服にビールのシミがついた時の洗濯方法!ニオイもスッキリ落とすには
[toc]
飲み会などで盛り上がった時に、うっかりビールを服にこぼしてしまった!なんて経験ありませんか?
そんなときに限ってお気に入りの服を着ていたりして、テンションが下がってしまうことありますよね。
そんなビールのシミ、そのまま放置してしまうと黄ばみや変色の原因になってしまいます!
今回はビールを服にこぼしてしまった時の、正しい対処法をご紹介します。
記事の目次
ビールのシミはどうやって落とす?簡単にできるシミ抜き方法
ビールの色素はあまり濃くないので、服についたその瞬間は目立ったシミにはなりません。
でもそのせいで、すぐに対処しなくてもいいと思ってしまいがち。
そのまま放置してしまうと、黄ばみや変色の原因になってしまうんです。
こぼしたらすぐにやる!ビールのシミの応急処置
シミを残さないようにするには、シミがついた直後の応急処置が大切です。
まずは乾いたタオルやティッシュなどでシミに含まれた色素や糖分をしっかり吸い取ってください。
その次に濡らしたタオルかウェットティッシュをシミ部分に押し当てます。
シミの濃度をできるだけ薄くするのがポイントです。
この応急処置をするだけで、シミをだいぶ落とすことができます。
もしシミが残ってしまった場合でも、この後の本格的なシミ抜きがかなり楽になるので、応急処置は必ずするようにしましょう。
家に帰ったらしっかり洗う!ビールのシミ抜き方法
外出先では応急処置しかできなくても、自宅に帰ればしっかりとシミ抜きができます。
以下の手順に沿って、汚れと臭いをしっかりと落としましょう。
用意するもの
- 台所用洗剤
- 液体の酸素系漂白剤
- 重曹
- クエン酸水(クエン酸を水で薄めたもの)
- 歯ブラシ
- ドライヤー
手洗いの手順
- 台所用洗剤を歯ブラシにつける。
- シミ部分を歯ブラシで軽くこする。
- シミ部分に重曹と、液体の酸素系漂白剤をふりかける。
※それぞれ大さじ1杯ほど - 10分ほど、シミ部分をドライヤーで加熱する。
- クエン酸水をシミ部分に流し込み、1分ほど放置する。
- 洗濯機に入れて、いつもどおり洗濯する。
※注意
「2」の工程で台所洗剤をつけますが、その時点で完全に落ちるシミもあります。
台所洗剤だけでシミが落ちていたら、その時点でシミ抜き完了です。
シミが残っているかよく確認して、もし残っていた場合のみ「3」の工程に進んでください。
自宅で水洗い出来ない衣類は、シミ抜きもできません。シミ抜きをするまえに必ず洗濯表示を確認しましょう。難しい場合は無理をせず、クリーニング店に依頼しましょう。
ワンポイントアドバイス!
ビールの主成分は水なので、こぼした後に乾いてしまえばあまり目立たなくなります。
ただし目立たないからといって、ビールが生地の繊維に染み込んだ状態のまま放置してしまうのは絶対にNGです。
ビールに含まれる糖分が酸化し、一気に黄ばみやシミ・嫌な臭いの原因になってしまいます。
ビールのシミをしっかりと落とせるかは、時間との勝負になってきます。
放置すればするほど落としにくくなってしまうので、可能な限り早く対処するようにしましょう。
臭いも気になる!スッキリ落とす洗濯方法って?
ビールってシミだけでなく、臭いも気になりますよね。
特にたくさんこぼしてしまった時に残る独特の臭いは、他の洗濯物と一緒に洗うのも気が引けてしまうほど。
そんな嫌な臭いをすっきり落とすためのコツをご紹介します。
消臭効果のある洗剤を使って手洗いする
洗面器の中にぬるま湯をためて、消臭効果の高い洗剤を溶かします。
服をその中に入れて、繊維の奥に入り込んだニオイ成分を浮かせるようなイメージで、やさしく押し洗いしてください。
手で丁寧に洗うことによって、ビールの臭いのもととなる成分が消えやすくなります。
仕上げに柔軟剤を使うとさらなる消臭効果が見込めて◎。
酸素系漂白剤につけ置きする
ぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分ほどつけ置きします。
その後は洗濯機でいつも通りお洗濯してOKです。
洗濯後は衣類をなるべく早く干してください。干さないまま放置してしまうと、雑菌が繁殖して嫌な臭いの原因になってしまいます。
ビールのシミは早めに&しっかり落とすことが肝心
ビールをこぼしてしまっても、洗い方とシミ抜きのコツさえ押さえれば自宅でしっかり対処できます。
特にパステルカラーなどの淡い色の衣類はシミが目立ちやすいので、こぼしてしまったらすぐに応急処置をするよう心掛けましょうね。
そのまま放置してしまうと黄ばみや臭いの原因になってしまうので、「すぐに対処する」ことが何よりも大切です。
ビールのシミの落とし方をしっかりとマスターして、お酒もお洗濯も両方楽しめたらいいですね!