には必ず枕についている洗濯表示を確認しましょう。
①ポリエステル綿枕の洗濯方法
温水を使うことによって、水では落ちにくい汗・皮脂の汚れが落ちやすくなります。
30℃程度のぬるま湯で洗濯しましょう。
洗剤と洗い方
洗剤は中性洗剤を使い、手洗いで丸洗いしてください。
ポリエステル綿を使用した枕は非常に軽いため、洗濯機に入れてもうまく洗濯できない場合が多く、洗えたとしても、中身の綿が偏ってしまう可能性があります。
洗剤で押し洗いした後は、泡が出なくなるまですすいでください。
乾かし方
洗濯が終わったら、天日干しで乾かしましょう。
ポリエステルの場合でも、直射日光で干して大きな問題はありません。
半乾きだとカビの原因になるため、しっかり乾かしましょう。
②羽毛枕の洗濯方法
羽毛枕は丸洗いができますが、乾かし方を間違うとふわふわ感が損なわれてしまうので注意しましょう。
洗剤と洗い方
羽毛も温水を使うと汚れが落ちやすくなっています。
おしゃれ着用洗剤を使用して手洗いで押し洗いしましょう。
よく洗った後は、泡が出なくなるまですすいでください。
乾かし方
羽毛の場合は、乾かし方に注意が必要です。
羽毛は天日干しは避けて、日陰の風通しのいいところで数日干しましょう。
干している間はよく振って、中の羽毛に風を通すようにしてください。
羽毛の枕は洗濯叩きで叩くと繊維を痛めてしまう可能性があるためNGです。
中に空気を入れるイメージで振りましょう。
③低反発枕の洗濯方法
低反発枕(ウレタン素材)は、基本的に丸洗いはNGです。
そのため、風通しの良い場所にて陰干しをして、枕の素材自体の空気を入れ替えるだけにして下さい。
また、天日干しもおすすめしません。
紫外線により、素材自体の品質が一気に劣化してしまい、枕が硬くなる・破れてしまう可能性があるからです。
④パイプ枕の洗濯方法
パイプ枕は中身が飛び出してしまう可能性があるので洗濯機で洗う場合は必ず洗濯ネットに入れて弱水流コースで洗濯しましょう。
洗剤と洗い方
中性洗剤を使用してつけ置き洗いがおすすめです。
30℃〜40℃のぬるま湯に適量の中性洗剤を溶かし、30分〜1時間程度つけ置きします。
臭いが気になる場合は重曹を追加してもOKです。
つけ置きが完了したらしっかりすすぎましょう。
乾かし方
パイプに水が溜まったままになるのを避けるために、何度か向きを変えながら干しましょう。
パイプ枕は一見乾いているように見えても中に水が入っている可能性があるので、時間をかけて確実に乾かすのがおすすめです。
⑤ビーズ枕の洗い方
中に極小ビーズが入っているビーズ枕も自宅で洗濯することができます。
中身が飛び出てしまうと余計な手間がかかってしまうので注意しましょう。
ビーズ枕の洗濯機での洗い方、手洗いの方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
クリーニング店にお願いするべき枕は?
家庭内での枕の丸洗いにはどうしても限界があり、雑菌等が全て綺麗に取り除くことは困難です。
枕は毎日の快適な眠りをサポートしてくれて大切なアイテム。
そのためご家庭で丸洗いできない場合は、年に数回枕をクリーニング店に出してあげてください。
クリーニングのプロの手によって、枕の素材や状態に適したクリーニングをしてくれることは間違い無しです!
枕のお手入れは素材に注意!
枕は毎日使うものなので、生乾き臭がしたり形が崩れていると快適な睡眠が奪われてしまいます。
素材に注意してしっかりとお手入れしましょう。