リュックは洗濯機でも洗える?自宅でできる3つの洗い方
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皆さんがいつも使っているリュックは自宅で洗濯できるのか、そしてその方法はどんなものがあるのか疑問に思ったことはありませんか?
今回はその疑問にお答えして、自宅でできるリュックの洗い方についてご紹介していきたいと思います。
記事の目次
リュックの素材ごとの特徴まとめ!洗っても良いの?
そもそもリュックはメーカーはもちろん、素材も多種多様です。
その素材によっては洗濯ができなかったり洗い方が変わってきたりするので、それぞれ素材に合わせて洗濯方法などを工夫しなければなりません。
まずは、リュックの素材をおおまかに5種類にわけてその特長を整理していきます。
ナイロン素材
ナイロンは他の素材に比べ耐久性に優れており、衝撃にも強いというのが特徴です。
その耐久性を活かし、レジャーなどに使用するアウトドア向きのリュックなどによく使われています。
基本的に洗濯機で洗濯できますが、装飾品などがついている場合は後にご紹介する手洗いを行うと良いでしょう。
コーデュラナイロン素材
コーデュラナイロンは通常のナイロンに比べると、約7倍もの耐久性や耐水性を誇ります。
登山に行くという方や長く使用したいという方向けの、耐久性や耐水性に優れたアウトドア向きのリュックです。
手洗いや中性洗剤をつけて、軽く叩いて汚れを落とすなどの洗濯方法がおすすめです。
ポリエステル素材
多種多様な衣類に使用されているため一般的に知名度が高いポリエステルは、耐久性や速乾性に優れています。
雨などで濡れてしまったときや汗ムレの際もすぐに乾くので便利です。
洗濯はできますが、装飾品がついている場合は手洗いで丁寧に洗うと良いでしょう。
コットン・スウェット素材
肌触りがとても良く、やわらかい雰囲気を醸し出すことで評判の素材です。
しかし、水に濡れると乾きにくく、汚れてしまった場合洗い落とすのが非常に大変というデメリットを持っています。
また毛玉ができやすいので、汚れがついてしまった場合は、洗濯機ではなく手洗いで丁寧に洗い落していくと良いでしょう。
革素材
革は他のどの素材よりも高級感があり、少し重量があるというのが特徴です。
上質な革になってくると、エイジングという月日が経つにつれて色や雰囲気の変化が起こる特性があり、革の様々な表情を楽しむことができます。
しかし革は上質なものは特に水に弱く、濡れるとシミや色落ちを引き起こす可能性がありますので気をつけましょう。
基本的には洗濯はNGで革専用のお手入れが必要です。
自宅でできる!リュックを洗う3つの方法
次は本題の洗い方について、今回は3つの方法に絞ってご紹介していきたいと思います。
手洗い
- 外せる装飾品などの部品はできるだけ外し、ファスナーは全開にしておきましょう。
- 浴槽などに湯を張って洗剤を溶かし、リュックを押し洗いしていきます。
- 汚れが落ちたらすすぎます。水が濁らなくなるまで繰り返しすすぎます。
- すすぎ洗いが終了したら次は、リュックを逆さにひっくり返して水気を切っていきます。
- 肩紐などの水を吸収しやすくなっている部分は、その部分を押して水を抜いてください。
- 水気をしっかりと切ったら、風通しの良い日陰に干します。
紫外線を受けるとリュックが傷んでしまうので、日陰に干すようにしましょう。
部分洗い
汚れている箇所が一部の場合は部分的なシミ抜きがおすすめです。
- 中性洗剤を水または精製水で100倍に薄め洗浄液を作ります。
- タオルに洗浄液をつけ軽く絞ったら汚れている部分を叩くように拭き取ります。
- 風通しの良い日陰に干しましょう。
どこかで擦れてついた小さな汚れは消しゴムでも落とすことができます。
洗濯機で洗う
- 始めに洗濯してはいけない装飾品やレザーパーツなどの部分を取り外し、ファスナーを開いて裏返しにしてください。
- リュックの型崩れを防ぐため必ず洗濯用のネットに入れて、洗濯機の手洗いコースで洗います。
- すすぎが終わったら洗濯機からリュックを取り出し、手で押して水気をとりましょう
- リュックの形を整えたら日陰に干してください
脱水は型崩れの原因になるのでNGです。
自分のリュックに合った洗濯方法で汚れを綺麗に!
今回はリュックの素材の種類や洗い方についてご紹介しました。
それぞれ素材ごとには特徴があり洗い方もそれぞれ異なってきます。
ぜひここまで紹介してきたことを活用し、自分のリュックにあった洗濯の方法で毎日使用して積み重なったリュックの汚れをしっかり洗い落しましょう。