毎日使用するマットレスですが、「洗濯することやクリーニングを依頼することは滅多にない」という方が多いのではないでしょうか。しかし、マットレスは放っておくとカビや雑菌が繁殖し、マットレスの寿命が縮まってしまう可能性があります。
この記事では、マットレスを自宅で洗濯する方法やクリーニング料金の相場、頻度などを紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
目次
マットレスは洗濯やクリーニングできる?
マットレスはサイズが大きく重いため、洗濯やクリーニングするのが難しいと考えがちです。実際多くのマットレスでは洗濯不可で、クリーニングに関してもあまりクリーニング店に依頼するのは一般的ではありません。
しかし、マットレスの種類によっては自分でも洗濯できますし、場合によってはクリーニングを依頼することもできます。自分のマットレスが、洗濯やクリーニングが可能かどうかまずチェックしてみましょう。
マットレスの寿命と買い替え時期の目安

マットレスの寿命は商品によって異なりますが、一般的には5〜10年と言われています。この年数を超えてマットレスを利用している場合は、買い替えを検討してもよいかもしれません。
また、マットレスは使用年数以外に、以下のような異常が見られた場合も買い替えを検討する必要があります。
- マットレスの寝ている部分がへこんだまま
- 反発力がない
- バネのきしみやへたれが気になる
- 寝起きの身体が痛い
- カビが発生している
反発力やきしみ等の改善は難しいですが、カビが発生している場合は自宅でも対処することができます。次にマットレスの自宅での洗濯方法をご紹介します。
マットレスの洗濯方法
マットレスの洗濯方法は、下記の2つです。自宅の洗濯機やコインランドリーでは基本的にマットレスの洗濯はできないので注意しましょう。
- 自宅で部分的に手洗い
- クリーニング
それぞれの洗濯方法について内容を詳しく確認していきます。
マットレスの洗濯方法①自宅で部分的に手洗い
自宅でマットレスを洗濯する際は、まず水洗いできる素材なのか確認する必要があります。水洗いが不可となっている場合は、掃除機をかけたり、窓に立てかけて陰干したりといった手入れのみを行うようにしましょう。
マットレス内部に金属でできたスプリングが内蔵されている「スプリングマットレス」は、丸洗いは不可のものが多いです。カバーのみ外して洗うようにしましょう。マットレス本体に部分的な汚れがある場合は、薄めた洗剤を付けたタオルでたたくように汚れを落としましょう。その後、きれいな水を付けたタオルでマットレスに付いた洗剤をふき取り、最後乾いたタオルで水気を取りましょう。
弾力のあるスポンジ素材を使用した「ウレタンマットレス」も洗濯やクリーニングが不可なものが多いです。ウレタンは水に弱くカビやすいので水気は厳禁です。また、日光や熱にも弱いので、定期的に日陰で干しましょう。
樹脂素材の繊維が空気を紡ぐように絡み合っている「3次元スプリング構造マットレス」の中には、丸洗いが可能なものもあります。「スプリングマットレス」や「ウレタンマットレス」と同じようにカバーは洗濯表示に従って洗い、中材はシャワーで水洗いをしましょう。
マットレスの洗濯方法②クリーニング
マットレス対応可のクリーニング店では、水洗い不可のマットレスも丸洗いしてくれる可能性があり、表面だけでなく、中身まできれいにしてくれます。訪問サービスがついているクリーニング店を利用すれば、重たいマットレスを持ち運ぶ必要がありません。
マットレスのクリーニングを依頼するメリット
マットレスのクリーニングを依頼するメリットは、ダニ駆除やカビ除去を行ってくれることや消臭を行ってくれることです。いずれも自宅で洗濯する際には難しい作業のため、大きなメリットといえるでしょう。
ダニ駆除やカビ除去を行ってくれる
ダニは、生きているものだけではなく死骸も健康に悪影響を及ぼすとされています。またダニの他、カビも呼吸器疾患やアレルギーを引き起こす可能性があり、きれいに取り除くことが重要です。
クリーニング店では、高温スチームやアルコールベースの速乾性の駆除剤など、家庭で用意することが難しい専用の洗剤や機材を使用し、マットレスのクリーニングを行います。家庭では取り除くのが難しい、黒ずみや目に見えないダニの死骸もクリーニングでは取り除ける可能性があります。
気になるニオイを除去できる
マットレスについたニオイは、家庭用の消臭剤では取り除けないことが多いです。
クリーニング店では、汗や尿、血液などのタンパク質によるニオイに対応した専用の消臭剤を使用しています。この消臭剤は、タンパク質を分解する成分が含まれているため、ニオイのもとを取り除くことができます。基本的に人体には無害ですが、肌や鼻が過敏な方は、事前にクリーニング店に問い合わせをすると安心です。
マットレスのクリーニングを依頼する際の所要時間・料金相場・頻度
ここからは、マットレスのクリーニングを依頼する際に気になる所要時間・料金相場・頻度について解説します。詳細を理解したうえで、マットレスのクリーニングを依頼しましょう。
マットレスのクリーニングを依頼する際の所要時間
マットレスのクリーニングを依頼する際の所要時間は、マットレスの大きさや作業内容によって異なります。
スチーム処理や専用の洗剤と消臭剤を使用した処理のみであれば、3時間程度で作業が完了します。しかし、防臭加工や抗菌加工、シミ抜きなどを依頼する場合は、さらに時間がかかる可能性もあります。事前にクリーニング店へ所要時間を問い合わせておくと安心です。
マットレスのクリーニング料金の相場
マットレスのクリーニング料金の相場は、以下の通りです。
シングル | 8,000〜13,000円 |
---|---|
セミダブル・ダブル | 13,000〜15,000円 |
クイーン・キング | 15,000〜20,000円 |
ベビー・キッズ | 7,000〜10,000円 |
ベッドの種類によって相場は異なりますが、1つあたり10,000円~20,000円程度になると考えておきましょう。詳細については、クリーニング店に問い合わせると確実です。
マットレスのクリーニングを依頼する適切な頻度
マットレスのクリーニングを依頼する適切な頻度としては、2年に1度程度がおすすめです。2年以上クリーニングに出していない場合は、目に見えないカビやほこり、ダニの死骸がマットレスに蓄積している可能性が高いです。
カビやほこり、ダニの死骸が蓄積すると、マットレスの劣化が早まるため買い替えの出費が嵩んでしまいます。マットレスを衛生的に長く使うためには、定期的にクリーニングに依頼することをおすすめします。
マットレスはクリーニングに出して清潔に保とう
マットレスは目に見えないホコリやカビ、ダニ等が蓄積するため、定期的にクリーニングに依頼ことをおすすめします。クリーニング店では、専用の洗剤や機材を使用して汚れや臭いをきれいに除去してくれるので、気になる方は所要時間や費用も含めて一度問い合わせをしてみましょう。
布団のクリーニングはリナビスへ
本記事では、マットレスの洗濯方法やクリーニングを依頼するメリットなどをご紹介しました。毎日使う寝具を清潔に保ちたいという方は多いのではないでしょうか?そんな方には、リナビスの「布団丸ごと水洗いクリーニング」がおすすめです。
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