もう色落ちは怖くない!知って得する正しい漂白剤の使い方
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漂白剤に種類があるのはご存知ですか?
正直漂白剤って使うことにためらいがある人も多いのですが、種類を理解していれば怖いことはありません。
色落ちするもの・換気が必要・臭いがきついというイメージを持っている人も、漂白剤の種類と使い方を理解すれば、お洗濯ぐんとスムーズになりますよ。
今回は漂白剤の種類とそれぞれの正しい使い方について紹介します。
記事の目次
【保存版】漂白剤の正しい使い方!種類はどれを選べば良いの?
漂白剤とひとまとめにされていても、種類がいくつかありそれぞれに役割が異なります。
漂白剤の種類と注意点
洋服を洗濯するときに使う漂白剤の種類は、大きく分けて3種類あります。
使い方の前に、種類を理解しておきましょう。
【 塩素系漂白剤 】
出典:Amazon
- 液体で、漂白力が強く、除菌や消臭効果が高い。(コットン、リネン、ポリエステル、アクリルなどに使用可能)
- 使用は水洗い出来るものに限る。
- 漂白力が強く、色素を破壊してしまうため、色柄物の洋服には使用できない。
- ナイロン、ポリウレタン、ウール、シルク、アセテートなどの素材にも使用できない。
- 金属製のボタンやフック、ファスナーなどの留め具が付いている洋服にも使用できない。
- 塩素系の臭いがする。
- 密室での使用は控え、使用の際は必ず換気を行う。
【 酸素系漂白剤 】
出典:Amazon
- 液体タイプと粉末タイプがある。
- 白系や色柄物、両方に使用可能。
- 粉末タイプは、ウールやシルクには使用できない。
- 塩素系よりも効力は劣ってしまうが、繊維を傷めることがなく汚れ自体を落としやすい。
- 除菌や殺菌力もある。
- 金属製のボタンやフック、ファスナーなどの留め具が付いている洋服には使用できない。
- 40℃以上のお湯で使用しないと効果がない
- 塩素系とは違い色素を壊すことはない
【 還元型漂白剤 】
出典:Amazon
- 粉末タイプのみで、色柄物には使用できない。
- 鉄分による汚れや黄ばみを落とすのに効果がある。
- 水洗い出来る全ての繊維に利用可能。
漂白剤を使った洗濯方法
漂白剤は基本的にシミ抜きに使用すると覚えておきましょう。
普段の洗濯では洗濯用洗剤で十分清潔にできるため、毎回使うものではありません。
漂白剤を使用するのは主にカレー・ドレッシング・紅茶・赤ワインなどの頑固な汚れがついてしまったときです。
それでは、さっそく漂白剤の使い方を見ていきましょう。
(※漂白剤を使用する場合は、必ず洋服の目立たない所で色落ちテストを行ってください。)
漂白剤の使い方〜部分的なしみの場合〜
用意するもの
- 台所用洗剤
- 酸素系漂白剤(液体)
- タオル
- 綿棒
手順
- シミ部分の下にタオルを敷きます。
- シミ部分を水で濡らし、台所用洗剤を直接塗布します。
- 綿棒でやさしく叩きます。
- 叩いた部分を、軽く水ですすぎます。
- この時点でシミが残っているか確認し、残っていたら酸素系漂白剤を使います。
- 綿棒に酸素系漂白剤を含ませ、シミの部分に直接塗布します。(漂白力は温度が高いほど効果を発揮するので、ドライヤーを1分程度当てても効果的です)
- 各漂白剤の説明書に記載された時間、放置します。
- 水で軽くすすぎ、シミが取れているか確認します。
- シミが落ちたら、洋服に適した洗濯をします。
漂白剤の使い方〜全体的にシミがついている場合〜
用意するもの
- たらいまたは洗濯桶(洗面所でも可能です)
- 酸素系漂白剤
- 台所用洗剤
- 40℃くらいのお湯
- 洗濯用洗剤
- タオル
手順
- シミ部分の下にタオルを敷きます。
- しみ部分に、台所用洗剤を直接塗布します。
- 手でやさしくもみ洗いをして汚れを落とします。
- 水ですすぎます。
- 落ち具合を確認し、取れていなければ酸素系漂白剤を使用します。
- タオルを洋服の下に敷き、シミのある部分に直接塗布します。(広範囲の場合はスプレータイプをおすすめします)
- 各漂白剤の説明書に記載された時間、放置します。
- 洗濯桶に洋服が浸かる程度のお湯を準備します。温度は酸素系漂白剤の効果が発揮される40℃くらいにしましょう。洗濯用洗剤を適量入れて溶かします。
- 酸素系漂白剤を適量入れ、洋服をつけこみ、30分程度放置します。(時々、色が落ちてないか確認して下さい)
- 30分放置後、洋服に合った洗濯します。
酸素系漂白剤はシミになっている部分に直接塗りこむことで汚れを落とします。
食器用洗剤や洗濯用洗剤も併用することで、頑固なシミもスムーズに落とすことができますよ。
知っておこう!漂白剤の正しい使い方
漂白する際は、基本的に酸素系漂白剤を使用すると、生地を傷めることなく失敗するリスクが少ないようですね。
用法用量を守ること・色落ちテストを行うこと・シミ抜きのときだけ使うことの3つは必ず覚えておきましょう。
自宅でのシミ抜きで活躍するので一つ常備しておくと便利ですよ。
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