体操服の汚れの落とし方!汚れの種類別に覚えておきたいコツとは?
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子どもの体操服って最低でも3年間は着るので汚れはしっかり落としたいですよね。
家で見てる分には気づかなかったけど、部活や体育祭に行ってみると「うちの子の体操服、他の子より汚れてる?」と思ったり。
今回は、厄介な体操服の汚れのスッキリと落とす洗濯方法をご紹介します。
記事の目次
汚れごとに落とす方法が違う!体操服を洗うコツを汚れ別に紹介します!
体操服についた汚れは全て同じ方法で洗ってもとれません。
汚れの種類ごとに適切な落とし方があるので、どんな汚れかを見極めてそれに合った方法で落とすのが一番です!
今回は汚れの種類別に適切な対処方法をご紹介します。
黄ばみにはコレ!
汗が酸化して体操服が黄ばみだすことがあります。
黄ばみの原因は主に皮脂汚れです。
皮脂汚れはたんぱく質の油脂汚れなのでアルカリ性の洗剤を使用するのがおすすめですよ。
準備物
- 洗面器など体操服が入る桶
- 固形洗濯石鹸もしくは酸素系漂白剤
- 歯ブラシ
- ぬるま湯
手順
- 洗面器などの桶にぬるま湯を張る
- 黄ばんでいる部分に固形石鹸をつけてブラシで擦り洗いするか揉み洗いをする
- よくすすいで通常の洗濯をする
通常の洗濯だけではどうしても落ちづらいので、前処理をしっかりすることで黄ばみを落とすことができます。
黄ばみがひどい場合は酸素系漂白剤を40℃ほどのお湯に溶かし、体操服を1時間ほど浸け置きしてから洗濯しましょう。
泥や砂にはコレ!
泥や砂は不溶性の汚れなので水洗いだけではキレイに落とすことができません。
水に浸けることで泥が繊維に入り込んでしまい、落ちにくくなるので注意が必要です。
準備物
- 固形洗濯石鹸
- 歯ブラシ
手順
- しっかり泥を乾かしてはたいたりブラシを使ったりして泥粒を落とす
- 固形石鹸を水やお湯につけて泥がついた体操服に擦りこむ
- 泥が浮いてくるまで揉み洗いする
- 落ちにくい場合は歯ブラシなどで泥をかき出す
- 体操服を裏返して熱めの温度でシャワーをあててすすぐ
- 汚れが落ちたら通常の洗濯をする
泥や砂は乾かしてからはたくと大部分は落とすことができるので、体操服が濡れているときはまずは乾燥させましょう。
シャワーで勢いよくすすぐことで繊維の汚れを押し出すとスッキリ落とすことができます。
血液にはコレ!
血液は落ちないと思っている方も多いのですが、素早く対処することできれいに落とすことができますよ。
ただし、血液の成分はお湯に浸けると固まる性質があるので、必ず水で洗うようにしてください。
準備物
- 洗面器など体操服が入る桶
- 中性の液体洗剤
手順
- まずは体操服を水洗いする(血液が落ちない場合はシミ抜きに進む)
- シミがある場合は液体洗剤の原液を血液になじませる
- しばらく置くorつまむようにして洗う
- すすぐ
- シミが落ちたら通常の洗濯をする
頑固な血液のシミは酸素系漂白剤をシミ部分になじませて、しばらくしてからすすぎましょう。
黒ずみにはコレ!
洗濯をしても体操服が黒ずんだままというときには、粉末タイプの酸素系漂白剤で白さを取り戻すことができますよ。
特に体操服の汚れにはオキシクリーンが役立ちます。
オキシクリーンは体操服などの衣類洗濯に加え、家庭の掃除などにも役立つので常備しておくと便利なアイテムです。
体操服を洗濯する際の注意点
- 体操服に汚れがあった場合は何でも水に浸けない
- 汗シミや黄ばみ、黒ずみがある場合は酸素系漂白剤を使う
- 長時間の浸け洗いは避ける
- 血液はお湯で洗わない
- できるだけ体操服が汚れてからすぐに対処する
特に注意してほしいのはこの5つです。
体操服の汚れによっては水を使うと汚れが逆に落ちにくくなる場合もあるので、体操服の汚れ別で洗い分けるようにしましょう。
体操服はゴムを使用している部分が多いので伸びを避けるため、長時間の浸け置きは避けておくと長く使えますよ。
ひどい汚れはクリーニングへ
どうしても体操服の汚れやシミが落ちない場合はプロのクリーニング屋さんに相談しましょう。
クリーニングの相場は400円~600円で2~3日で出来上がるものがほとんどなので、いざというときは任せてしまうのも一つの手ですよ。
シミ抜きなどは料金が上がる場合もあるので事前に確認してくださいね。
体操服の汚れは種類別に対処が◎
今回は汚れの種類別に体操服の洗い方をご紹介しました。
体操服の汚れは子どもが頑張った証でもあるので、しっかり洗濯してあげましょう。