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ベンチコートの洗濯は家ではNG!クリーニングに出すべき3つの理由

ベンチコートの洗濯は家ではNG!クリーニングに出すべき3つの理由
宅配クリーニングはリナビス

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サッカーキッズたちを寒さから守ってくれるベンチコートをやんちゃな子供たちに着せていると、土の汚れをたっぷり付けて帰ってくることも…。

「汚くなってしまったし、洗いたい!でもそもそもベンチコートって洗えるの?」と疑問に思っている人も多いはず。

ベンチコートって厚みもあるし、丈も長いので洗濯できるのか不安ですよね。

今回はそんなベンチコートの洗濯についてご紹介します。

記事の目次

自宅で洗えるものってあるの?ベンチコートの種類

ベンチコートは、試合時にベンチにいる選手やスタッフが着用することからネーミングされたコートです。

ひざ下まである長い丈がポイントで、寒い時期でも体の熱を逃がさないようにさまざまな工夫が施されています。

冬にはサッカーキッズたちがベンチコートを着てウォーミングアップをする姿を、よく目にしますよね。

そんな防寒に優れたベンチコート、実は大きく分けて2種類あります。

・ダウンコート

・ダウンコート

出典:楽天

ダウンコートはその名の通り、内部にダウンを使っているコートです。

ダウンとは、グース(ガチョウ)やダック(アヒル)などの水鳥の体毛の一部である「羽毛」のことを指します。

プロのサッカーの試合で監督やコーチが着ているものが、このダウンコートです。

・ボアコート

・ボアコート

出典:Amazon

ボアコートは、内側がボアやフリースでできているベンチコートです。

ダウンコートよりも比較的安く、安価なものでは1万円以下で購入可能です。

ダウンコートに比べて保温性は劣りますが、軽くて動きやすいのがポイント。

雨対策にはっ水加工が施されているなど、しっかりとサッカーグランドでの着用を想定してつくられています。

それぞれの洗濯方法は?

ダウンのベンチコートはほとんどの場合「手洗い不可マーク」がついており、汚れた時にはクリーニングに出すことが推奨されています。

それに比べてボアコートは耐水性が高いので、自宅で洗ってもOK。

ただし、ものによっては乾燥後にシワがついてしまう場合もあるので、アイロンがけまで行える事を確認した上で洗う必要があります。

前述の通り、ベンチコートは大きく分けて2種類がありますが、商品名も「ベンチコート」ではなくその2種類になって売られていることが多いです。購入時の目安にしてくださいね。

ダウンのベンチコートを自宅で洗わないほうがいい理由って?

「ダウンのベンチコートも家で洗えるんじゃないの?」と思っている人、ちょっと待ってください!

ダウンコートには自宅で洗わないほうがいい、しっかりとした理由があるんです。

理由1:保温力が低下する

理由1:保温力が低下する

羽毛はとてもデリケートな素材です。

一度濡らしてしまった羽毛を乾燥させるのはとても難しく、最悪の場合ダウン同士が複雑に絡み合ってしまい、本来の形に戻らなくなってしまいます。

そうなるとダウンが本来の保温力を発揮できなくなってしまいます。

せっかく温かさ重視で購入したものなのに、これではもったいないですよね。

理由2:型崩れしてしまう

理由2:型崩れしてしまう

前述の通りダウンは下手に濡らしてしまうと、本来の形に戻らなくなる場合があります。

洗濯することによりダウンの油脂分が減少して、パサパサの状態になってしまうためです。

せっかくのベンチコートなのに、形が崩れてしまったらかっこよさも半減ですよね。

型崩れを防ぐためにも、自宅で洗うのは避けたほうがいいでしょう。

理由3:ダウンは高価

ダウンのベンチコートを持っている方なら分かっているかもしれませんが、ダウンってとても高価!!

ほとんどが1万円を超えますし、ブランド物では3〜4万円するものも普通です。

そんなに頻繁に買い換えられるものではないので、せっかくなら長く大切に着たいですよね。

無駄な買い換えを避けるためにも、自宅で洗うのはやめておくのが正解です。

自宅で洗うよりはクリーニングに出したほうが失敗がなくて安心なんです。

クリーニング店でしっかり洗ってもらえば、風合いを全く損ねずに新品のような仕上がりで戻ってきて、結果的に嬉しくなること間違いなし!

ダウンのベンチコートのクリーニング代は、お店によって多少変わってきますが、大体2000円〜3000円程度が目安です。子供用ならもう少し安くなる場合もあるかもしれません。頻度は1年に1度ほどでいいので、コスパは悪くないはずですよ。

どうしても洗いたい場合はシミ抜き程度で

それでもどうしても気になるシミがついてしまって、自宅でササっと落としたい場合もあるかもしれません。

そんな場合は水で丸洗いするのではなく、汚れた部分だけシミ抜きをしましょう。

用意するもの

  • おしゃれ着用洗剤
  • タオル

シミ抜きの手順

  1. タオルを全体的に濡らして、固く絞る
  2. タオルの先端におしゃれ着用洗剤を染み込ませる
  3. 汚れが気になる箇所を、タオルでトントンと叩くようにして拭く
  4. タオルをしっかりすすいで、再度固く絞る
  5. 絞ったタオルで、汚れ部分に残っている洗剤を取り除く
  6. 日陰で干して乾燥させる

ダウンは熱に弱いので、直射日光は絶対に避けてくださいね。

外に干せない場合は室内干しでもOKです。

ダウンは熱にとても弱いので、ドライヤーや布団乾燥機などを使って乾燥することは絶対に避けてください。
回転式のタンブラー乾燥機も型崩れの原因になるので、絶対に使用しないように注意しましょう。

ベンチコートは絶対にクリーニングに出そう!毎日のケアも忘れずに

大切なベンチコートは毎年しっかりとクリーニングに出すことで長持ちします。

汚れがきちんと落ちたベンチコートなら、長期間クローゼットで保管しても虫に食われるなどの心配も少なくなりますよ。

また、汚れを発見したらすぐに水で軽く拭き取るなど、日々の細かいケアもとても大事。

汚れ防止対策として防水スプレーをするのもおすすめです。

長い間キレイな状態で着られるよう、正しく丁寧に扱ってあげましょうね。

【公式】おせっかいな宅配クリーニングはリナビス
https://rinavis.com/s/irui.html

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監修者情報
生産管理部:宮田 智光

株式会社リナビス
生産管理部│宮田 智光


国家資格のクリーニング師の資格を保有し、24年間のキャリアで現在は年間80万点のクリーニングを対応。「全てにおせっかい」を心がけ、擦れて白化しているものがあれば色補正を行うなど、お客様に喜んでもらえるように真心こめて、お仕事をしています。また、クリーニングスタッフがおせっかいに注力できるようにサポートしています。お客様の衣類など少しでもキレイにしてお返ししたいという想いで、日々クリーニング品質を上げるためにクリーニング知識と技術の習得を行っております。

執筆者

せんたくのーと編集部では、クリーニングや洗濯に関連したお役立ち情報を発信しています。最新のクリーニング技術や洗濯のコツ、シミ抜きの方法、衣類ケアのポイントなど、役立つ情報を幅広くお届けしています。忙しい日常の中で、衣類を清潔に保つためのアイデアやプロのアドバイスで、読者様の生活をより快適にするお手伝いをします。

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