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洗濯機の中が大混乱!紙おむつを洗濯してしまった時の対処方法

洗濯機の中が大混乱!紙おむつを洗濯してしまった時の対処方法
宅配クリーニングはリナビス

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洗濯物を干そうと洗濯機のフタを開けた瞬間、目に飛び込んでくる無数の白いかたまり…

「赤ちゃんの紙おむつを間違って洗濯しちゃった!」と気付いた時には、他の洗濯物は紙おむつのゴミだらけ。

新米ママでもベテランママでも、誰でも一度はやってしまった経験ありませんか?

でもしっかりとした対処法さえ知っていれば、そんなミスももう怖くありません。

今回は赤ちゃんの紙おむつを洗濯してしまった時の対処法をご紹介します。

記事の目次

うっかりミスが大惨事に!紙おむつを洗濯してしまった時の対処法

「赤ちゃんの紙おむつを洗濯機に入れたまま回してしまう」というミス。

本当におむつを洗濯機に入れてしまうことなんてあるの?と不思議に思うかもしれませんが、実はけっこう多くのママが体験している失敗なんです。

赤ちゃんのおむつを洗ってしまうとなぜ大変なの?

赤ちゃんのおむつを洗ってしまうとなぜ大変なの?

紙おむつを洗濯機に入れて衣類と一緒に洗濯してしまうと、以下のものが衣類にべったりと絡みついてしまいます。

  • ゼリー状のツブツブ(吸水ポリマー)
  • ティッシュのような白いかたまり(紙おむつの素材の繊維)

黒い服なんかについた時は、もう目も当てられないような状態になります。

おむつ替えの時に汚れた服と一緒に洗濯機に入れてしまったり、子供が勝手に入れていたり…と、洗濯機におむつが入ってしまう原因は様々ですが、実際に洗濯してしまった場合はしっかりとした対処が必要です。

洗った衣類の対処方法

紙おむつと一緒に洗ってしまった洗濯物にポリマーなどが付着した場合は、以下の方法を試してみましょう。

1.脱水にかける

1.脱水にかける

洗濯機で一度しっかり脱水します。

2.吸水ポリマーを振り落とす

2.吸水ポリマーを振り落とす

床に新聞紙を敷いて、大きな塊を振り落としていきます。

この時洗面台で洗ったりして水につけるのは絶対にNGです。

水を加えることによってポリマーが膨張し、落としにくくなってしまいます。

3.洋服用ブラシで繊維を払い落とす

3.洋服用ブラシで繊維を払い落とす

残った白い繊維(パルプ)は、洋服用のブラシで払って落とすのが効果的です。

この時大切なのが、力を入れずに優しく撫でるように払うこと。

強い力を加えると繊維が絡まってしまい、余計に取れにくくなってしまうので要注意です。

4.ガムテープで取る

4.ガムテープで取る

それでも取れないものは、ガムテープを使って取ります。

手のひらにガムテープを巻いて、衣類をポンポンと叩く様にして取りましょう。

5.しっかりと乾かす

5.しっかりと乾かす

上記の工程がすべて完了したら、一度衣類を干して乾かします。

衣類が完全に乾いた状態になれば、付着していたポリマーも比較的簡単に落とすことができます。

乾いた衣類はそのまま着ても問題ありませんが、もし気になる場合は、もう一度最初からお洗濯することをおすすめします。

ポリマーを落とす時に意外と見落としがちなのが、ポケットの中!ポケットの中にも入り込んでいるので、きちんとポケットを裏返して確認しましょうね。

洗濯機の対処方法

お次は洗濯機です。

紙おむつは衣類だけでなく、洗濯機にも付着してしまいます。

以下の方法でしっかりと対処しましょう。

1.洗濯槽内を拭き取る

1.洗濯槽内を拭き取る

洗濯槽内に残ったポリマーや繊維を、ティッシュで拭き取ります。

2.水で洗い流す

2.水で洗い流す

ティッシュで取りきれないものは水で洗い流します。

ホースやバケツなどに水を汲んで洗い流してもOKですが、家電メーカーは以下のやり方を推奨しています。

1番高い水位、もしくは長い洗濯時間を設定した状態の洗濯機の中に洗濯物を入れて、動き出したら1〜2分おきに「スタート/一時停止」のボタンを押して、洗濯槽の中に浮いている紙おむつや、紙おむつの切れはしなどを取り除く。
ある程度キレイになるまで繰り返し行う。
(メリーズ、パンパース、グーンの公式サイト参照)

3.吸水口や排水ホースなどに詰まりがないかを確認する

3.吸水口や排水ホースなどに詰まりがないかを確認する

洗濯槽を洗った後は、必ず吸水口や排水ホースなどにポリマーやパルプが残っていないか確認しましょう。

排水口が詰まってしまうと、水が溢れたり逆流したりして、洗濯機の故障の原因になってしまいます。

ママたちの知恵袋!知っておきたい意外な裏技

うっかりミスを何度も経験したママたちは、紙おむつの対処方法もお手のもの。

そんなママ達が編み出した、紙おむつを洗濯してしまった時に役立つ裏技をいくつかご紹介します。

重曹を入れて洗濯する

重曹を入れて洗濯する

実は重曹にはポリマーを小さくする作用があるんです。

洗濯槽にこびり付いたジェル状のポリマーを小さくしてくれるので、そのまま排水口に流せるんです。

重曹を使うことで洗濯槽のお掃除も同時にできてしまうので、まさに一石二鳥!

洗濯が終わったら、必ず排水口にポリマーが溜まっていないかチェックしてくださいね。

塩水に浸ける

塩水に浸ける

どの家庭にもある塩にも、ポリマーを小さくしてくれる効果があります。

ただし前述の重曹とは違い、塩は洗濯機の故障の原因になる場合があります。

洗濯機に直接入れるのは避けましょう。

たらいや洗面器などに塩水を作って、そこに衣類をつけるのがベストです。

上記の裏技は両方とも、あくまで「ポリマーを小さくする」裏技です。消えて無くなるわけではないので、注意しましょう。

正しい対処法を身につけて、おむつの悲劇とさよならしよう!

今回は紙おむつを洗濯してしまった時の対処法をご紹介しました。

正攻法から裏技まで色々紹介しましたが、なにより一番の対処法は「紙おむつを洗濯機に入れない環境を作ること」。

洗濯物の仕分けカゴを洗濯機の横に置くなどして、洗濯の前にしっかり中身をチェックすることが大切です。

でも万が一またミスしてしまった時のためにも、対処法をしっかりと頭に入れておきましょうね!

こちらの記事では、ポケットに入れたティッシュを入れたまま洗ってしまった時の対処法をご紹介しています。

併せてチェックしてみてください。

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監修者情報
生産管理部:宮田 智光

株式会社リナビス
生産管理部│宮田 智光


国家資格のクリーニング師の資格を保有し、24年間のキャリアで現在は年間80万点のクリーニングを対応。「全てにおせっかい」を心がけ、擦れて白化しているものがあれば色補正を行うなど、お客様に喜んでもらえるように真心こめて、お仕事をしています。また、クリーニングスタッフがおせっかいに注力できるようにサポートしています。お客様の衣類など少しでもキレイにしてお返ししたいという想いで、日々クリーニング品質を上げるためにクリーニング知識と技術の習得を行っております。

執筆者

せんたくのーと編集部では、クリーニングや洗濯に関連したお役立ち情報を発信しています。最新のクリーニング技術や洗濯のコツ、シミ抜きの方法、衣類ケアのポイントなど、役立つ情報を幅広くお届けしています。忙しい日常の中で、衣類を清潔に保つためのアイデアやプロのアドバイスで、読者様の生活をより快適にするお手伝いをします。

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