ネクタイって洗濯できる?家でできる正しいお手入れ方法
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スーツスタイルのビジネスマンの必需品ネクタイは、毎日使うものなのでキレイをキープしたいですよね。
でもネクタイの正しい洗い方って、意外と知らなかったりしませんか?
しっかり洗わないとカビや嫌な臭いの原因になってしまうかも。
そこで今回は、自宅でできるネクタイの正しい洗い方をご紹介します。
記事の目次
ネクタイって自宅で洗濯しても良い?正しいお手入れ方法
そもそもネクタイには洗濯OKなものと洗濯NGなものがあるので、自宅で洗濯できるかどうかを判断する必要があります。
キレイに保とう!洗濯OKなネクタイ
ネクタイの裏側にある洗濯表示を見て、水洗い可能の表記があるものは基本的に自宅で洗えると思って大丈夫です。
洗濯できるネクタイの多くはポリエステルで作られていて、量販店やファストファッションのお店で安く手に入るものは大体ポリエステル素材です。
ポリエステルは色落ちしないので、水洗いが可能です。
汚れが目立ってきたと思ったらすぐに自宅で洗えるので、簡単にお手入れができます。
家で定期的に洗濯して、常に清潔に保てるのが嬉しいポイントですね。
洗わないで!洗濯NGなネクタイ
出典:amazon
絶対に洗濯してはいけないのが、シルクのネクタイです。
シルクは自宅でどんなに丁寧に洗濯をしても、生地が伸びたりよれたりしてしまい、最終的にはネクタイの形が崩れてしまいます。
毛羽立ちの原因にもなりますので、絶対に洗わないようにしましょう。
シルク以外にも、柄物や刺繍の入ったネクタイを自宅で洗濯するのは避けるのがベターです。
生地のプリントや刺繍は、下手に洗うと剥げたりほつれたりしてしまうからです。
ネクタイのタグに「洗濯不可」の表示を見つけたら必ずクリーニングへ出してください。
洗濯したい!と思ったらまずはネクタイの洗濯表示を見てください。
自分で洗えない場合は、迷わずプロの力を借りるのが大切です。
自宅でのネクタイの洗濯方法
ここでは洗濯が可能なネクタイの洗い方を見ていきます。
「手洗い」と「洗濯機」の2パターンをご紹介しますが、おすすめの洗い方は断然「手洗い」です。
基本的には手洗いが、ネクタイを綺麗に保つ最大のコツです。
手洗いの手順
まずはネクタイが入るサイズの洗面器を用意します(なければ洗面台に栓をしても◎)。
- 洗面器に洗濯用の中性洗剤とお湯を入れ、よく混ぜる。
- ネクタイ全体を浸し、5分ほど浸け置きする。
- お湯につけたまま、ネクタイを軽く手でゆする。
- 軽く水気を切って、乾いたタオルに挟む。
- ある程度水気がなくなったら、ハンガーにかけて陰干しする。
上記の手順に沿って洗えば、ネクタイの傷みを最低限に抑えることができます。
手洗いの場合、洗い方の力加減を自分でコントロールできるので、できるだけやさしく洗ってくださいね。
こちらの記事では、ネクタイの洗い方を動画で解説しています。
どうしても洗濯機で洗いたい時は…
前述しましたが洗濯機での洗濯はおすすめしません。
しかしどうしても手洗いの時間を持てない場合や、緊急時には以下の方法でお洗濯してください。
- ネクタイを洗濯ネットに入れる。
- 洗濯機の「ドライコース(モード)」に設定して洗う。
- 洗濯完了後、ハンガーにかけて陰干しする。
ドライコースは通常のコースと比較すると、洗う力や水流、脱水の加減などが弱くなるよう設定されています。
通常コースよりはネクタイに与えるダメージを減らせるかもしれませんが、あくまで「ネクタイは基本手洗い」という認識でいることが大切です。
ネクタイはアイロンがけでより仕上がりが良くなる!
洗濯した後のネクタイはアイロンがけが必要です。
洗濯後のお手入れも、ネクタイの状態を保つためには重要なポイントです。
アイロンがけの手順
ネクタイの洗濯後のシワは、蒸気の力で綺麗に伸ばすことができます。
以下のステップに沿ってアイロンがけしてください。
- ネクタイのシワを手で伸ばす。
- アイロン台の上にネクタイを平置きする。
- シワの上に当て布をする。
- シワの部分にスチームを当てる。(※アイロンは浮かせる!)
ネクタイに直接アイロンを押し付けるのではなく、浮かせながらスチームを当ててシワを伸ばすのがコツです。
アイロン後のネクタイの収納方法は?
ネクタイの一般的な収納方法は、3通りです。
- 吊るす
- 平置きする
- 丸める
所持しているネクタイの本数や自宅の収納スペースの広さなど、自身のライフスタイルによって臨機応変に収納してください。
普段から正しいお手入れを
ネクタイは自宅でも洗えますが、ビジネスマンのように日常的にネクタイを着用する人は日々のお手入れが何よりも大事です。
家に帰ったらまずネクタイの細かい汚れを専用のブラシでブラッシングして落とすのがいいでしょう。
また、数日置きに複数のネクタイをローテーションするとダメージが軽くなりますよ。
綺麗なネクタイを身につけることは自分への自信にもつながります。
洗濯OKなのかNGなのかを正しく見極めて、毎日適切なお手入れを心がけてくださいね。